女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
過去の映画作品紹介(2001年)

『ひとしずくの魔法』 『日本鬼子(リーベンクイズ)』 「アボルファズル・ジャリリ作品特集」 『ホセ・リサール』 『パンダ・アドベンチャー』 『百合祭』 『センス・オブ・ワンダー』 『リベラ・メ』 『ジェネックス・コップ2』 第2回東京フィルメックス(Tokyo FILMeX) 『ザ・ミッション/非情の掟』 『特攻!BAD BOYS』 『ダンボールハウスガール』 『はじまりはオペラ』 『忘れられぬ人々』 「OSAKA映像フェスティバル2001」 『花様年華』 『山の郵便配達』 『シビラの悪戯』 『いちばん美しい夏』 『オーライ』 『ボディドロップアスファルト』 「あいち国際女性映画祭2001」 『反則王』 「正義の作家/巨匠・熊井啓 真実の重さ」 「京都映画祭2001」 「チャリティー映画祭」 『エレベーター』 「ロシア映画の全貌2001」 「第8回平和映画祭 in Yokohama 2001夏」 「日劇の2本立」 『山の郵便配達』 『折り梅』 『ヴィクトール 小さな恋人』 『ナンナーク』 「女性限定 日活ロマンポルノオールナイト開催」 『パズル』 「女性監督月間」 『アタック・ナンバーハーフ』 「第9回キンダーフィルムフェスティバル」 「池袋アジア・シネマ・フェスティバル」 「中国映画祭横浜'01」 『初恋のきた道』 「アニエス・ヴァルダ特集」 『恋はハッケヨイ!』 「サミンガのライブ」 『ブラックボード —背負う人—』 『NAGISA-なぎさ-』 『青〜chong〜』 『 ファイターズ・ブルース』 『ドリフト TIME & TIDE』 『ボクと空と麦畑』 「中国映画史の流れ:無声後期からトーキーへ」 「第15回高崎映画祭」 『ある歌い女の思い出』 『東京攻略』 「国際交流基金アジアセンター」 『わすれな草』 「中江裕司監督ドキュメンタリー放映」 『デッド・アウェイ バンコク大捜査線』 『夢は時を越えて」

『ひとしずくの魔法』

OL兼主婦兼映画監督の安田真奈さんの新作『ひとしずくの魔法』が、 多摩映画祭のクロージング作品として上映されます。 12/2(日)17:50〜 多摩ヴィータホール(多摩市立関戸公民館) 安田監督、主演の石坂千尋さん、いとうまい子さんによりティーチインも 予定されています。安田監督のしゃべりはおもしろいですよ。

前作『オーライ』でも 優しくて繊細な感性を感じさせてくれた安田監督。 待望の新作は吉本興行のアイドル石坂千尋ちゃんが主演で、 遊園地を舞台にしたちょっとファンタジックな物語。 会社の夏休みや土日に撮ったという映画はどのように仕上がっているのでしょうか。 楽しみです。


TAMA映画フォーラム HP:http://www.tamaeiga.org/


『日本鬼子(リーベンクイズ)』

日中戦争を戦った老人たち14人が語る真実……彼らはなぜ今語り始めたのか?
そして、あの戦争で何が行われたのか? 戦争とは? 人間とは?
さまざまな問いを考えずにはいられない渾身のドキュメンタリー。


12/1〜 渋谷シアターイメージフォーラムにて公開
上映時間 11:40/2:50/6:00


「アボルファズル・ジャリリ作品特集」

『ダンス・オブ・ダスト』『キシュ島の物語』が今夏公開されたジャリリ監督作品を 未公開作品含め一挙7本上映! 12月26日より東京千石・三百人劇場にて。 上映予定作品:『トゥルー・ストーリー』『スプリング─春へ─』 『かさぶた』(日本最終上映)『7本のキャンドル』『ぼくは歩いてゆく』 『ダンス・オブ・ダスト』



『ホセ・リサール』

カネボウ女性監督の常連、フィリピンの女性監督マリルー・ディアス=アバヤの力作 『ホセ・リサール』が、12月15日より 岩波ホールで待望の公開!  フィリピン映画としては初の本格的公開作品とのこと。 ホセ・リサールはフィリピンを独立に導いた実在の人物で、 フィリピン独立100周年を記念して本作が作られた。



『パンダ・アドベンチャー』いよいよ公開

東京アイマックス・シアターで9月1日(土)より公開されます。 『太陽の少年』『西洋鏡』主演の夏雨(シア・ユイ)が探検家の助手役で 出演しています。

東京アイマックス・シアター


『百合祭』

老女ばかりが住んでいるアパートに調子のいいおじいさんが引越してきて引き起こす、 コメディタッチの老人性愛映画。現代版光源氏。ピンク映画を300本も撮ったという 浜野佐知監督、彼女でなければ撮れなかっただろう作品。

前作『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』を自主製作して一般映画デビュー。 自主製作2作目がこの作品。

1作目の『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』の監督インタビューが シネマジャーナル46号に載っています。 また『百合祭』監督インタビューも54号(2001年12月発行予定)で載せる予定です。

  • 8/26(日)〜9/1(土) 東京ウィメンズプラザ・ホール、上映:2:00、7:00
    4:30より、『尾崎翠を探して』も上映されます。
  • 9/9(日) あいち国際女性映画祭
  • 9/29(土) ウィングス京都女性映画祭
  • 10/19(金)〜28(日) 札幌
  • 10/30(火) 徳島
  • 11/1(木) 東京国際女性映画祭
  • 11/15(木) 旭川
  • 11/25(日)〜12/2(日) 岡山

旦々舎 HP >> http://www.h3.dion.ne.jp/‾tantan-s/



『センス・オブ・ワンダー』 −レイチェル・カ−ソンの贈りもの−               
「沈黙の春」の著者レイチェル・カーソンが、それ以前に著した 「センス・オブ・ワンダー」という若い母親たちのためのエッセイ…… 『センス・オブ・ワンダー』は、 彼女からの21世紀へのメッセージとも言えるこの本をもとに、2年がかりで制作した 「朗読ドキュメンタリー」。各地の自主上映会で上映されているので、詳しい日程・ 場所はこちらのHPでご確認を。

http://www.webfront.ne.jp/‾senseofwonder/index2.html

 一九六二年に出版した「沈黙の春」という著書の中で、農薬や化学物質が 生態系や環境に大きな影響を与えると書き、地球規模の環境破壊に ついて警鐘を鳴らしたレイチェル・カ−ソン。 今でも「沈黙の春」は環境問題を考える人たちにとってバイブル的存在です。

