女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
過去の映画作品紹介(2002年)

『サラーム・シネマ』 『パープルストーム』 『遥かなるクルディスタン』 『田神有楽(でんしんゆうがく)』 「第3回東京フィルメックス開催」 「波をつくる女たち 映像とトーク/ライブ」 「香港ニューウエイブ・フェスティバル」 「香港映画の黄金時代 I」 『おばあちゃんのガーデン』 『シーディンの夏』 「10月11月の現代中国映画上映会」 「アジパラ・フリーマーケット」 『ホテル・ハイビスカス』 「映画をつくる女性たちの"格闘技"」 『バルニーのちょっとした心配事』 『プロミス』 『ピンポン』 「中国映画祭 恐るべき娯楽 7+23作品」 「中国映画の全貌2002〜百花繚乱中国映画+香港映画」 『春の日は過ぎゆく』 『ぴぐれっと』 『ガウディ・アフタヌーン』 「今月のアジア映画」 「第9回シネマコリア上映会」 『しあわせ色のルビー』 「パルテノン多摩シネコレクション/アジア・ドキュメンタリー映画特集」 『鬼が来た!』 『少年と砂漠のカフェ』 『折り梅』 『原始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯』 『カンダハール』 「明治学院大学芸術学科主催 第7回日本映画シンポジウム」 『アリスの出発(たびだち)』 『聖石傳説』 『冷戦』 『上海アニメーションの奇跡』 『アンディ・ラウの戦火の絆』 『サンキュー、ボーイズ』 「80's グラフィティ オン スクリーン」 『ふたつの時、ふたつの時間』 『寵愛』 『レプリカント』 『SEX & THE CITY』 『ソウル』 『ピアニスト』 『情事』 『化粧師KEWAISHI』 『タイムリセット 運命からの逃走』 『ビューティフル』 『スカーレット・ディーバ』 「香港映画サポーターナイト」 『無問題2』 『しあわせの場所』 現代中国映画上映会2月の上映 『私が女になった日』 『沈みゆく女』 「マフマルバフ映画家族」

『サラーム・シネマ』
(イラン モフセン・マフマルバフ)1995年製作

1995年の東京国際映画祭でこの作品を観たときの驚きを思い出します。 映画のオーディションを映画にしてしまうなんて、なんて面白い発想なんだろうって。 『サイクリスト』は自転車でひとつの場所をクルクル回っている映画だし、 マフマルバフ監督作品のアイデアはほんとに面白い。

その『サラーム・シネマ』が、公開されることになりました。皆様ぜひぜひ観てください。 ちなみに、このオーディションで選ばれた人が出た作品『パンと植木鉢』『ギャベ』 も一緒に上映されます。こちらを先に観てから、 『サラーム・シネマ』を観るともっと面白い!

(宮崎)

宣伝担当のムヴィオラからのお知らせ:

<トークイベントのご案内>

サラーム・シネマ モフセン・マフマルバフ監督作品
映画大好き人間、全員集合!!!
初日11/9(土)、2週目11/16(土)に特別トークショーを開催! 
http://www.imageforum.co.jp/makhmalbaf/index.html
場所:シアター イメージフォーラム TEL: 03-5766-0114
映画は凄い。人間は面白い。怖いほどの洞察眼マフマルバフが描く 映画の国イランの愛すべき人間図鑑。
『サイクリスト』が「全イラン人が見た」映画なら、『サラーム・シネマ』は 「全イラン人が出たがった」映画といえるだろう。
次回作へのオーディションが、いつのまにやら映画になっている! マフマルバフらしいマジックが際立つ1本。
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速報! 2週連続スペシャルトークショー開催
『サラーム・シネマ』上映+特別トークショー

場所:シアター イメージフォーラム

11月9日(土)午後1:00の回終了後
出演:田中要次さん(俳優)
数々の日本映画に出演、ぴあの連載「この映画、誰と行く?」 でもおなじみの田中要次さんが、オーディション秘話を交えながら、 『サラーム・シネマ』の面白さを語り尽くします。
11月16日(土)午後7:00の回終了後
出演:宇田川幸洋さん(映画評論家)×町山広美さん(放送作家)
著書「無限地帯」も好評の宇田川幸洋さんと、 ananの映画コラムが人気の町山広美さんのスペシャル対談。 『サラーム・シネマ』とマフマルバフ本来の魅力に迫ります。

当日は『サラーム・シネマ』の前売り券、または当日料金にてご覧いただけます。


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『サラーム・シネマ』配給:オフィスサンマルサン
宣伝・お問合せ ムヴィオラ(武井、伊藤、吉川)TEL:03-5366-1545

『サラーム・シネマ』11月9日よりシアター・イメージフォーラムで公開。

3本見ると、もっと面白い。 『サラーム・シネマ』でオーディションに合格した二人が主演するマフマルバフの傑作 『パンと植木鉢』、『ギャベ』モーニングショー決定!(連日11:15〜)

  11/09(土)〜11/15 (金)『パンと植木鉢』
  11/16(土)〜11/22(金)『ギャベ』

公式 HP >> http://www.imageforum.co.jp/makhmalbaf/
イメージフォーラム HP >> http://www.imageforum.co.jp/



『パープルストーム』(紫雨風暴 PURPLE STORM)

1999年/香港/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/113分

<スタッフ>
監督  テディ・チャン
脚本 ジョージョー・ホイ、クラレンス・イップ、ラム・オイワー  

テロ組織の中で成長した青年トッド(呉彦祖:ダニエル・ウー)が警察との攻防で受傷し、 記憶喪失になる。警察は彼に新たな記憶を植え付け、潜入捜査官として組織に送る。 少しずつ蘇る記憶に苦しむトッド。 『美少年の恋』で、制服姿もまぶしい警官役でデビューした呉彦祖が好演。 脇を固める面々も渋い。たたき上げのテロリストである父親ソンに、 久々映画に登場の甘國亮(カム・コクリョン)、恋人役に何家の淑女、 何超儀(ジョシー・ホー)。 対テロ部隊の長にシンガーソングライターの周華健(エミール・チョウ)。 新しい記憶を刷り込む女医役に、監督業にも進出の陳冲(ジョアン・チェン)。

ストーリーもよどみなく、アクション、撮影などで数々受賞したのが頷ける作品。 NYのテロがつい脳裏に浮かび、なぜこんなに戦わなくてはならないのか、 と思ってしまう。やたら人が死んでいくので、ラストにちょっとホッとした。

(阿媽)

11/16(土)よりキネカ大森にて公開
イベント、プレゼントあり。要チェック!

キネカ大森 >> http://kineca.m78.com/
公式サイト >> http://www.emovie.ne.jp/movie/purplestorm/index.html



トルコの女性監督イェスィム・ウスタオウル作品 『遥かなるクルディスタン』 
1999年 トルコ・ドイツ・オランダ 109分
原題: Journey to the Sun
          
11/2 より BOX東中野で公開
12:00/PM 2:20/4:40/7:00
BOX東中野 http://www.mmjp.or.jp/BOX/
配給:若松プロダクション・シネマスコーレ
配給協力: グアパ・グアポ

イスタンブールで暮らすトルコ西部出身のトルコ人メフメットには、 クリーニング店で働く恋人のアルズがいる。

ある晩、彼はサッカー中継に興奮した暴徒に追われたことがきっかけで、 東部出身のクルド人ベルザンと知り合う・・・・。

2人の男と1人の女の友情や恋を描きながら、 クルド人への差別や偏見をトルコの内側から描いた問題作。

Web版特別記事 >> イェスィム・ウスタオウル監督インタビュー



長編ドキュメンタリー『田神有楽(でんしんゆうがく)』
カラー/113分/16mm/スタンダードサイズ

青森県・下北半島・六ヶ所村。
核廃棄物基地問題に揺れ動くこの地に、静かなる闘いを続ける一人の男がいる。
ただ一度の人生を賭けて、田を、村を、森を守り通した男の、魂の物語。

監督:加藤鉄
企画・製作:東風舎 望月良衛
撮影:山田達也 柳田義和
整音:田辺信道 協映スタジオ
編集:福田千賀子
音楽:インドラ グルン  バンブーフロムアジア

