女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
スタッフ日記
2010年3月第1週
2010/3/7 (Sun)

今週も先週に引き続きフランス映画祭の試写に何回か行く予定だったのですが、3日に丸一日イラン関係のシンポジウムがあることがわかり、予定の組みなおし。いくつかの試写を諦めざるをえませんでした。セシル・ド・フランス主演の『スフィンクス』は、エジプトが絡みそうで外せない・・・と試写を観にいったら、なぁ~んだ、スフィンクスは薬物の名前でした! エジプトは全然関係なかった! 突っ込みどころ満載の犯罪映画でしたが、そこそこ楽しめました。

さて、3日は「新たなコミュニケーション手段と新たな社会 イランを事例として」に参加してきました。スカイプを使って、カナダにいるイラン人の先生も登壇。いかにイランの社会運動にインターネットが影響を与えているかを考察するシンポジウムでした。ネットの出現は、31年前のイスラーム革命の時代とは決定的に違う動きを社会にもたらしているのですが、はたしてイランの行方は・・・? この日、活発に意見を述べたり質問したりしたのは、イラン人女性たちでした。大学生の6割以上が女性というイラン。女性たちが社会を動かすのは間違いないと感じた一日でした。

(咲)

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2010年2月第4週
2010/2/28 (Sun)

22日(月)昨日の夜はウキウキして寝付きが悪かった。8時間14分のドキュメンタリー観るのだ。
山形ドキュメンタリーの大賞プラハティ賞を二回も受賞したワンビンに負けない長さ、 負けない内容の日本人監督作品を、待ち望んでいたからだ。
神田区民会館・神田公園洋室Bってどんなとこだろう?張り切り過ぎて9時20分に着く。 小さな部屋だった。まだ準備中だったが荷物だけ置いて場所をゲット!
近くに商店やコンビニがないと8時間以上は辛いと、手づくりハムトーストやみかん、あられ、お茶を持参。しかし、後で気付くがここは東京のど真ん中!近くに素敵なコーヒー&ランチの店があった。

観た作品は、『アメリカ ―戦争する国の人びとー』(藤本幸久監督/494分) 詳細は、作品紹介をどうぞ! (→ 作品紹介『アメリカ ―戦争する国の人びと―』

朝10時からずーっと夜7時過ぎまでみてしまった。途中10分ぐらいうとうとっとしたが、最後まで観られた! 
しかし、まだ余力があるので次の作品も見る。日頃、7時間半かけ、在来線乗り継いで上京しているから平気だ!

(美)

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間寬平さんが、「アースマラソン」でイスタンブルに到着し、癌に罹ったことが判明した・・というところまでは知っていたのですが、その後も走り続け、いつのまにかイランで映画撮影中なのですね。『風の絨毯』のキャマール・タブリーズィー監督が、アースマラソンでイランを走る寬平さんを是非主人公にして撮りたいと熱望されたのだそうです。【謎の日本人ランナー「カンペイ」が、沈滞する村を励まし再生させる物語】とのこと。

アースマラソンのブログ(http://earth-marathon.laff.jp/)に、寛平さんが、「きねやの乙女餅」を監督に差し上げた・・・とあって、思わず反応してしまいました。中学卒業まで神戸に住んでいたのですが、年に数回両親に連れられて行ったのが宝塚ファミリーランド。乙女餅は、宝塚に行くと必ず買って帰った大好きな和菓子。懐かしいです。「監督もイランにも似たお菓子があると気に入られた」とありました。そう、確かにあります! 寬平さんもスタッフの方々も、イラン人の優しさに触れて、ニュースで受ける怖いイメージを払拭された様子。ブログで多くの日本人にそのことを知ってもらえるのが何より嬉しいです。撮影中の映画『ランアンドラン』は、3月20日からの沖縄国際映画祭に出品されます。(今も撮影中ってことは??? 猛スピードで編集して仕上げですね!)タブリーズィー監督の作品ですから、絶対面白いはず。沖縄に駆けつけていち早く観たいところですが、寬平さん主演ですから、もちろん公開されますよね。それまで我慢です。(咲)


アジアフォーカス・福岡映画祭2004の折に来日したタブリーズィー監督(左)
『ザ・リザード』は、囚人が僧侶の袈裟を失敬して脱獄し、人々に崇められてしまう爆笑物。

(咲)

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2010年2月第3週
2010/2/21 (Sun)