 「センス・オブ・ワンダー(神秘さや、不思議なものに目を見張る感性)」は、 彼女自身の自然体験を綴ったエッセイ。この著書を元に<自然といかに向き合うか> をテーマに映画『センス・オブ・ワンダー』は作られた。森の自然観察を一緒に楽しみ、 その経験を元に書かれた原作の世界を追体験でき自然の中の生活に憧れる人にとっては至福の映画。



『リベラ・メ』

韓国で大ヒットした知能犯と消防士たちとの攻防を描いた作品。迫力ある火災シーンと それより熱い男たちの闘いが見ものだ。『ユリョン』のチェ・ミンス主演。

11月全国松竹系でロードショー

http://www.liberame.jp/


『ジェネックス・コップ2』

11/17〜キネカ大森にて公開です。



第2回東京フィルメックス(Tokyo FILMeX)
昨年(2000年)12月に第1回が開催された東京フィルメックスは、今年は11月 18日(日)〜25日(日)の8日間、メイン会場・有楽町朝日ホールなどで第2回目を 開催予定です。 第1回と同様、コンペティション部門でアジア若手映画作家の作品が上映されます。 詳細に関しては 東京フィルメックス公式サイト をご覧下さい。

なお、シネマジャーナル52号に、 第一回東京フィルメックスのレポート・インタビュー記事が載っています。


『ザ・ミッション/非情の掟』(原題:鎗火)
昨年度香港金像奬で最優秀監督賞を受賞、香港映画祭でも観客の熱狂的な支持を呼んだ ジョニー・トーのいぶし銀的最高傑作。9月1日より、 キネカ大森(ロードショー)、 シネマ・カリテ (レイトショー)で公開予定。

シネジャ特別記事「『ザ・ミッション/非情の掟』を観に行こう!」


『特攻!BAD BOYS』

前後をひっくり返すだけで、邦題としてとってもしっくりくるのは何故?
イーキン・チェン&ルイス・クー&スー・チー&クリスティ・ヨン& ダニエル・チャンと、豪華人気スター共演の愛すべきダメ映画がついに日本上陸!  どこが愛すべきでどこがダメかは、ぜひ劇場でお確かめを!


10/27〜 キネカ大森にて公開
上映時間 1:30/3:30/5:30/7:30


『ダンボールハウスガール』

松浦雅子監督の最新作は米倉涼子を主役に迎え、全てを失った女性のどん底からの はい上がりストーリー。ファンタスティック映画祭のスポンサー、 QFRONTが贈るQFRONTムービー第1弾でもある。当日料金1300円というのも懐に優しい。

10月上旬より渋谷シネ・アミューズ、新文芸坐で公開

http://www.qfront.co.jp/



『はじまりはオペラ』

ノルウェーからオペラ歌劇場で働く女性を主人公にした、女性監督による女性のため の映画がやってきた! 監督・脚本は、女優から転身したヒルデ・ハイエル。

10/13〜 シブヤ・シネマ・ソサエティにて
12:40/14:45/16:50/18:55



『忘れられぬ人々』
9月15日より、テアトル新宿で公開予定。
シネマジャーナル53号に映評が載っています。


OSAKA映像フェスティバル2001

「新世紀、女性映像作家の肖像─その歴史・現在・未来」開催

10/1〜11/9という1ヶ月強にわたり、大阪市内の5つの会場で、内外の女性監督の作品が 特集上映されます。監督を招いてのトークショー、スタンプラリーのイベントもあり。

《上映作品》

〈オープニング上映作品〉
『歌舞伎役者 片岡仁左衛門』(94)第1部〜第6部
10/6 10:20〜22:15 動物園前シネフェスタ4にて上映
料金 3000円
※上映前に羽田澄子監督の舞台挨拶を予定

〈テーマ館上映作品〉

  • 対峙する女性たちの瞳〜女性監督がとらえた伝説のプリマ、マイヤ・プリセツカヤ
    • 10/13〜19 『白鳥の湖』(57/ロシア/ゾーヤ・トルビエワ監督)
    • 10/20〜26 『アンナ・カレーニナ』(76/ロシア/マルガリータ・ピリヒナ監督)
    シネ・リーブル梅田 10:20〜モーニング上映
    料金 当日1200円、前売1回1000円、5回券4000円

  • 日本の女性文化・記録映画作家たち
    • 10/13・15・16 羽田澄子Aプロ
      『村の婦人学級』(57/26分)
      『古代の美』(58/22分)
      『風俗画 近代初期』(67/23分)
      『もんしろちょう─行動の実験的観察─』(68/27分)
    • 10/14・17・18 羽田澄子Bプロ
      『狂言』(69/37分)
      『法隆寺献納宝物』(71/21分)
      『薄墨の桜』(76/47分)
    • 10/19・20 時枝俊江Cプロ
      『子どもをみる目』(78/37分)
      『光った水とろうよ─幼児の知的好奇心を探る─』(79/21分)
      『みどりぐみ こ・う・じ・げ・ん・ば』(82/21分)
      『子どもはうったえている─幼児と保育所のかかわり─』(82/21分)
    • 10/21〜23 時枝俊江Dプロ
      『町の政治─べんきょうするお母さん─』(57/32分)
      『ともだち』(61/61分)
    • 10/24〜26 時枝俊江Eプロ
      『越後上布』(82/34分)
      『ぶんきょうゆかりの文人たち─観湖桜をめぐって─』(88/38分)
      『絵画に偲ぶ江戸のくらし─吉左衛門さんと町の人々─』(77/33分)
    • 10/27・29・30 藤原智子Fプロ
      『歌舞伎の後見』(92/45分)
      『歌舞伎の立廻り』(81/34分)
    • 10/28・31 藤原智子Gプロ
      『能の囃子』(92/35分)
      『能鑑賞入門「井筒を見る」』(94/36分)
      『能鑑賞入門「藤戸を見る」』(95/36分)
    • 11/1〜3 藤原智子Hプロ
      『江戸歌舞伎の華─荒事入門─』(85/45分)
      『義太夫狂言の演技─熊谷陣屋─』(88/45分)
    • 11/4〜6 藤原智子Iプロ
      『歌舞伎に生きる─女形への道─』(82/45分)
      『歌舞伎 芸の継承─女方─』(86/45分)
    • 11/7〜9 藤原智子Jプロ
      『能面』(88/35分)
      『能装束』(91/35分)
      『能の扇』(96/35分)
    テアトル梅田 10:00〜モーニング上映
    料金 当日1200円、前売1回1000円、5回券4000円
    ※10/21(日)11:35〜 時枝俊江監督トークショーあり