11月30日(土)よりラピュタ阿佐ヶ谷にて公開

ラピュタ阿佐ヶ谷 HP >> http://www.laputa-jp.com/



「第3回東京フィルメックス開催」
12月1日(日)〜12月8日(日)
有楽町朝日ホール、銀座シネ・ラ・セット、浜離宮朝日ホール

アジアの新進作家の作品、カンヌやベルリンを沸かせた作品の上映など、 こだわりの映画が紹介されます。

シネマジャーナル56号で、 水間さんが韓国に観に行ってレポートした『チャンピオン』をはじめ、 本誌でおなじみのジァ・ジャンクー監督の『青の稲妻』、 アンホイ監督の『幽霊人間』などが上映されます。

公式 HP >> http://www.filmex.net/



「波をつくる女たち 映像とトーク/ライブ」

2002・12・08(sun) in UPLINK FACTORY
主催:「波をつくる女たち」実行委員会


(ちらしより)
女がみせる。ここまで見せるか。
見せる相手はオヤジなんかじゃない。
〈わたし〉に向かって、女全開のメッセージ。

上野千鶴子


オンナが創る映画を観たい。
「女」なんてひとくくりにできるもんじゃなくて、
みんな違うんだということを、
オンナたちは、私に教えてくれるから。
オンナがつくる映画には、いつだって、
リアルなオンナが生きているから。

北原みのり


11:00〜12:30
¥1600
トリノ国際女性映画祭最優秀賞受賞
『Nu Shu/女書』
監督:ユーチンヤン/58min/中国・カナダ

儒教思想の封建制度の下で女が纏足を強いられた時代、 女だけが読み書きできる文字「女書」があった。しかしその存在は隠されていた。 ヤン監督は「それがどんなものか」「なぜ隠されていたのか」を探る。


talk
斎藤綾子(映画評論家)




13:30〜15:00
¥1600
2001ソウル女性映画祭アジアンショートコンペティション観客賞受賞
「Dear Tari」
監督:山上千恵子/42min/日本

パフォーマンスを通してセクシャリティーを問いつづける イトー・ターリの姿に作者の思いを重ねたドキュメンタリー。


「ディズリ・リム短編集」
監督:リム・デズリ/日本・カナダ

●「Dyke -- Just Be It」2min
日本のレズビアンのビジビリティーを訴えるプロモ・ビデオ。
●「♀RoTiCiSm エロティシズム」7min
女たちへのあふれる愛をアート感覚でつづった映像詩。


talk
イトー・ターリ(パフォーマンスアーティスト)
山上干恵子(監督)
リム・デズリ(監督)



16:15〜17:35
¥1600
山形国際ドキュメンタリー映画祭日本パノラマ
「そして彼女は片目を塞ぐ」
監督:根来祐/48min/日本

若者たちに増えている過食、拒食、自己誘発嘔吐などの摂食障害の症状は 単なるメッセージでしかない。その背景には社会と自分との価値観のギャップの中でもがく姿がある。 摂食障害を認めた監督自身が自助グループの仲間と出会い アイデンティティーを再構築していく様を描いた作品。

talk
北原みのり(ラブ・ピースクラブ代表)
根来祐(監督)



18:30〜
¥2300 (ライブ付)
「What's up? / なんなの?」
監督:ソン・ユウペイ、チャー・インホン、ジェン・インタン、 ツィー・チンツァイ/37min/台湾

おしっこの仕方によって女の子の気質や動作は変わるか? 4人の監督はトイレの中での行動をチェックするという大胆な映画をつくってしまった。


「The Tampon manual / タンポンマニュアル」
監督:セルン・ソン/14min/韓国

タンポンは単なる生理用品ではありません。もっと素敵な使用方法があるのです。 どうぞこのコマーシャルをご覧ください。


「Do you believe the force of music? / 音楽の力を信じますか?」
監督:イダ/25min/韓国

音楽で楽しい生き方を見つけていきたいと願う若いフェミニストシンガーたちの パワー溢れるドキュメンタリー


live
20:00〜
韓国フェミニストシンガー初来日! チ・ヒョン LIVE

90年代後半から女性の視点でフェミニストシンガーとして歌をつくり 音楽活動をしている。
レズビアンでもあるチ・ヒョンの過激でパワフルな歌は韓国の女性たちに大ウケ。
「Do you believe the force of music?」にも出演している。

A・B・Cプログラム
前売り ¥1500
当 日 ¥1600
Dプログラム
前売り ¥2000
当 日 ¥2300
※全てワンドリンク付き、完全入替制

アップリンクファクトリー
〒150-0041
東京都渋谷区神南1-8-17横山ビル5F
TEL:03-5489-0750
FAX:03-5489-0754
factory@uplink.co.jp

主催:「波をつくる女たち」実行委員会
softvanilla@geocities.co.jp

公式 HP >> http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3479/
UPLINK FACTORY HP >> http://www.uplink.co.jp/factory/



『香港ニューウエイブ・フェスティバル』開催!
 〜返還5周年記念 グルメ・ライブ・シネマ 豪華3本立てのBigイベント〜
 2002/11/01 -- 11/30

『Fat Choi Spirit』

『Fat Choi Spirit』

イベントの内容は、香港を代表するアーティストによる最新ライブ、 香港料理大賞受賞のシェフによるグルメの夕べ、 日本未公開映画をはじめとした香港映画の上映、 そして、香港でこの冬行われるウィンターフェスタを満喫するツアーだそうです。

香港ニューウエイブ・ライブ
イーキン・チェン、ルイス・クーなど 今をときめく香港明星、そしてMCにジェリー・ラムを迎え、香港の最新ライブ空間を体感できます。
会場:東京・お台場 Zepp Tokyo
日時:11月25日(月)18:00 open / 19:00 start

香港ニューウエイブ・シネマ
日時:11月23日(土)〜30日(土)
会場:品川プリンス プリンスシネマ 一般館(2館)
上映時間:オールナイト(3本立て)
料金:当日券1,800円
問合せ:03-5219-8294 (香港ニューウエイブ・フェスティバル事務局)


『2002』

『勝者為王 --Born to be king--』

公式 HP >> http://www.discoverhongkong.com/jpn/news/hknw/



香港映画の黄金時代 I

日中国交正常化30周年記念 連続シンポジウムと上映
香港映画の黄金時代 I
第1部 宝田明と尤敏(ユー・ミン)〜愛の“香港三部作”
第2部 文壇の寵児・張愛玲(チャン・アイリン)〜文学と映画の間