  • Jレディース〜河瀬直美とニッポンの女性監督〜
    • 河瀬直美特集Aプロ
      『につつまれて』(92/40分)
      『白い月』(93/55分)
    • 河瀬直美特集Bプロ
      『かたつもり』(94/40分)
      『天、見たけ』(95/10分)
      『陽は傾ぶき』(96/45分)
    • 河瀬直美特集Cプロ
      『幸福モドキ』(91/20分)
      『現しよ』(96/60分)
    • 往復書簡 河瀬直美×是枝裕和
    • 河瀬直美特集Dプロ
      『萌の朱雀』(96/95分)
    • 河瀬直美特集Eプロ
      『杣人物語』(97/73分)
    • 河瀬直美特集Fプロ
      『万華鏡』(99/90分)
    • 河瀬直美特集Gプロ
      『火垂』(00/164分)
    • 女性監督のパイオニアたちHプロ
      『月は上りぬ』(55/田中絹代監督)
    • 女性監督のパイオニアたちIプロ
      『遠い一本の道』(77/左幸子監督)
    • 女性監督のパイオニアたちJプロ
      『ねむの木の詩がきこえる』(77/宮城まり子監督)
    • 出光真子映像集〜日本の実験映画の草分け出光さんの映像特集〜Kプロ
      『加恵、女の子でしょ』(96/47分20秒)
      『ヨネヤマ・ママコ作 主婦のタンゴ』(78/12分30秒)
      『Woman's House』(72/13分40秒)
    • 現代の女性監督たちLプロ
      『ザ・パーソナルズ 黄昏のロマンス』(98/37分/伊比恵子監督)
    • 現代の女性監督たちMプロ
      『孤独の輪郭』(96/53分/三浦淳子監督)
    シネ・ヌーヴォ 料金 当日1200円、前売1000円

    タイムスケジュール

    10:20  12:20  14:40  16:50  19:00  ※22:30〜 
    10/13 
    河瀬直美A 河瀬直美B 河瀬直美E
    +トーク(ゲスト:河瀬直美、浅野潜)
    河瀬直美D 河瀬直美G 特別オールナイト
    河瀬直美ABC
    10/14
    左幸子I 田中絹代H プレミア上映『満山紅柿』(01/ペンシャオリン、小川紳介監督)
    +トーク(ゲスト:ペン・シャオリン、白石洋子)
    宮城まり子J 河瀬直美C  
    10/15
    田中絹代H 左幸子I 河瀬直美A 河瀬直美B 河瀬直美G  
    10/16
    宮城まり子J 河瀬直美E 河瀬直美C 田中絹代H    
    10/17
    出光真子K 伊比L 三浦M 河瀬直美D 左幸子I 河瀬直美F  
    10/18
    河瀬直美D 宮城まり子J 伊比L 三浦M 河瀬直美F 出光真子K  
    10/19
    河瀬直美F 河瀬直美A 河瀬直美B 出光真子K 伊比L 三浦M  


  • 女の視線〜女性の“目”を感じさせる、伊・仏二人の女性監督〜

    • 『ハロー、アゲイン』(99/ビリー・エルトリンガム、サイモン・ボーファイ監督)
      10/13〜11/2 10:00/11:50/13:40/15:30/17:20/19:10/21:00/22:50 /0:40/2:30/4:20(5:54終了)

      国名小劇 当日料金:1700円、前売1400円

    • ※無料上映会&トークショー
      10/4 『ハロー、アゲイン』+トークショー(ゲスト:武部好伸)
      10/18 『愛の嵐』(73/リリアーナ・カバーニ監督)+トーク(ゲスト:嶋田邦雄)
      10/25 『セ・ラ・ヴィ』(90/ディアーヌ・キュリス監督)+トーク(ゲスト:柳博子)

      時間共通 13:30/17:30
      それぞれ無料につき、9/22(土)劇場窓口にて受付、先着90名様限定となります。

  • ヨーロッパ、そしてアジアの女性監督〜21世紀、飛躍が期待される欧亜の才能〜

    • 10/7 『わたしがsuki』(99/槙坪夛鶴子監督)
      11:00/13:00/16:00/18:30
      14:30〜 槙坪夛鶴子監督トークショーあり
    • 10/8 『シュウシュウの季節』(98/ジョアン・チェン監督)
      11:00/13:00/15:00/17:00/19:00
    • 10/9 『ビヨンド・サイレンス』(96/カロリーヌ・リンク監督)
      11:00/13:30/16:00/18:30
    • 10/10 『タンゴ・レッスン』(97/サリーポッター監督)
      11:00/13:00/15:00/17:00/19:00
    • 10/11 『太陽と月に背いて』(95/アニエスカ・ホランド監督)
      11:00/13:00/16:00/18:30
    • 10/12 『りんご』(98/サミラ・マフマルバフ監督)
      11:00/13:00/15:00/17:00/19:00

    動物園前シネフェスタ4 当日1200円、前売1回1000円、5回券4000円
問い合わせ先:
  • 大阪市ゆとりとみどり振興局 Tel 06-6615-6286
  • シネ・リーブル梅田 Tel 06-6440-5930
  • テアトル梅田 Tel 06-6359-1080
  • シネ・ヌーヴォ Tel 06-6582-1416
  • 国名小劇 Tel 06-6213-9229
  • 動物園前シネフェスタ4 Tel 06-6647-7188



『花様年華』再び
 上半期の話題をさらった『花様年華』が横浜に帰ってくる!  ため息が出るほどゴージャスなこの作品は、スクリーンで観てこそ味わい深い。
9/15〜 横浜黄金町・シネマベティにて(木曜女性1000円)
11:00/1:00/3:00/5:00/7:00


『山の郵便配達』もやるよ
  • 9/22〜28 横浜黄金町・シネマジャックにてモーニングショー(10:20〜)
  • 9/29〜  横浜黄金町・シネマベティにて公開(木曜女性1000円)
    11:00/1:00/3:00/5:00/7:00


『シビラの悪戯』

グルジアの田舎町を舞台に、一人の少女をめぐるひと夏の思い出を甘美に切なく描く。 グルジア出身の女性監督ナナ・ジョルジャーゼの作品。

9月15日より渋谷Bunkamuraル・シネマで公開。



『いちばん美しい夏』
シネマジャーナル53号に ジョン・ウィリアムズ監督インタビュー掲載。


『オーライ』

去年のあいち国際女性映画祭で上映され、 51号にもインタビューが掲載されている 安田真奈監督の『オーライ』がBOX東中野にて9月15日よりレイトショー公開。 9月2日にはプレミア上映会&トークショーもあり。