〔会期〕 2002年11月28日(木)〜12月1日(日)
〔会場〕 国際交流基金フォーラム
〔主催〕 国際交流基金アジアセンター
〔協力〕 東宝、キャセイ・クリス・フィルム、香港電影資料館
〔企画協力〕 ぴあ
〔趣旨〕 アジアセンターは従来より、アジア映画の歴史を見直す諸特集を実施してまいりましたが、日中国交正常化30周年を記念して実施する本特集では、映画産業が全盛期を迎えつつあった1960年代の香港映画を取り上げます。第1部では、日本との交流が進むなか、東宝と香港の合作として広くアジア各地で人気を博した宝田明主演の“香港三部作”('61〜'63)を一挙上映。関連シンポジウムには宝田氏も登場します。また第2部では、上海文壇の寵児として知られる女性作家、張愛玲(チャン・アイリン)が脚本を担当した香港製コメディー映画群を本邦初公開いたします。
〔上映作品〕 ※(4)〜(6)はビデオ上映、日本語字幕付
第1部 宝田明と尤敏(ユー・ミン)〜愛の“香港三部作”
  1. 千葉泰樹監督『香港の夜』1961年、東宝=キャセイ合作、118分
    東宝とMP&GI(キャセイ) が合作した、宝田明=尤敏コンビの記念すべき第1作。新聞社の香港特派員(宝田)が日本人を母に持つ女性(尤敏)と出会い、戦時中の日本で行方不明になった彼女の母親を探す過程で心を通わせていく。『慕情』を思わせる物語設定も手伝って大ヒットとなり、本作で日本デビューした尤敏も一躍人気者となった。
    香港の夜 ©東宝
  2. 千葉泰樹監督『香港の星』1962年、東宝=キャセイ合作、108分
    『香港の夜』に続くシリーズ第2作。商社の香港駐在員(宝田)と難民診療所の女性医師(尤敏)の出会いから別れまでが、香港、東京はもとより北海道、シンガポール、クアラルンプールまでを舞台に展開され、当時の東南アジアの状況を知ることができる。本作のヒットによって、日本での“尤敏フィーバー”は最高潮に達した。
  3. 千葉泰樹監督『ホノルル・東京・香港』1963年、東宝=キャセイ合作、102分
    『香港の星』に続くシリーズ最終作。当時の海外旅行の代名詞であったハワイでの出会いを経て、真珠商会の御曹司(宝田)とミス・ハワイに選ばれた女子学生(尤敏)の恋の顛末は東京、香港へと移っていく。同時期に撮影中だった『ハワイの若大将』の加山雄三が、東宝的合理主義の発想で本作にも出演している。
第2部 文壇の才媛・張愛玲(チャン・アイリン)〜文学と映画の間
  1. 岳楓(ユェ・フォン)監督『恋の行方』情場如戦場 1957年、キャセイ、91分
    張愛玲がMP&GI(キャセイ)作品に初めて脚本を提供した作品。平凡な会社員、大富豪の娘、執筆に追われる作家先生、美人にいれあげる考古学教授などが入り乱れ、恋の行方はどうなることやら……。監督の岳楓は30年代上海映画の黄金時代を担い、戦時中には阪東妻三郎主演の『狼火は上海に揚がる』(44)を稲垣浩と共同監督したベテラン。
    恋の行方
  2. 唐煌(タン・ホァン)監督『ジューン・ブライド』六月新娘1960年、キャセイ、97分
    張愛玲が得意とした香港流スクリューボール・コメディの代表作。フィアンセの待つ香港へ帰る船旅で、突然巻き起こった恋のゲーム。果たして恋人たちは結婚式まで無事に到達できるのか……。監督の唐煌はミュージカルやコメディを得意としたキャセイの看板監督。本作でも歌って踊れるスターたちの魅力を引き出している。
  3. 王天林(ワン・ティアンリン)監督『家族』小児女 1963年、キャセイ、100分
    コメディと並んで張愛玲が得意とした、叙情的で哀感に満ちたホームドラマの一本。幼くして母を亡くした景慧がかつての同窓生と交際を開始すると、父親にも再婚話が浮上する。父と子のダブル恋愛の顛末は……。「香港三部作」を終えたばかりの尤敏が、『香港の星』『ホノルル・東京・香港』と同じく王引とコンビを組んで親子役を演じている。
〔シンポジウム〕 ●シンポジウム(1)「日本香港映画交流史」 四方田犬彦(明治学院大学教授)、門間貴志(明治学院大学講師)
●シンポジウム(2)「戦後中華圏映画の黎明〜上海から香港へ」 羅?(ロウ・カー、香港電影資料館)、宇田川幸洋(映画評論家)、松岡環(アジア映画研究者)
●シンポジウム(3)「張愛玲〜上海文壇から香港映画界へ」 黄淑嫻(メアリー・ウォン、香港嶺南大学講師)、藤井省三(東京大学教授)、池上貞子(跡見女子大学教授)
●「宝田明大いに語る」スペシャルゲスト:宝田明 聞き手:藤井省三、四方田犬彦、ほか
〔タイム
テーブル〕
11月28日(木) 14:00『香港の夜』
16:30『香港の星』
19:00『ホノルル・東京・香港』
29日(金) 14:00『恋の行方』
16:30『ジューン・ブライド』
19:00『家族』
30日(土) 11:30『香港の夜』
13:30シンポジウム(1) 
15:30『香港の星』
17:30宝田明大いに語る
19:30『ホノルル・東京・香港』
12月1日(日) 11:00『恋の行方』
12:30シンポジウム(2)
14:30『ジューン・ブライド』
16:30シンポジウム(3) 
18:30『家族』
〔チケット〕 前売/1回券800円、3回券2100円(チケットぴあTEL(03)5237-9999にて販売)
当日/1回券1000円、3回券2400円(会場にて販売)
(国際交流基金友の会・賛助会会員、65歳以上の方は、当日受付にて証明書をご提示いただければ、前売り料金扱いとなります。)
〔問合せ〕 「香港映画の黄金時代I」事務局(ぴあ(株)PFF事務局内)TEL(03)3265-1425

国際交流基金 HP >> http://www.jpf.go.jp/j/

シネジャに「サンフランシスコだより/キャピトラだより」を連載中の斎藤愛さんが、 『恋の行方』『ジューンブライド』『家族』などの字幕・翻訳を担当しておられます。 次号にもその裏話が掲載予定です。お楽しみに。



ドキュメンタリー・ドラマ『おばあちゃんのガーデン』上映会

関東大震災の翌年、カナダに渡った、現在104歳の「おばあちゃん」アサヨ・ムラカミさんの 生涯を、孫のリンダ・オーハマさんが描いた映画『おばあちゃんのガーデン』が 各地で上映中されてきました。あと2回上映が残っています:


11月29日(金) 兵庫県
内容:上映及び監督らによる解説と質疑応答
時間:16:30 〜 19:30
会場:関西学院会館レセプションホール

11月30日(土) 大阪府
内容:上映及び監督らによる解説と質疑応答
時間:13:30 〜
会場:朝日新聞大阪本社のコミュニケーションホール

問い合わせ先:カナダ総領事館 TEL:06-6212-4910 (寺下さん)

公式 HP >> http://homepage3.nifty.com/acchiyo/



『シーディンの夏』+ Nathalie Wise 
11月29日(金)19時開場 19時30分開演
The Garden Hall(東京・恵比寿)
前売り2000円 当日券2500円
全席自由

time schedule
『BABY FACE』上映(30min)
『シーディンの夏』上映(60min)
鄭有傑+高野寛 トークショー(20min)
Nathalie Wise スペシャルライヴ(60min)
*終演予定時間 22:30
*映画の上映は日本語字幕付き・ビデオ上映となります 

詳細 >> http://www.five-d.co.jp/nw/nw_cine/



10月11月の現代中国映画上映会

現代中国映画上映会で、先日の中国映画祭2002で上映された3作品が 上映されます。見逃された方、もう一度観てみたいと思われる方、ぜひどうぞ。 「ザ・トリートメント」は中国映画祭では北京語吹き替え版が上映されましたが、 今回は原版(英語セリフ)+日本語字幕での上映だという噂も……。 残念、同じフィルムだそうです 結局、オリジナル版が上映可能になったようです!!!詳しくは公式サイトをご覧下さい。 (10/17)

「ラブストーリー・バイ・ティー(菊花茶)」10月12日(土)午後6:55〜
「ザ・トリートメント」10月25日(金)午後6:55〜
「天国の草原」11月9日(土)午後6:55〜

上映会場:文京シビックセンター・小ホール

公式 HP >> http://www.parkcity.ne.jp/‾gentyuei/



「アジパラ・フリーマーケット」にシネジャも参加
文化放送ラジオフェスティバル2002
「アジパラ放送100回記念 アジパラ・フリーマーケット」
11月3日(日)4日(月)10時ー17時。
場所:明治神宮外苑軟式草野球場(絵画館前)
雨天決行

シネジャもフリーマーケットに参加し、シネジャを販売する予定です。

BSQR.NET HP >> http://www.bsqr.net/
アジアンパラダイス HP >> http://www.bsqr.net/asian/index.html
文化放送 HP >> http://www.joqr.co.jp/



『ナビィの恋』の中江裕司監督最新作 『ホテル・ハイビスカス』東京国際映画祭で上映!

シネマジャーナル56号の 「南島映画通信」でもオーディションのレポートをお伝えしている、 待望の中江監督最新作が、東京国際映画祭で上映されます。 沖縄の小学生、美恵子の成長物語ということですが、 どんな作品に仕上がっているか楽しみです。

10/28(月)3:45PM シネフロント 全席指定1000円
10/31(木)7:30PM オーチャードホール 全席自由1000円

公式 HP>> http://www.shirous.com/hibiscus/



「映画をつくる女性たちの"格闘技"」

国際女性映画祭で上映される『映画をつくる女性たち』の熊谷博子監督によるメッセージの転載です。

熊谷博子です。
皆様、ご無沙汰しています。

私の作った下記の作品を来週の東京国際女性映画祭で上映します。
やっとできて、目下くたくたです。

 『第15回東京国際女性映画祭記念作品
    映画をつくる女性たち』(1時間44分)
 29日(火)12:00〜
 30日(水)18:30〜
     青山の東京ウィメンズプラザ
     前売り1000円 当日1200円 

おもしろいです。 これまでの東京国際女性映画祭に参加した日本の女性監督とプロデューサー、 20人あまりのインタビューと作品で構成しているのですが、 私は基本的に映画をつくる女たちの"格闘技"としてつくりました。

それぞれの人生がなかなかで、元気が出ます。

詳しくは、以下の私がプログラムに書いた文章、お読みください。


<東京国際女性映画祭プログラム原稿>

第15回東京国際女性映画祭記念作品
『映画をつくる女性たち』

   この作品は、過去14回の東京国際女性映画祭に、自らの作品を持って参加した、 20人あまりの日本人女性監督・プロデューサーたちをインタビューしたものである。 それぞれの人生がとても重たかった。実行委員会の依頼で始めたのだが、私は撮りながら、 共感したり、発見したり、尊敬しなおしたり、最後にとてつもない大きな贈り物をもらった気になった。

今から40年前、日本では、当時は本当に稀だった女性監督が「よーいスタート」 をかけると、"女の言うことが聞けるか"と、照明を消されたこともあった。 その後も特に劇映画の現場では、女性は女優かスクリプターか ヘアメイクくらいしかいない時代が長かった。女性が監督になる方法がなかったので、 道を求めて海外へ勉強しに行った人もいた。

この映画祭が始まった17年前、日本から参加したのは羽田澄子さんわずかに1人だけだった。 しかし年ごとにその数は増え、これまでに27人の映画を上映してきた。

私は、映画を作ることは、自分の人生を色濃く投影させることだと信じている。 特に女性の場合はそうだ。今回登場するのは、羽田澄子、宮城まり子、栗崎碧、関口典子、 山崎博子、槙坪夛鶴子、村上靖子、藤原智子、栗原奈名子、奈良橋陽子、渋谷昶子、 高山由紀子、松浦雅子、松井久子、浜野左知、田中千世子、高野悦子、岡本みね子、 飯野久さん、そして私。わっ、すごいなと思わず叫びたくなる顔ぶれである。 他にも撮影時期が合わず、残念ながらインタビューできなかった人もいた。

私は実は、"格闘技"の映画を作りたかった。 映画というきわめて厳しいが比類なくおもしろい場で、皆、様々な格闘をしてきからだ。 自分自身と、スタッフと、映像と、お金と、家族と、そして時代と・・・・。 そしてこの映画祭があることは、誰にとっても大きな励みになっていた。

時代が変わったのではなく、映画を通して、 おんなたちが積極的に時代を変えていったのだと思う。生き生きとした意志と勇気を、 見て下さる多くの人々と共有したい。

                              

熊谷博子

<製作スタッフ>

監督       熊谷博子
撮影       馬場宏子
照明・録音    石田 厚
編集       大橋富代
音楽       本田成子
ナレーター    中里雅子

企画・製作    東京国際女性映画祭実行委員会
         高野悦子 大竹洋子 小藤田千栄子
         羽田澄子 内田ひろ子

ぜひぜひ、見てください。前売りは、チケットピアか岩波ホールで扱っていますが、 私扱いで、当日、受付に置いておくこともできます。

熊谷博子
なお、転載歓迎です。



『バルニーのちょっとした心配事』
監督:ブリュノ・シッシュ
出演:ファブリス・ルキーニ、ナタリー・バイ、マリー・ジラン、ヒューゴ・スピーア

なぜかもててしまうおじさんの贅沢な悩みの映画です。
中年サラリーマンのバルニーは、フランスの港町に愛する妻と娘の幸せな家庭を持っています。 が、勤め先のロンドンには、ハンサムな青年マークと若くて美人のマルゴという男女1人ずつの恋人がいます。 さえないおじんやのになんでやねん?な設定です。

3人の間でうまくやってきたのに、各々から誕生日プレゼントに 「オリエント急行チケット」を贈られてしまいます。 もちろん同じ日!身体は一つ、さてどうするバルニー!?

自業自得なのに懲りもせず、修羅場にもせず、カラッと明るいコメディに仕立ててしまう手腕は、 さすがラブロマンスの国、フランス。

シャンテシネにて10/19より公開決定!
前売り鑑賞券を劇場窓口にてお求めの方には、「ローズ・ポプリ」プレゼント。 薔薇は映画にちなんでいるのです。あら、おしゃれ!

アルシネテランHP >> http://www.alcine-terran.com/new/new.html



プロミス

2001年/アメリカ
共同監督: ジャスティーン・シャビロ/B.Z. ゴールドバーグ/カルロス・ボラド
配給:アップリンク

Web版特別記事
パレスチナ情勢が混迷を深める今、和平への糸口を探るドキュメンタリー『プロミス』に注目! -- 作品紹介 / 監督トークショー レポート / 監督インタビュー レポート

アップリンクHomepage: http://www.uplink.co.jp/film/promises/index.html
Shaheen's Homepage : http://homepage2.nifty.com/shaheen/promises.html


イスラエルとパレスチナの関係が比較的穏やかだった1997年〜2000年にかけて、 パレスチナ自治区やエルサレム近郊の子供たちと、監督の一人である B.Z. ゴールドバーグとの交流を追ったドキュメンタリー映画。
撮影をしていく内、思いもかけずユダヤ人の双子の兄弟がパレスチナ難民キャンプを 訪れるという形で、ユダヤ・パレスチナ双方の子供たちの交流が実現します。 それは束の間の友情で終わってしまうけれど、ひとときの触れ合いが、 ほんの少しでも歩みよりのきっかけになったことを、この映画は私たちに教えてくれます。 暴力の連鎖で、ますます和平実現が遠のいた今、ぜひ見て欲しい一作です。

★上映予定★
東京 BOX東中野(03-5389-6780) 7月13日(土)より夏休みロードショー!
大坂 シネ・ヌーヴォ(06-6582-1416) 8/31〜9/27
宮崎映画祭(実行委員会:0985-60-3911) 9/15、16
金沢 シネモンド(076-220-5007) 9/21〜27
札幌 シアターキノ(011-231-9355) 10/5〜18
名古屋 シネマテーク(052-733-3959) 10/12〜25(予定)


サッカーの次は卓球だ!? 〜『ピンポン』映画紹介

天才漫画家、松本大洋の同名コミックの完全映画化。脚本は『GO』の宮藤官九郎。 卓球に青春をかける高校生のひたむきな姿と友情を描く。 監督は、本作が長編第1作となる曽利文彦。デジタルの第一人者らしく、 最新のCGを駆使した卓球シーンは圧巻。 主演は窪塚洋介。 SUPERCARらのアーティストが参加した音楽も熱い映像を盛り上げている。

〈CAST〉
窪塚洋介
as
ペコ
ARATA
as
スマイル
サム・リー
as
チャイナ
中村獅童
as
ドラゴン
大倉孝二
as
アクマ

監督/曽利文彦 脚本/宮藤官九郎
出演/窪塚洋介、ARATA、サム・リー、中村獅童、大倉孝二、松尾スズキ、夏木マリ、 竹中直人他

2002年/1時間54分/配給 アスミック・エース

2002年7月20日(土)より、渋谷シネマライズ、テアトル新宿、銀座テアトルシネマ にて大公開
〜監督・出演者により初日舞台挨拶も決定〜

(大澤ゆみ)

公式 HP >> http://www.pingpong-movie.com/


[8/18追加]

7月20日(土)海の日、『ピンポン』公開初日に、渋谷・新宿・銀座の劇場で 監督・出演者らの舞台挨拶が行われた。
今回の舞台挨拶は、往復ハガキで応募し、抽選で当たった人だけが見ることができるというもの。 6回の舞台挨拶に1万通以上の応募があったそうだ。
渋谷・シネマライズでの舞台挨拶は、曽利文彦監督、窪塚洋介、ARATA、大倉孝二、 サム・リーに加え、夏木マリが飛び入りで参加し、6人で行われた。


左からサム・リー、ARATA、窪塚洋介、大倉孝二、曽利監督
『ピンポン』
渋谷・シネマライズ、テアトル新宿、銀座テアトルシネマ他にて絶賛公開中

(大澤ゆみ)



中国映画祭   恐るべき娯楽 7+23作品

日中国交正常化30周年記念事業“2002年「日本年」「中国年」”の一環として、 中国映画祭が開催されます。
『山の郵便配達』の霍建起監督はじめ約20名の大型代表団の来日も決定! 有楽町で中国に浸りましょう!