特別記事「『オーライ』東京上映記念企画 OLナイトinBOX東中野」



『ボディドロップアスファルト』

和田淳子監督のおしゃれなガールムービー。「HERO」のマスターでお馴染み田中要次も出演。 渋谷シアターイメージフォーラムで公開中。



あいち国際女性映画祭2001開催

今年も、世界各国で話題を呼んだ女性監督の作品が愛知に集まります。 交流パーティー、羽田澄子監督講演もあり。

参加予定作品:

折り梅(日本)、 百合祭(日本)、 夢は時をこえて−津田梅子が紡いだ絆(日本)、 ダンボールハウスガール(日本)、 こどもの時間(日本)、 ディープリィ(カナダ・ドイツ)、 ムッシュ・カステラの恋(フランス)、 2秒(カナダ)、 白夜の時を越えて(フィンランド)、 ビューティフル(アメリカ)、 ヴィクトール 小さな恋人(フランス)、 西洋鏡(アメリカ・中国)、 太陽の娘たち(イラン)、 ブラックボード−背負う人−(イラン)、 華岡青洲の妻(日本名作)、 香華(日本名作)、 娘・妻・母(日本名作)、 恍惚の人(日本名作)

9/5〜9/9 問い合わせ先:Tel:052-962-2520

http://www.pref.aichi.jp/joseicenter/eiga2001/index.html


シネマジャーナル53号 p.50 掲載の あいち国際女性映画祭2001タイムテーブルには当初上映が予定されていた 『家へ…(仮題)』『ムロアミ』が載っていますが、ともに上映中止となっています。 公式ページのプログラムでご確認下さい。



『反則王』
昼間は上司にいじめられるさえない銀行員、夜はリングで活躍するプロレスラー。 韓国で大ヒットしたコミカル・バトル・ムービー!  主演は『シュリ』『JSA』のソン・ガンホ。彼のコミカルな演技が見ものです。

8/11(土)よりロードショー公開 シネラセット 03-3212-3761
8/11 初日プレゼントあり。先着50名に“桃屋のビビンバ”。
8/22(水) 18:50 の回 大阪プロレス・スペルデルフィンさんを招いてのトークショー開催
シネマジャーナル52号「TOKYO FILMeX 2000」の記事で紹介しています。

特別記事はこちら


「正義の作家/巨匠・熊井啓 真実の重さ」

表題のような特集が銀座シネパトスで10/12まで、日曜を除く毎日1回 レイトショー上映されています。

9/1(土)〜10/12(金)夜8:45より1回上映 (日曜休映)
当日料金1,200円/リピーター及び学生:連日1,000円/水曜レディースデイ女性1,000円

上映スケジュール

9/1(土)〜5(水)  帝銀事件・死刑囚  (1964 109分)
9/6(木)〜10(月)  日本列島  (1965 116分)
9/11(火)〜14(金)  地の群れ (1970 127分)
9/15(土)〜18(火)  忍ぶ川  (1972 120分)
9/19(水)〜21(金)  サンダカン八番娼館・望郷  (1974 121分)
9/22(土)〜25(火)  日本の熱い日々/謀殺・下山事件  (1981 133分)
9/26(水)〜28(金)  海と毒薬  (1986 123分)
9/29(土)〜10/2(火)  本覚坊遺文 千利休  (1989 107分)
10/3(水)〜5(金)  深い河 (1995 108分)
10/6(土)〜9(火)  愛する (1964 109分)
10/10(水)〜12(金)  日本の黒い夏〔冤罪〕 (2001 119分)


シネマジャーナル53号の映画評で 最新作「日本の黒い夏〔冤罪〕」を取り上げています。


京都映画祭2001開催

平成13年9月23日(日)〜30(日)まで、第3回京都映画祭が開かれる。京都市内12の 会場にて113本もの映画が上映されるとのこと。それに先行して 平成13年9月15日(土)〜19(水)には京都国際学生映画祭2001が、期間中、 28〜30日には京都女性映画祭も行われる。詳しくは下記HPにてCheck!

京都映画祭HP http://www.kyoto-filmfes.jp/
ウィングス京都HP http://web.kyoto-inet.or.jp/org/wings262/



チャリティー映画祭開催!

今年の1月インド西部グジャラート州で大地震が起こりました。この地震は 2万人以上の死者を出し、今なお10万人以上にも及ぶ人々が過酷な日々を 厳しい土地で強いられています。そこでここ日本において9月2日、インド映画を通して チャリティーに参加しようという趣旨のもと映画祭が催されることになりました。 この映画祭の売上は被災地の村の復興及び学校建設資金として活用されることになっています。 そして親善大使として、あの「ラジュー出世する」の名コンビ、インドのスーパースター、 シャー・ルク・カーン&ジュヒー・チャーウラーが初来日を果たします。 この映画祭はインド映画ファンにとって一生忘れられない日になるに違いありません。 是非お誘い合わせの上お出かけ下さい。

よみうりホール(有楽町)2001/9/2(日)
前売りはチケットぴあにて発売。各回全席指定完全入替制
チケット代:「婿殿」2,500円、 「心のままに」「イエスボス」3,000円

「婿殿」(DULHE RAJA)開場9:15 開映9:30
インドNo1のコメディアン、ゴーヴィンダー主演作品。本邦初公開の作品です。

「ミモラ〜心のままに〜」(HUM DIL DE CHUKE SANAM)開場12:35 開映12:50
ミス・ワールド出身の美女、アイシュワリヤ・ラーイ主演。 昨年のアジアフォーカス福岡映画祭、東京ファンタスティック国際映画祭で 公開されました。壮大なラブストーリーが、インドそして後半はイタリアに舞台を移し、 華やかなダンスシーンと共に繰り広げられます。インド人の恋愛観、結婚観がこの1本に ギュッと凝縮され、衣装、ダンスシーンの豪華さ、そしてアイシュワリヤの美しさは インド映画ファンならずとも目を奪われるに違いありません。

「イエスボス」(YES BOSS)開場17:05 開映17:20
今回来日するシャー・ルク・カーン&ジュヒー・チャーウラー主演のラブコメディ。 この二人といえば、ラブコメ、ラブコメといえばこの二人と言っても過言ではないほど、 息はピッタリ。二人の絶妙な掛け合いシーンは必見です。インド映画ではお馴染みの スイスでのラブラブシーンも当然織り込まれ、恋して歌って踊って喧嘩して 最後はやっぱりハッピーエンド。「これぞインド映画」をたっぷり堪能できる作品です。

なお、シャー・ルク&ジュヒーの舞台挨拶は「ミモラ」と「イエスボス」の各上映前 に行われる予定です。



『エレベーター』
 トルコからエンタテイメント映画がやってきた! エレベーターに閉じ込められた 人気キャスターの前に現れた謎の美女。果たして彼女の目的は? そして彼は密室から 抜け出すことができるのか? トルコ国内で公開されるやいなや、興行記録を更新した 大ヒット作。トルコの今を知るいい機会かも。

8/20〜 六本木・俳優座トーキーナイトにて公開(8/20〜9/2まではモーニング上映あり)

http://www.haiyuzagekijou.co.jp/talkienight.html


「ロシア映画の全貌2001開催!」
 ソ連解体から10年ということで、大々的にロシア映画を回顧する特別上映。 「戦前篇」「巨匠エイゼンシュテイン」「アンドレイ・タルコフスキー」 「戦後篇」「ニキータ・ミハルコフ」「文芸作品」「旧ソ連民族共和国の秀作」 「新生ロシア」の8つのカテゴリー+開催記念公開5作品を合わせた計69作品を 一挙上映! 