会期: 2002年9月18日〜9月22日

エンターテイメント7作品  (上映場所: 有楽町マリオン朝日ホール)
北京バイオリン』、『ライフショー』、『ザ・トリートメント』、 『ラブストーリー・バイ・ティ』、『ザ・ミッシングガン』、『ザ・フルムーン』、 『天国の草原
これまで日本で公開されてきた、いわゆる中国風とは違う、 今の中国の庶民の人たちが好んで観るタイプの作品で、 ほとんどの作品がアメリカでの公開も決まっている娯楽作品。

ドキュメンタリー&アニメーション23作品 (上映場所:東京国際フォーラム映像ホール)
珍貴自然集』、『20世紀中国映像集』、『珍貴創造集』、 『上海アニメーション
過去に撮影された国宝級の短編ドキュメンタリーおよびアニメーション23作品を 上記4プログラムに編集してデジタル上映。

9月19日、全回舞台挨拶決定!!

11:45〜  「ライフショー」  霍建起 (監督)『山の郵便配達』
陶紅  (主演女優)
14:05〜  「天国の草原」  麦麗絲 (女流監督)
16:25〜  「ザ・トリートメント」  蒋[雨/文]麗 (主演女優)NHKドラマ『大地の子』
18:15〜  「ラブストーリバイティ」  金〓(監督)(〓:王へんに深のつくり)
呉越(主演女優)
陳建斌(主演男優)

中国映画祭 公式 HP >> http://www.china-ff.com/



中国映画の全貌2002〜百花繚乱中国映画+香港映画

2002年7月6日(土)〜9月6日(金) 《7月18日(木)〜23日(火) 休映》
8月31日(土)〜9月6日(金)はアンコール上映
三百人劇場

日中国交正常化30周年と東光徳間中国映画交流25周年を記念して 『イチかバチか -- 上海新事情』 (シネマジャーナル55号の TOKYO FILMeX 2001 特集に記事あり!)と謝晋監督の最新作『栄光のフォワード No.9 -- 女子サッカーに捧げる』 を含む全百作品が上映されます。 見逃していた映画・もう一度スクリーンで観たい映画はありませんか? 詳しくは下記ホームページをご覧下さい。

公式 HP >> http://www.bekkoame.ne.jp/‾darts/pagej350.html

会場にシネマジャーナルの以下の号を置いていただけることになりました。 どうぞお求め下さい。



春の日は過ぎゆく

ホ・ジノ監督 2001年 韓国・日本・香港合作

昨年の東京国際映画祭で上映され、劇場公開が待ち望まれていた作品。
ユ・ジテ演じる純朴な青年サンウが、年上の女性に翻弄され傷つき大人になっていく 様子が繊細に綴られる。
イ・ヨンエ演じる年上の女性ウンスは、離婚歴があり恋に傷つく事から自分を守っているゆえ身勝手ととれる行動を繰り返して、サンウを苦しめてしまう・・・。

ふたりの演技、音楽、映像に酔いしれます。

6/22(土)〜ル・シネマにて公開
☆初日舞台挨拶あり。ホ・ジノ監督とユ・ジテが来日する予定です。

公式 HP >> http://www.shochiku.co.jp/harunohi/



『ぴぐれっと』〜カメラは20年間回り続けた。『奈緒ちゃん』から『ぴぐれっと』へ〜

2002年 伊勢真一監督

『ぴぐれっと』とは、横浜市泉区にある地域作業所のことで、 ハンディキャップを持つ人々とその家族の普段を支える生活支援の場である。 その『ぴぐれっと』で、自立を目指すひとりひとりの姿をとらえたドキュメンタリーだ。

伊勢監督の姪にあたる、てんかんと知的障害を合わせ持つ女の子「奈緒ちゃん」 を追ったドキュメンタリーから20年。 障害がある子供と、その子供が自立して生きていけるよう、協力して作業所を作り それを大きくしてきたお母さん達。 今回特別上映される『奈緒ちゃん』とともに、じっくり観たい作品である。

BOX東中野にて、連続モーニング(10:00上映)ロードショー
6/29(土)〜7/12(金) 8/24(土)〜8/30(金)『奈緒ちゃん』
7/13(土)〜8/23(金)『ぴぐれっと』
7/14(日)は奈緒ちゃん誕生日スペシャル!として、トーク&ライブ付き上映会が行われます。
19:00〜上映(22:00終了予定)*当日17:30より劇場受付にて整理券配布

伊勢真一監督 HP >> http://www2.odn.ne.jp/ise-film/



ガウディ・アフタヌーン

スーザン・シーデルマン監督 2000年 アメリカ・スペイン合作

『マドンナのスーザンを探して』や『シーデビル』などの代表作をもつ女性監督の作品。 ガウディの建築で有名なバルセロナが舞台。有名な建築物が映画の一部になっている贅沢な作品だ。 女優陣も豪華。ジュディ・デイビス、マーシャ・ゲイ・ハーデン、リリ・テイラー、ジュリエット・ルイスと個性派ぞろい。

見知らぬ女性から夫探しを頼まれて、引き受けてしまって家族の騒動に巻き込まれてしまう。 その家族というのが性別を超えていて・・・。ガウディの建築物のように奇抜で複雑で、だけどどこか温かい物語。

6/22(土)〜新宿テアトルタイムズスクエアにて公開

☆今作公開を記念して、スペイン映画の傑作、 『オール・アバウト・マイマザー』(6/22〜28)と 『蝶の舌』(6/29〜)を連日10:20よりモーニング上映予定。

公式 HP >> http://www.tdf.toshiba.co.jp/tdf/gaudi/



今月はアジア映画が大挙して公開されます。全部観られるかな・・?

6/1(土)〜 (上映中)

少林サッカー (チャウ・シンチー監督 2001年香港)

説明無用のおもしろさ!これを観たら、W杯も物足りない!?
渋谷東急・新宿東急他
公式 HP >> http://www.shorin-soccer.com/

エンジェル・スノー (ハン・シスン監督 2001年韓国)

やっと授かった赤ちゃんが1日しか生きられないとしたら・・・?
イ・ソンジェとコ・ソヨン演じる夫婦愛に泣かされます。
新宿武蔵野館
公式 HP >> http://www.cinema.ne.jp/angel-snow/

少年の誘惑 (ヤン・シン監督 2002年日本、中国)

文化大革命時代の北京を舞台に、少年ははじめての恋をする・・・。
渋谷シアターイメージフォーラム (レイトショー)
公式 HP >> http://www.movietv.co.jp/product/boy.html

6/8(土)〜 

きれいなおかあさん (スン・ジュウ監督 1999年中国)

コン・リーが、すっぴんで庶民的な中国の母親を演じる感動作。
日比谷シャンテ・シネ
公式 HP >> http://www.movietv.co.jp/product/kirei.html

銀杏のベッド (カン・ジェギュ監督 1996年韓国)

ハン・ソッキュの出世作、ついに日本公開!
1000年前の因縁によって不思議な出来事に巻きこまれていく男と女。
渋谷シネ・アミューズ
公式 HP >> http://www.gingkobed12.com/gingkobed12/index.html

6/15(土)〜

燃ゆる月 (パク・チェヒョン監督 2000年韓国)

『銀杏のベッド』の続編と言われているファンタジックな大作。
キム・ユンジン、シル・ギョング、チェ・ジンシルら、豪華キャストもみどころ。
有楽町スバル座
公式 HP >> http://www.gingkobed12.com/gingkobed12/index.html

重装警察 ダンテ・ラム監督 2001年香港)

ダニエル・ウー主演。香港警察の重装武器専門チームをめぐるポリスアクション。
キネカ大森
劇場 HP >> http://kineca.m78.com/



第9回シネマコリア上映会
日程:  7/27(土)東京 国際交流基金フォーラム
7/28(日)名古屋 愛知芸術文化センター12階アートスペースA
作品: 
『フランダースの犬/吠える犬は噛まない』
・シネジャスタッフにも好評だった、とっても新感覚なコリアンコメディ。
主演のイ・ソンジェ、ペ・ドゥナがイイ味出してます。
『恋風恋歌』
・日本初公開。
『友へ チング』のチャン・ドンゴン、『エンジェル・スノー』のコ・ソヨンという 韓国美男美女カップルのラブストーリー。
タイムスケジュール:
東京  13:00 受付
14:00『恋風恋歌』上映
16:30『フランダースの犬』上映
*上映後、ゲストトーク予定
名古屋 12:00 受付
13:00『恋風恋歌』上映
15:30『フランダースの犬』上映
*上映後、ゲストトーク予定
ゲスト:『フランダースの犬』 ポン・ジュノ監督

当日券のみ 1作品1500円 2作品2800円
受付開始時間より、整理番号付き当日券を発売


しあわせ色のルビー 〜人は誰でも心の中に燃えるルビーのような夢の宝石をを持っている〜

1998年 アメリカ映画
ボアズ・イェーキン監督

伝統的で閉鎖的なニューヨークのユダヤ人コミュニティの中で、良妻賢母として 生きているソニア(レニー・ゼルウィガー)。義兄の宝石店で働きはじめたソニアは 次第に自分の才能を開花し、窮屈な世界から逃れられる仕事にのめりこんでいく・・・。

5/18〜日比谷スカラ座2他よりロードショー公開

公式 HP >> http://www.prenomh.com/rubie/index.html
日比谷スカラ座 HP >> http://www.toho.co.jp/scala-za/welcome-j.html



パルテノン多摩 シネコレクション「アジア・ドキュメンタリー映画特集」

日本、台湾、韓国、パレスティナ、イスラエル、イラン…、幅広いアジア地域から、 様々なテーマのドキュメンタリー映画作品を上映。アジアの現在を伝えます。

日時: 2002年6月27日〔木〕〜29日〔土〕 7月5日〔金〕〜7日〔日〕 
場所: パルテノン多摩小ホール
     京王線・小田急線・多摩モノレールの多摩センター駅下車徒歩5分。 

A「虹のアルバム・僕は怒れる黄色'94」(94/フィリピン)
B「ナヌムの家」(95/韓国)
C「あんにょんキムチ」(99/日本)
D「望郷」(97/台湾)
E「イラン式離婚狂想曲」(98/イギリス=イラン)
F「梅香里」(01/日本=韓国)
G「Mardiyem 彼女の人生に起きたこと」(01/日本)
H「そして彼女は片目を塞ぐ」(01/日本)
I「テヘラン25時」(99/イラン)「母の家は入り江」
 (99/イラン)「日蝕」(00/イラン)
J「夢の中で」(99/オーストラリア)
 「愛についての実話」(01/オーストラリア)
K「日本鬼子 リーベンクイズ」(00/日本)
L「ニュースタイム」(01/パレスティナ)
 「モーゼからの権利証書」(98/パレスティナ)
M「エルサレムの家」(98/イスラエル)
N「戦争の記憶」(98/イスラエル)
O「夢と恐怖のはざまで」(01/パレスティナ)
P「江湖」(99/中国)
Q「戦争と平和」(01/インド)


チケットは、5月8日発売開始。 
チケットパルテノン 042−376−8181
もしくは、チケットぴあ で!

1 回券 当日 ¥600 前売り¥500 
3 回券(前売のみ)¥1,500 
6/27(木) A 11:00 B 14:30 C 16:30 D 17:45 E 19:30
6/28(金) F 11:00 G 13:15 H 15:30 I 17:00 J 18:30
6/29(土) F 11:00 C 12:45 K 14:30 D 18:00 B 19:45
7/5(金) L 11:00 M 13:15 N 15:00 O 17:15 P 18:30
7/6(土) N 11:00 G 13:30 O 16:00 I 17:15 Q 18:45
7/7(日) M 11:00 H 13:00 R 14:45 L 16:45 A 18:30

公式 HP >> http://www.parthenon.or.jp/topics/flame_set19.htm



『鬼が来た!』原題 鬼子来了

1996年、北京で『太陽の少年』監督の姜文(チアン・ウエン)にインタビューをした時、 次作品であるこの作品の構想を熱く語っていましたが(38号掲載)、 それ以来シネマジャーナルではこの作品について何度となく取り上げてきました。 その作品が公開されます。最初にこの作品の構想を聞いてから約6年、 感慨深いものがあります。

4/27より シアター・イメージフォーラム 新宿武蔵野館 大阪シネ・ヌーヴォ などにてロードショー
5/25〜6/21、名古屋シネマスコーレにてロードショー

『鬼が来た!』関連記事が載っている号

  • 38号  北京特集・姜文インタビュー
  • 50号  金像奬番外編・姜文(チアン・ウェン)インタビュー
  • 51号  澤田謙也インタビュー
  • 53号  サンフランシスコ便り
  • 54号  『鬼子来了』主演・香川照之さんインタビュー
  • 55号  『鬼が来た/鬼子来了』監督・姜文

シアター・イメージフォーラムHP >> http://www.imageforum.co.jp/theater/
新宿武蔵野館2・3・4 HP >> http://www.musashino-k.co.jp/eiga/sinemakarite.html
大阪西九条シネ・ヌーヴォ HP >> http://terra.zone.ne.jp/cinenouveau/
シネマスコーレ HP >> http://www.cinemaskhole.co.jp/
『鬼が来た!』公式 HP >> http://www.gaga.ne.jp/onigakita/



『少年と砂漠のカフェ』  3/30(土)〜 有楽町シネ・ラ・セットにて公開

アボルファズル・ジャリリ監督最新作!(2001年 イラン-日本)
(2001ナント三大陸映画祭グランプリ ロカルノ国際映画祭審査員特別賞 東京フィルメックス審査員特別賞)

砂漠の真ん中にある小さな町デルバラン。 アフガンから逃れてきた少年キャインは、老夫婦が営むカフェで働く事になった。 他の子にはつらい労働も、祖国での苦難を経験しているキャインにはどうってことない。 老夫婦もキャインをかわいがり幸せな日々だったのだが・・・。

ジャリリ監督緊急来日!
3/30(土)12:30の回上映前に、監督が舞台挨拶を行います。
シネ・ラ・セット03-3212-3761

[2002/5/9]
シネ・ラ・セットでの上映は終わりましたが、BOX東中野で5/11(土)〜5/31(金) モーニングショー上映されます。

公式 HP >> http://www.bitters.co.jp/cafe/index.html
シネ・ラ・セット >> http://www.cqn.co.jp/THEATER/lasept/lasept.html
BOX東中野 >> http://www.mmjp.or.jp/BOX/



『折り梅』公開中!

『ユキエ』でアルツハイマー症をとりあげた松井久子監督が、今度はさらに 踏み込んでその介護の問題を扱っています。 患者の、自分がどうなってしまうんだろうという不安、悲しみ、そして苛立ち、……を 吉行和子さんが見事に演じています。苦しみを乗り越えてひとつに結ばれていく 家族の姿は涙なしには観られない、感動作です。

3月16日からシネスイッチ銀座で上映中。監督インタビューの掲載されている シネマジャーナル54号も販売していますので ご利用下さい。その他の劇場については下記公式サイトをご覧下さい。

公式 HP >> http://www.oriume.com/



『原始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯』

「原始、女性は太陽であった」との言葉が余りにも有名な平塚らいてう。知っている ようで知らない彼女の一生を丹念な取材によって、追っていくドキュメンタリー。
3月23日より岩波ホールで公開予定


※シネマ・ジャーナル54号に、羽田澄子監督インタビューを掲載しています!