8/4〜9/24まで、東京千石・三百人劇場にて


「第8回平和映画祭 in Yokohama 2001夏」
 もはや横浜の夏には欠かせないイベントとなった平和映画祭 in Yokohama。 今年は次の8本が週替わりで上映。『ホタル』に感動なさった方は、高倉健主演の 『最後の特攻隊』もぜひ! 2本立て上映です。

8/4〜10 『最後の特攻隊』 11:20/4:30 (1970・東映、監督/佐藤純弥、出演/鶴田浩二、高倉健)
『日本のいちばん長い日』 1:40/6:30 (1967・東宝、監督/岡本喜八、出演/三船敏郎、山村聡、志村喬)
8/11〜17 『太白山脈』 11:30/4:25 (1994・韓国、監督/イム・グォンテク、出演/アン・ソンギ、キム・ミョンゴン)
『聖週間』 2:40/7:30 (1995・ポーランド・独・仏、監督/アンジェイ・ワイダ、出演/ベアタ・フダレイ)
8/18〜24 『サワダ』 11:10/3:05/7:00 (1996・みちのく銀行、監督/五十嵐匠、声の出演/根津甚八)
『将軍と参謀と兵』 1:15/5:10 (1942・日活、監督/田口哲、出演/阪東妻三郎、水島道太郎)
8/25〜31 『スプリング・イン・ホームタウン』 11:00/3:00/7:00 (1998・韓国、監督/イ・グァンモ、出演/アン・ソンギ)
『マイ・リトルガーデン』 1:05/5:05 (1997・デンマーク・独・英、監督/ソーレン・クラウ・ヤコウセン)


「日劇の2本立てもすごいです」
 濱マイクシリズの舞台でおなじみ、横浜日劇の2本立ての組み合わせが何とも豪華。 公開時に見逃した方は、組み合わせの妙を楽しむのもよし。 さらに木曜・女性1000円の特別料金に加え、女性ペア・一人1000円、 男女ペア・女性のみ1000円と、とことん女性に優しい料金設定も驚き。 ここまでされて観に行かないのは映画ファンの名がすたる……のでは?
7/28〜8/10 『ハンニバル』 10:35/3:05/7:35
『ザ・メキシカン』 12:55/5:30
8/11〜8/24 『トラフィック』 10:30/2:55/7:25
『アメリカン・サイコ』 1:10/5:35
8/25〜9/7 『スターリング・ラード』 10:35/3:10/7:45
『15ミニッツ』 12:50/5:25


『山の郵便配達』(原題:那山 那人 那狗)
1999年中国金鶏賞受賞(最優秀作品賞・最優秀主演男優賞)の感動作 『山の郵便配達』がいよいよ4月7日より、 岩波ホールで上映されます。 霍建起(フォ・ジエンチイ)監督のパートナーであり、この映画の脚本を担当した 思蕪(ス・ウー)さんのインタビュー記事が シネマジャーナル51号で読めます。 是非お買い求め下さい。



かなり混雑していますので、あらかじめぴあ等で前売り券をご購入の上、 上映の30分から40分程度前に会場にいかれたほうが無難なようです。


『折り梅』応援団
『ユキエ』(松井久子監督)は、アルツハイマーにかかった主婦の家族との 「スロー・グッドバイ」を描いた感動作でした。 日本を舞台として更に一歩踏み込んだ所でもう一度「痴呆・介護・家族」を 見つめたいという思いを抱いていた松井監督が、『ユキエ』のフィルムと一緒に日本中を 歩いていた中で出会ったのが、アルツハイマーの姑さんをもつ小菅もと子さんの ノンフィクション作品「忘れても、しあわせ」でした。この本を原作として 一年半ののち『折り梅』のシナリオが出来上がりました。

このたび『折り梅』を製作の段階から応援しようという<『折り梅』応援団>が できました。シネジャのスタッフ・高野史枝も、その事務局員です。 会費は3,000円で、製作状況などをレポートした会報が送られます(3回発行予定)。 また会の主催する活動に参加できます。3,000円以上の入金の場合は、その分は 映画製作資金へのカンパとなります。

問い合わせ先:『折り梅』応援団事務局 ファックス 052-322-7479

ホームページもたちあがったようです:
http://www.essen.co.jp/

なお、『ユキエ』に関しては シネマジャーナル42号のいろいろな記事でとりあげています (応援団代表の藤原さんも記事を執筆したり、トークに参加したりして おられます)。 まだ在庫がありますから、ぜひお求めください。


『ヴィクトール 小さな恋人』
 『クリスマスに雪はふるの?』で注目を浴びたサンドリーヌ・ヴェッセの第2作。 10歳の少年と若い売春婦の心の交流を繊細なタッチで描いた作品。 入場料は何と1000円!

  7/28〜9/2まで、六本木・俳優座トーキーナイトにてレイトロードショー (8/20〜9/2までモーニング上映あり)


●タイ映画『ナンナーク』
タイで映画史上No.1ヒットを記録し、 第44回アジア太平洋映画祭グランプリを受賞した話題作です。 公式サイトはこちら(3/23に更新予定だそうです)。 以下の劇場でロードショー公開の予定です。
東京  シネ・リーブル池袋 03(3590)2126 5月下旬
横浜  横浜西口名画座 045(311)0102  
大阪 シネ・リーブル梅田 06(6440)5930 6月上旬
名古屋 シネマスコーレ 052(452)6036  
福岡 シネ・リーブル博多駅 092(434)3691  
札幌 スガイシネプレックス札幌劇場 011(221)3802  


「女性限定 日活ロマンポルノオールナイト開催」

8月25日(土) 渋谷シネクイントにて21:30より開映

『(秘)色情めす市場』 21:30〜22:53
特別ゲストショー 23:00〜23:30
  ゲスト:田中登、結城良熈、シークレット豪華ゲスト(当日のお楽しみだそうです)
『実録 阿部定』 23:30〜0:46
『天使のはらわた・赤い淫画』 0:55〜2:02
『桃尻娘 ピンクヒップガール』 2:10〜3:37
『赫い髪の女』 3:45〜4:58

料金:2800円(ただし3人以上の女性グループは一人2000円でOK)
注意:男性お断り! でも女性同伴のカップルならOK。



『パズル』
Web版特別記事「いま、スペイン映画に注目!」で 紹介されている『パズル』は銀座シネ・ラセットにて6月ロードショー公開の予定です。 公式ホームページはこちらです:
http://www.puzzle-movie.com/


「恵比須ガーデンシネマは女性監督月間!」
 公開中の『ギター弾きの恋』が終わると、 恵比須ガーデンシネマは2館とも 女性監督の映画の公開となる。『女と女と井戸の中』で知られるサマンサ・ラング監督の 『ポエトリー、セックス』が6月23日より公開。6月30日からは『ビヨンド・サイレンス』 のカロリーヌ・リンク監督の『点子ちゃんとアントン』が公開される。 それぞれタッチの違う作品なので、はしごするのもおすすめ。

なお、現在公開中のメアリー・ハロン監督『アメリカン・サイコ』は6月22日までなので、 まだの方はお早めに!


『アタック・ナンバーハーフ』
話題のオカマ青春スポ根映画です。作品紹介などは、公式ホームページ:
http://www.klockworx.com/attack/
をご覧下さい。 東京では、渋谷のシネクイントで上映中です。いろんなグッズも販売しています。個人的には、ジュンちゃんの持っていた 扇子がほしいんですけど、売ってなかったですね……。

[07/28] 現在は渋谷での上映は終了し、新宿歌舞伎町でレイトショー公開されています。


第9回キンダーフィルムフェスティバル開催中!
 7/28〜8/5 東京青山・こどもの城にて

子どもたちにもっと映画に親しんでもらいたい、世界の素晴らしい作品を紹介したい ということで始まった本映画祭の特徴は、子どもが審査員であること。最終日の8/5 には、審査結果が発表されます。字幕を読めない小さい子どものために声優による生 吹き替えがあったり、こどもの城への入場料(大人500円、子ども400円)で映画が観 られるというのも嬉しいですね! 日本からは『NAGISA』『独立少年合唱団』が参加 しています。詳しくは下記のHPまで

http://www.kinder.co.jp/


池袋アジア・シネマ・フェスティバル

池袋のいろんな映画館でアジア映画が上映されます(5月〜7月)。



中国映画祭横浜'01開催

今年も横浜シネマ・ベティで中国映画祭が行われます。 今回は「中国の変貌──歴史と現代」と題して、16作品が上映されます。
嬉しいことに2本立て! 『追憶の上海』と『宋家の三姉妹』で歴史のうねりを 感じるもよし、『榕樹の丘へ』『心の香り』でしみじみするもよし、 『ただいま』『あの子を探して』で大泣きするもよし。横浜近辺にお住まいの方も そうでない方も、ぜひ足をお運びください!

期間:6/23(土)〜7/27(金)

上映作品(上映順) :『追憶の上海』『宋家の三姉妹』『項羽と劉邦』『芙蓉鎮』 『乳泉村の子』『榕樹の丘へ』『心の香り』『五人少女天国行』『青い凧』 『天安門』『大閲兵』『香魂女』『スパイシー・ラブスープ』 『クレイジー・イングリッシュ』『ただいま』『あの子を探して』

上映スケジュール

6/23〜26 『追憶の上海』 1:15/5:35
『宋家の三姉妹』 10:40/3:00/7:20

6/27〜29 『宋家の三姉妹』 11:15/4:50
『項羽と劉邦』 1:40/6:50

6/30〜7/1 『項羽と劉邦』 10:50/4:15
『芙蓉鎮』 1:20/6:45

7/2〜3 『芙蓉鎮』 11:00/4:05
『乳泉村の子』 1:55/7:00

7/4〜5 『乳泉村の子』 12:50/4:50
『榕樹の丘へ』 11:00/3:00/7:00

7/6〜7 『榕樹の丘へ』 1:20/5:10
『心の香り』 11:20/3:10/7:00

7/8〜9 『心の香り』 10:50/2:25/6:00
『五人少女天国行』 12:40/4:15/7:50

7/10〜11 『五人少女天国行』 1:15/5:25
『青い凧』 10:50/3:00/7:10

7/12〜13 『青い凧』 10:40/4:25
『天安門』 1:05/6:50

7/14〜15 『天安門』 11:00/4:10
『大閲兵』 2:20/7:30

7/16〜17 『大閲兵』 1:10/5:10
『香魂女』 11:20/3:10/7:00

7/18〜19 『香魂女』 1:10/5:10
『スパイシー・ラブスープ』 11:00/3:00/7:00

7/20〜21 『スパイシー・ラブスープ』 1:00/4:50
『クレイジー・イングリッシュ』 11:20/3:10/7:00

7/22〜23 『クレイジー・イングリッシュ』 11:00/2:20/5:40
『ただいま』 12:35/3:55/7:15

7/24〜27 『ただいま』 1:15/5:00
『あの子を探して』 11:20/3:05/6:50

http://homebase.axes.co.jp/ycm/theater/theatertop.html


『初恋のきた道』横浜で公開

6/23(土)〜 横浜関内アカデミー2にて
この後も同劇場では、香港、中国の映画を公開する予定だそうです。 ぜひ今後ともチェックを!

http://homebase.axes.co.jp/ycm/theater/theatertop.html


アニエス・ヴァルダ特集 6/25〜
 東京・飯田橋の日仏学院でアニエス・ヴァルダ特集が行われる。 6/25(月)にフランス映画祭で特別上映される最新作『拾い集める人々(落穂拾い)』 を先行上映するほか(監督の舞台挨拶つき)、代表作を振り返る。

先行試写会『落穂拾い』(フランス映画祭では『拾い集める人々』の名で上映)  6/25(月)19:00〜
『5時から7時までのクレオ』 7/6(金)18:30〜/7/8(日)14:30〜
『幸福(しあわせ)』 7/7(土)14:30〜/7/13(金)18:30〜
『歌う女・歌わない女』 7/14(土)14:30〜/7/21(土)14:30〜
『冬の旅』 7/15(日)14:30〜/7/22(日)14:30〜
『ジャック・ドゥミの少年期』 7/27(金)18:30〜/7/29(日)14:30〜
『25年目のロシュフォールの恋人たち』 7/28(土)14:30〜