岩波ホール HP >> http://www.iwanami-hall.com/



『カンダハール』
モフセン・マフマルバフの新作。アフガニスタンから亡命した女性ジャーナリストが、 妹を救うため、危険を省みず再入国を試みる。

1月12日より新宿武蔵野館にて公開予定

武蔵野館 HP >> http://www.musashino-k.co.jp/



明治学院大学芸術学科主催 第7回日本映画シンポジウム

男たちの絆 — 東アジア映画におけるホモ・ソーシャリティ —
Male Bounding : Homosociality in East Asian Cinema

日時:6月16日(日) 10:00 開場
会場:白金校舎3号館 3201教室
料金:入場無料

詳細は >> http://www.meijigakuin.ac.jp/campusinfo/



アリスの出発(たびだち)

1996年 フランス映画
レティシア・マッソン監督

仕事、お金、夢、そして愛・・・。思い通りにいかない現実をみつめながらも 前向きに生きていこうとするアリス(サンドリーヌ・キベルラン)の物語。

フランス映画界期待の女性監督、レティシア・マッソンの長編デビュー作。 主演のサンドリーヌ・キベルランは本作で、96年セザール賞有望若手女優賞を受賞。

5/25〜6/21まで、六本木俳優座シネマでレイトショー公開。
連日9:40pmより1回上映。(11:15終映予定)



『聖石傳説』いよいよ公開!

2年前の東京国際ファンタスティック映画祭で上映され、観客の度胆を抜いた 台湾のスーパー人形劇が、満を辞して公開。字幕のほか、吹き替えバージョンも用意され、 2度楽しめるのも楽しい。とにかく観て、ただただ驚嘆するべし。映画の元となった テレビシリーズのDVDやメイキング本など聖石ワールドにはまった人には、 さらに奥深くさまよえるグッズも充実している。

3月16日より新宿シネマスクエアとうきゅうにて公開中。

[2002/5/9]
シネマスクエアでの上映は終了していますが、各地での上映は続いています。 詳細は下記公式サイトをご覧下さい。

公式 HP >> http://emotion.bandai.co.jp/seiseki/

シネマジャーナル51号 の東京国際ファンタスティック映画祭特集でレポートしています。



『冷戦』公開中!

『ヴァーチャル・シャドー』『東京攻略』に続き、 イーキン・チェンとジングル・マー監督が三度タッグを組んだ!  かつて黒社会で名を馳せた男がカタギであり続けようとする姿を、親子の情愛、 昔の恋人との愛憎もからめて描く。子役のタム・ワイホウ、 舞台となる九龍カフェのオーナー役、ラム・シュの好演が光る。 また、金像獎ノミネートの常連、ドーラ・ンの衣装にも要注目。 いつもながらツボをおさえてます。

キネカ大森にて 6/14(金)まで公開
13:00/15:05/17:10/19:15

※ファンには嬉しいイベントもあり!↓
6/1(土)19:15〜 イーキン・チェン香港独占インタビュー映像ビデオ上映
6/8(土)19:15〜 ライターくれい響氏による、香港銀幕トークショー

公式 HP >> http://www.groove.jp/movies/reisen/
キネカ大森HP >> http://kineca.m78.com/



『上海アニメーションの奇跡』

今まで日本公開されたり、現代中国映画上映会などで上映されてきた 上海アニメーションの中から、中国独自の水墨画を使った 『牧笛』『鹿鈴』『琴と少年』や、切り絵を使った『猿と満月』、 人形アニメの『不射之射』など、選りすぐりの作品が公開されている。 その中でも『ナーザの大暴れ』は中国で大人気のナーザというキャラクターを 主人公にした長編アニメである。ぜひ、観てみてください。

4/13より 渋谷ユーロスペースにて公開中

ユーロスペース HP >> http://www.eurospace.co.jp/



アンディ・ラウの戦火の絆

現代中国映画上映会
5/18(土) 午後6:55〜(開場6:35)
文京シビックホール(小ホール)
料金:1200円(会員)、1500円(非会員)-- 入会金500円

アンディ・ラウとン・シンリン(ウー・チェンリェン)の悲恋物語です。 あまりにも典型的なラブストーリーで、かなりのアンディファンでも 見ていて気はずかしくなるぐらい(^^;)。

りりしい軍服姿のアンディ・ラウ、 『恋人たちの食卓』のキャリアウーマンとはまた違った味のウー・チェンリェン、 エリック・モーの歌う印象深い主題歌、…など見どころ、聴き所も多いです。

なお、この映画の言語は北京語です。

現代中国映画上映会 HP >> http://www.parkcity.ne.jp/‾gentyuei/



『サンキュー、ボーイズ』

2001年アメリカ ペニー・マーシャル監督

15才でできちゃった結婚し、その後大学へ行って夢だった作家になることができた ビバリー・ドノフリオの自伝的小説を映画化した作品。
ドリュー・バリモアが15才から35才までを演じている。

4/20(土)〜日比谷スカラ座2他で公開。

4/27(土)からは『E.T.20周年アニバーサリー特別篇』も公開されるので、 ドリューの子役時代と現在の女優ぶりを観るのも、おもしろいかも!

Sony Pictures Entertainment >> http://www.spe.co.jp/movie/thankyouboys/

Millions >> http://www.millions.co.jp/movie/ThankYou/



池袋 シネマ・ロサ「80s グラフィテイ オン スクリーン」

「80sグラフィティ」という本の出版を記念して、選りすぐりの80年代アメリカ映画を レイトショー公開!

4/20(土)〜4/26(金) 『セントエルモス・ファイヤー』 85年
4/27(土)〜5/3(金) 『ゴーストバスターズ』 84年
5/4(土)〜5/10(金) 『ベスト・キッド』 84年
5/11(土)〜5/17(金) 『バーディ』 84年

連日、21:00〜 1300円均一(水曜日は女性1000円)
トークショーも行われる予定。
詳しくは、シネマ・ロサ(03-3986-3713)まで。

このラインナップは、30代にとっては涙もの・・・。
昔、何回も観ては泣いていた『セントエルモス・ファイヤー』 (若かりしデミ・ムーアなど、 当時ブラットパックと呼ばれていた若手スター勢ぞろいの青春もの)も懐かしいし、 『ベスト・キッド』も、当時カラテの特訓の真似をしたのが思い出されて懐かしい。 何といっても『バーディ』は、私が映画好きになるきっかけとなった作品なので、絶 対またスクリーンで観たい!(みずま)

シネマ・ロサ >> http://www3.ocn.ne.jp/‾rosanet/



『ふたつの時、ふたつの時間』
台北とパリ、離れた場所でそれぞれの時を生きる男女の物語。 待望のツァイ・ミンリャン監督最新作。主演はおなじみリー・カンションに、 『エドワード・ヤンの恋愛時代』のチェン・シァンチー。 共演がイップ・トン、ジャン=ピエール・レオーとゴージャスな顔ぶれ。

2月中旬より渋谷ユーロスペースにて公開予定

渋谷ユーロスペース HP >> http://www.eurospace.co.jp/



『寵愛』
ヌードモデルの女性と小説家の男が織りなす、二人だけの愛の形。ヒロインを演じる イ・ジヒョンの体当たりの演技が、韓国公開時に話題を呼んだ。

1月中旬銀座シネ・ラ・セットで公開予定


『レプリカント』
香港アクション映画界の雄、リンゴ・ラムがジャン=クロード・ヴァン・ダムと再び 手を組んだ! ヴァンダムVSヴァンダムの対決が見ものの〈ハードサイコ・アクション〉。

2月23日より、 お台場シネマメディアージュ、 銀座シネパトス、 新宿東映会館、 テアトル池袋、 横浜西口名画座にて公開予定

シネマメディアージュ HP >> http://www.cinema-mediage.com/
テアトル池袋 HP >> http://www.bl.mmtr.or.jp/‾theatre/



『SEX & THE CITY』女性限定無料上映会

アメリカで大人気のTVドラマをシネセゾン渋谷で観られます!

舞台はNY。30代キャリアウーマンの恋愛模様がホンネ炸裂でつづられる・・・。
3月の週末、金・土曜日の22:00〜23:00、1日2話づつ上映。
ぴあのサイトから、「無料ご招待券」をプリントアウトして持参すればOKです。

シネジャスタッフ、Iさんもハマッているというこのシリーズ、 今年の夏にはビデオが出るそうですが、一足早く観られるチャンス! オモシロそうです。

シネセゾン渋谷公式 HP >> http://www.cinemacafe.net/theater/css/



『ソウル』

TOKIOの長瀬智也と韓国のカリスマ俳優チェ・ミンスが、 がっぷり組んで作り上げた日韓合作超大作。 オール韓国ロケで、本物の銃でガンガン打ち合います。 スタントも全部自分でこなした長瀬くんはもちろんかっこいいのですが、 チェ・ミンス氏の渋さも格別です。

『ココニイルコト』の長澤雅彦監督作品

2/9(土)より日比谷映画ほか、全国東宝系ロードショー

公式 HP >> http://www.seoul-movie.com/
東宝 HP >> http://www.toho.co.jp/



『ピアニスト』

2001年カンヌ国際映画祭3部門(グランプリ・主演女優賞・主演男優賞)受賞!
ピアニストとして一流になることだけを、母親に強いられてきたエリカ。 ピアノしかなかった彼女を愛し始める年下の男性が現れて…。

イザベル・ユペール、ブノワ・マジメル主演
ミヒャエル・ハネケ監督作品 2001年フランス・オーストリア合作
2/2よりシネスイッチ銀座にて公開
(シネスイッチ銀座は金曜日がレディースデーで900円です)


『情事』

昨年、主演作が立て続けに公開された、イ・ジョンジェ主演の1998年作品。
裕福な家庭の主婦が妹の婚約者と恋におちてしまう…。落ち着いた雰囲気なのに 内に激しい情熱を持つ主婦を演じるイ・ミスクと、韓国ではセクシーといえば彼! と言われているイ・ジョンジェのラブシーンがとても素敵です。

『純愛譜』のイ・ジェヨン監督作品
2/2よりシネリーブル池袋にてモーニング(10:00〜)&レイトショー(20:50〜)公開

シネリーブル池袋 >> http://www.nikkatsu.com/theater/ikebukuro-info.html



『化粧師KEWAISHI』

昨年の東京国際映画祭で上映され、シネジャスタッフにも好評だった (詳しくは54号に)作品。 大正時代の化粧師(今でいうカリスマメイクアップアーティスト?)小三馬と、 彼に化粧されることによって自分に自信を持つようになる女性達が描かれています。

椎名桔平 菅野美穂 池脇千鶴 主演
田中光敏監督作品
2/9より全国東映系劇場にてロードショー

公式HP >> http://www.kewaishi.com/



『タイムリセット 運命からの逃走』
1月公開予定の『レイン』のオキサイド・パン監督デビュー作。恋人の命を助けるた めに、死亡する運命にある5人の命を助けようと奮闘する青年を描いた ファンタスティック・ムービー。

2月下旬よりキネカ大森にて公開予定

キネカ大森HP >> http://kineca.m78.com/



『ビューティフル』
女優サリー・フィールドの第1回監督作品。ミス・アメリカになることが 人生の一大目標である女性が、自分の夢と娘の間で葛藤する。 子役のかわいさもさることながら、 ミスコンテストに野心を燃やすモナ役にミニー・ドライヴァーをあてたところも憎い。

1月26日よりシネスイッチ銀座、関内アカデミー劇場にて公開予定

公式 HP >> http://www.so-net.ne.jp/beautiful/



『スカーレット・ディーバ』
「血しぶきの巨匠」ダリオ・アルジェントの娘、アーシア・アルジェントが撮った 自伝的要素の強い作品。人気女優の中に渦巻く孤独、切望と再生の物語。

新春第2弾、渋谷シネ・アミューズにてレイトロードショー

シネ・アミューズ HP >> http://www.cineamuse.co.jp/



香港映画サポーターナイトINキネカ大森

3/1(金)19:45〜
会員500円 非会員1000円で、香港映画好きならたまらない企画に参加できます!

第1部 2002年公開の香港映画予告編を一挙上映
レアな映像もあるらしい・・・。
第2部 香港映画ファンにはおなじみ、水田菜穂さんのトークショー!
2001年来日スターの取材秘話がこそり聞けちゃいます。

その他、プレゼントなどの企画もあるそうでパーティのような一夜になりそうです。

詳しくは、キネカ大森のサイトで!  >> http://kineca.m78.com/



『無問題2』

ご存知、ナイナイの岡村くん主演の香港もの。前回はン・ジャンユーが出演、 今回はユン・ピョウ、サム・リーが共演でスケールアップ!? 香港映画のパロディ満載のようだけど、コアな香港映画ファンも楽しめるかな?

チン・ガーロウ監督作品

2/9(土)初日舞台挨拶決定!
岡村隆史 酒井若菜 管田俊 ユン・ピョウ サム・リー チン・ガーロウ

9:30〜渋谷東急
11:00〜新宿シネマミラノ
なお、シネマミラノでは13:30からチン・ガーロウ、サム・リーによる サインボール投げ大会&生写真プレゼント付舞台挨拶が行われる予定です。

サム・リーはその夜、キネカ大森で『ファイナル・ロマンス天若有情3』 の舞台挨拶もある予定です。(詳細はキネカ大森HPで発表予定)

公式サイト >> http://www.moumantai2.com/
キネカ大森HP >> http://kineca.m78.com/



『しあわせの場所』

中国の都市、天津で暮らすある家族の物語。長男ターミンの、家族を守り 身近な幸せを大切にして一生懸命生きようとする姿は、中国で公開当時、 圧倒的な支持を得たそうです。

馮鞏(フォン・コン:『張り込み』『青島アパートの夏』)主演
楊亜洲(ヤン・ヤーチョウ)監督作品 1998年中国映画
1/26より中野武蔵野ホールにて“うるうる”ロードショー


現代中国映画上映会2月の上映『週末の出来事』
2/09(土)
2/16(土)両日とも午後6:55上映(6:35開場)
文京シビックホール(小ホール)
料金:会員 1300円
   非会員1600円
上映作品 『週末の出来事』
『沈む街』の章明(チャン・ミン)監督の第2作。
ある週末を昔の友人達と過ごそうとしたが、意味深なメモをみつけたことから 気まずい雰囲気に・・・。

昨年の東京国際映画祭でも上映されましたが、今回の上映後 フィルムを中国に返すそうで最終上映となるとのことです。 見逃した方はこの機会にぜひ!

詳しくは現中映HPで >> http://www.parkcity.ne.jp/‾gentyuei/



『私が女になった日』
3人の世代の違う女性の姿を描いた作品。女性にとって束縛が多い社会というイメージを 裏づける内容だが、社会批判にとどまらないスケールを感じさせる。 とてもデビュー作とは思えない。

2月2日より渋谷・イメージフォーラムにて公開予定

イメージフォーラム HP >> http://www.imageforum.co.jp/theater/



『沈みゆく女』
カナダの女性監督リン・ストップケウィッチによる、現代に生きる女性の深層心理を えぐり出した作品。田舎町に住む主婦レイラにはもうひとつの顔があった……

1月下旬より渋谷シネ・アミューズにて公開予定

シネ・アミューズ HP >> http://www.cineamuse.co.jp/



特集上映 マフマルバフ映画家族─映画への愛でいっぱいのファミリー
TOKYO FILMeX 2000でも上映されたマルズィエ・メシキニ監督のデビュー作 『私が女になった日』の公開に先立ち、モフセン・マフマルバフ作品5本、 サミラ・マフマルバフ作品2本、それとモフセン・マフマルバフ出演の 『クローズ・アップ』(アッバス・キアロスタミ監督)の計8本が上映される。

上映作品:『クローズ・アップ』『ザ・ペドラー/行商人』『サイクリスト』 『ギャベ』『パンと植木鉢』『サイレンス』『りんご』『ブラックボード─背負う人』

1月19日〜2月1日、渋谷イメージフォーラムにて

なお、シネマ・ジャーナル50号 にモフセン・マフマルバフ監督インタビュー記事が、 52号にメシキニ監督のインタビュー記事が 掲載されています。

渋谷イメージフォーラム >> http://www.imageforum.co.jp/theater/



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