日仏学院HP http://www.ifjtokyo.or.jp/


『恋はハッケヨイ!』
シネマジャーナル51号で紹介した 『恋はハッケヨイ!』 (原題:Secret Society) が、 日比谷シャンテ・シネで公開中です。

シネマジャーナル51号表紙


サミンガのライブ

昨年デビューした台湾先住民族の歌姫サミンガが来日しました。 お台場と焼津でライブをします。

6月27日(水) 「 サミンガ と語ろう!」 来日イベント
東京・中野サンプラザ・研修室(8F)
料金:無料、事前にFAXかEメールにて申込が必要
開場:午後6時、開演:午後6時30分
内容:サミンガ(紀暁君)の講演と交流会
主催:新日台交流の会
申込方法:下記の項目を記入し、FAX03−3444−8717 又はEメール chuka@tkb.att.ne.jp 宛てに申込をする: 氏名、性別、年齢、職業、住所、電話、FAX、Eメール、サミンガさんへの質問
お問い合わせ:03−3444−8724 日華資料センター

6月28日(木) Samingad ( サミンガ ) ライブ
TRIBUTE TO THE LOVE GENERATION 
港区台場1−7−1 メディアージュ6F
交通:ゆりかもめ 台場駅・お台場海浜公園駅 徒歩3分
OPEN 6:00pm/START 7:30pm 
料金:自由席 前売6,500/当日7,000
お問い合わせ:03−5531−2025 TRIBUTE TO THE LOVE GENERATION


6月29日(金) Samingad ( サミンガ ) 静岡・焼津 公演
焼津市文化センター 小ホール(キャパ500)
開場:18時30分、開演:19時
料金:全席指定 3,800円(税込み)
主催:焼津市、(財)焼津市振興公社
お問い合わせ:054−627−3111 焼津市文化センター

ロックレコードのサミンガ情報: http://www.rockrecords.co.jp/asia/samingad/index.html


『ブラックボード —背負う人—』
第53回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞の『ブラックボード —背負う人—』 (監督:サミラ・マフマルバフ)が2001/03/17(土)より テアトル池袋で公開されています。 その他の劇場でも順次公開されます:
名古屋  シルバー劇場 5月公開
大阪 パラダイスシネマ 6月公開
福岡 シネテリエ天神 6月下旬公開
他、調整中
詳しくは公式サイト の劇場情報をご覧下さい。


『NAGISA-なぎさ-』
某スタッフが「美術館の隣の動物園」を蹴落とし、2000年度ベストテン 第10位に推した「NAGISA-なぎさ-」が、ベルリン映画祭2001の キンダーフィルムフェストグランプリ受賞を受けて東京・大阪で 凱旋公開されます。
▼4月14日(土)〜4月27日(金) 
大阪・プラネットスタジオ+1
 ※4月6日(金)『NAGISA』特別プレ上映と小沼勝監督のトークショー!
(問合せ:Tel.06-6312-8231 プラネットスタジオ+1)
 
▼4月21日(土)よりG.Wアンコール上映
東京・吉祥寺バウスシアター
(問合せ:Tel.0422-22-3555/6631 バウスシアター)
  4月28日(土)〜 10:30amより連日モーニングショー
また、4月14日(土)AM.10:30より池袋・ 新文芸坐第10回日本映画プロフェッショナル大賞授賞式)で、 また、5月12日(土)ル・テアトル銀座 (日本インディペンデント映画祭2001)で、 特別上映されます。


『青〜chong〜』

このところ韓国発の韓国映画ばかりでなく、国内でも在日韓国、朝鮮の人たちの 作品が話題をよんでいる。昨年一般公開された『あんにょんキムチ』に続き、 昨年の第22回ぴあフィルムフェスティバルでグランプリを含む4つの賞を 獲得した『青〜chong〜』も公開されている。

この作品はどこにでもいるような青春を謳歌している高校生の物語。 違うのは彼が在日朝鮮人であること。とりわけドラマティックな場面が あるわけではないし、突飛な行動に走る訳でもない。少し普通と違うのは 野球部のエースということ。主な登場人物は4人の朝鮮高校生。 彼らをとりまく日常の出来事がたんたんと語られる。悲惨な時代を生きてきた世代の 人たちは「世の中そんなに甘くないよ」と言うかもしれない。でも彼らは あっけらかんと生きている。在日であるがための差別や往きがたさは 今も残っているし、この作品ではそういうエピソードも入れて高校生たちの生きている 〈今〉を表現している。そして在日朝鮮人であることの誇りもさりげなく入れている。 そんなエピソードがふんだんにちりばめられた作品である。

在日であることを証明する「外国人登録証」は一世代前の監督だったら 差別の象徴として表したかもしれない。でも、今年27才の李相日(リ・サンイル) 監督はそれを超越して「これがウワサの外国人登録証です」なんて、 高校生たちに言わせている。在日の朝鮮人は朝鮮人同士で付き合うことを モットーとしているらしく、日本人と付き合うことや、日本人との結婚への 反発に在日からみた日本人への思いが浮き出てくる。日本では外国人と呼ばれ、 祖国へ行けばハングルができなくて日本人呼ばわりされる。自分たちの存在は何?。 「どっちつかずの人種」というセリフも出てくる。バイト先で在日であることを 言い出せない話。通名と本名とのギャップのエピソード等など。高野連加盟の 話題もさっそく取り入れて、時代の変化も表している。

TOKYO FILMeXで来日した『私が女になった日』のイランの マルジエ・メシキニ監督も「映画を作るのにはエピソードがたくさん必要です。 この作品の後は次の作品にそなえてエピソード集めをしています」と語っていた (シネマジャーナル52号にインタビュー記事が 載っています)が、やはりエピソードは映画に息を吹き込むためのもの。

最後のシーンで語られた、「朝鮮人やめたいか、なっちまったもんはしょうがないもんな」 という言葉が心に残る。そんなエピソードがたくさん詰まった『青〜chong〜』は、 日本映画学校の卒業制作として作られた作品。

4月21日〜 BOX東中野にてモーニング&レイトロードショー公開中



『 ファイターズ・ブルース』(原題:阿虎 A Fighter's Blues)
アンディ・ラウの記念すべき100本目の映画『ファイターズ・ブルース』が 2001/05/19(土)よりいよいよ日本でも公開されます。しかもですね……、 驚かないで下さいよ……、なんと日本で公開される香港映画としては驚異の 44スクリーンでの一斉公開なんです!! ワーナー・マイカル設立10周年を 記念して開催される《CINEMA EXPO 10》の第3弾としての公開で、 入場料金も¥1000に設定なんだそうですけど。 シネジャの某スタッフ(アンディ迷)は、そんなに大胆に一斉公開して一体お客がはいって くれるのか、もう今から心配で心配で夜も寝られない状態らしいです(笑)。 みなさんぜひぜひ『ファイターズ・ブルース』を観に行きましょう!

主演は、アンディの他に常盤貴子、そして下で紹介している『ナンナーク』主演の タイ女優インティラー・ジャルンプラです。 監督は『もういちど逢いたくて — 星月童話 —』でファンタジックなラブ・ロマンスを 描いたダニエル・リー。 (詳細) (公式サイト

みどころはなんといってもアンディのキックボクシング・シーンでしょう。 面白い記事が載っていましたので、 中華迷の過去記事を探して見て下さい。 (と、思っていたんですが、今チェックしたらもうないみたい……。整理されちゃったかな)

『ドリフト TIME & TIDE』(原題:順流逆流)
もうこの流れは、誰も止められない! 《野望》《闘争本能》《掟》《愛》が四つ巴となって回転する《21世紀仕様》の ハイパー・バイオレンス・アクション!

製作・監督:ツイ・ハーク、出演:ニコラス・ツェー/ウー・バイ/アンソニー・ウォンの 『ドリフト』が6月中旬より、スバル座などで順次ロードショー公開されます。


『ボクと空と麦畑』
スコットランド出身の注目の若手女性監督リン・ラムジーの長編第一作です。 現在シアター・イメージフォーラム で上映中です。


中国映画史の流れ:無声後期からトーキーへ
NFC(国立近代美術館フィルムセンター --中央区京橋 3-7-6) 大ホールで、4月3日(火)〜5月6日(日)の間、 中国映画特集上映 が行われます。 上映される31作品には日本初公開作品8作品も含まれています。料金は、 一般410円/学生・シニア250円/小人180円です。大ホールは定員310名で、各回 入替制です。発券・開場は開映の45分前から行われ、 定員に達し次第締め切りとなるそうです。
なお、フィルムセンター図書室ではシネマジャーナル誌が読めます(土・日・月は休室)。

第15回高崎映画祭
第15回高崎映画祭が3/24--4/8の16日間開催されます。 上映作品の中には『ヤンヤン夏の想い出』『ただいま』などもあります [プログラム]。 見逃していた映画はありませんか?

『ある歌い女の思い出』
中野武蔵野ホールで 公開中/3月 大阪シネ・ヌーヴォにて公開予定
シネマ・ジャーナル51号でも紹介した、チュニジアのムフィーダ・トゥラートリの第 1回監督作品。1950年代のチュニジア王宮に仕える母娘の葛藤の物語…ときくと、一 見古臭い話のように思えるが、登場人物の心情を鮮やかにすくいとる細やかな描写が みずみずしく、また、王宮で働く女たちの連帯も力強い。地味ながら、監督の静かな 情熱と意志が伝わってくる好編。なお、監督の第2作 『The season of men』(2000) は、去年の釜山映画祭で上映された。

『東京攻略』
3/10(土)〜 渋谷東急3ほか松竹東急系で公開予定
ジングル・マ監督の手腕が冴える香港発東京経由の娯楽アクション。そつなくまとめた 『バーチャル・シャドー』で監督デビューして3作め、 早くもヒットメーカーに躍り出た感がある。ダイナミックなアクションと、 おかしな発明品を取り出し敵を翻弄するトニー・レオンのおとぼけシーン (これが香港版007なのだろうか?)、豪華スターの共演とひと粒で2度、3度おいしい映画。 これなら香港映画ファンでない人にも安心してお薦めできる…とはいえ、 予告編はシリアスなアクションミステリー風に作られていたのが気にかかる。 本編とのギャップに驚かなければよいんだけれど。


「国際交流基金アジアセンター」
2001年3月3日(土)〜11日(日) 「インド映画の奇跡 グル・ダットの全貌」
2001年3月15日(木)〜20日(火・祝) 「2001韓国映画プロジェクト I」

●テアトル池袋 『わすれな草』
いま、シネマジャーナル誌をおまけつきで販売中です。リピーター特典もあるとか……。
「南島映画通信」連載の岩野さんからのお知らせ--『ナビィの恋』の中江裕司監督のドキュメンタリー放映!
「3月16日(金)の19:30〜21:30にNHK−BS2で、中江裕司演出の番組が 放映されます。
 『ナビィの恋』で恵達おじいの役を演じた登川誠仁さん他、琉球民謡の代表的 唄い手が登場する、唄をメインにしたドキュメンタリーです。
 お時間がありましたら、ぜひ、見てくださいね!」

『デッド・アウェイ バンコク大捜査線』
キネカ大森にて公開中
香港映画ファンなら見てほしい! 肉体美のいい男たち、迫力ある銃撃戦、かわいい 女の子、ベタなやりとり…1980年代黄金期の香港映画を彷佛とさせる熱気がここにはある。 話題作『アタック・ナンバーハーフ』を観る前に、 これを観ないと今年のタイ映画は語れないでしょう!  直球勝負の爽快さが魅力。

『夢は時を越えて』 公開情報 (-- 2001/2/19)

シネマジャーナル・スタッフが選ぶ今週の注目株

『夢は時をこえて』公開中!

●シネマジャーナルでもたびたび取り上げている、藤原智子監督の 『夢は時をこえて—津田梅子が紡いだ絆』 が新宿シネマ・カリテで公開中!  この作品は2000年度キネマ旬報文化映画部門で、1位に選ばれた作品です。 公開期間が短いので、観に行かれる方はお早めに!


●公開期間:2/10(土)〜2/19(月) 午前10時より1回上映
 料金:当日券1000円
 場所:新宿武蔵野館シネマ・カリテ


●内容
 津田塾大学の創始者・津田梅子の足跡をたどるドキュメンタリー。 生涯を真の女性の自立に捧げた梅子と、彼女を支えた周囲の人々との絆、 そして梅子の志を受け継いだ卒業生の活躍を、アメリカロケをまじえて多彩に描いた作品。 1984年冬、大学の屋根裏から、アメリカの育ての親にあてた数百通の梅子の手紙が発見されたところから、 この映画は始まります……


●スタッフ
 監督・脚本/藤原智子
 製作/大和史明
 撮影/宮内一徳
 編集/吉田栄子
 録音/瀬谷満
 音楽/吉岡しげ美
 声の出演/二木てるみ、横田ひろみ
 ナレーター/青木裕子

 企画/津田塾同窓会

 制作/日本映画新社

 協力/津田塾大学

 16ミリ/カラー/92分

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