「フランス映画祭2010」(3月18日~22日)の試写が12日から始まりました。私にとって、フランス映画への興味は、イスラーム諸国からの移民絡みと、ユダヤ絡み。17日(水)は、家で休養しようかなと思ったのですが、『クリスマス・ストーリー』の内容を検索してみたら、「クリスマスを祝わないユダヤ人の彼女」という文言があったので、これは観なくては!と。ユダヤ人は物語のほんの一つの要素でしたが、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の本作、骨髄移植に絡む家族の物語で、素敵な映画でした。最近、友人たちが相次いで癌に罹って闘病中ということもあって、いろいろ考えさせられました。

18日(木)韓国文化院ハンマダンホールで、「真!韓国映画祭」で上映される『飛べ、ペンギン』の特別試写会の舞台挨拶取材。市役所のある課を舞台に4つのエピソードが描かれた作品で、この日は新入社員でお酒の飲めないベジタリアンを演じたチェ・ギュファンさんが登壇しました。結構長い挨拶を綺麗な日本語で行った彼は、現在、神戸で日本語の勉強中。映画の中では、ちょっと不気味な笑顔で笑わせてくれたのですが、なかなか清楚で素敵な青年でした。舞台挨拶とその後の囲み取材の報告は、後日お届けします。


(左)チェ・ギュファンさん舞台挨拶。通訳は彼の日本語の先生で息もぴったり。
(右)チェ・ギュファンさん。誠実さが溢れる青年でした。

19日(金)フランス映画祭のオープニング作品『ミックマック』の試写。いずれ公開されるからやめようかなと思ったら、父親を西サハラの砂漠での地雷除去作業中に亡くした少年が大人になって武器商人に復讐するという物語。しかも、『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督なので、イスラームが絡まないはずはない!と観にいってきました。やんわり戦争批判をしながら笑わせてくれました。
せっかく外出したので、この間から気になっていた『サヨナライツカ』も観てきました。なんといっても、大好きな西島秀俊さん! 観た方から老けメイクがいただけないとか、内容に関してもあれこれ言われていましたが、実はこの日は誕生日だったので、人生を振り返るのにふさわしい映画でした。(フフ♪) 思えば、タイのオリエンタルホテルは、レスリーゆかりの地。『恋戦。OKINAWA Rendez-vous』で共演した加藤雅也さんも出演していました。西島さんもだけど、加藤雅也さんの老けメイク、ちょっといただけなかった! それにしても、25年の時を経て、再会した二人がレストランでメニューを見るのに、共に老眼鏡をかける姿には、まさに私も!と笑うに笑えませんでした。気持ちはいつまでも若いつもりなのですが、肉体的衰えは隠せませんねぇ・・・

(咲)

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2010年2月第2週
2010/2/14 (Sun)

9日(火) キノアイ、シネマスコーレ、シネマコリアの三者が共同配給して開催する「真!韓国映画祭」の試写へ。田代親世さんとお隣の席に。韓流スターの記者会見やファンミの折に、ご挨拶したことはあったのですが、初めてゆっくりお話しました。日本の韓流ブームの立役者として名を馳せている田代さんですが、香港中文大学に留学して北京語を学ばれたこともある香港通なのは、皆様もご存知の通り。どっぷりはまるきっかけはチョウ・ユンファだったのですね。 そして、田代さん原作で、脚本も手がけられた『台北に舞う雪』(霍建起監督)が、いよいよ2月20日から公開されます。
「小説【台北に舞う雪】も出しましたので、本屋さんで覗いてみてくださいね~」と言われました。お話していて“才媛”という言葉がぴったりだなぁ~とドキドキでした。 (ちなみに、この度発行したシネマジャーナル78号にも、『台北に舞う雪』は、たっぷり5ページ特集! 霍建起監督と莫子儀(モー・ズーイー)のインタビュー、【台湾ロケ地めぐり(1) 平渓線沿線】と、盛りだくさんです。)


    霍建起監督         莫子儀(モー・ズーイー)

さて、この日最初に観た『飛べ、ペンギン』は、市役所のある一つの課を舞台に繰り広げられる人間模様。子供の勉学の為に妻子を米国に住まわせている課長が、夜つきあってくれる相手を仕事中に必死に探す姿に、かつて会社勤めしていた頃、同じような上司がいたなぁ~と懐かしく思い出しました。部下たちが、何かと言訳をつくって断るのも、いずこも同じ? 同僚たちと毎晩のように飲んで騒いでカラオケに行ったりした時代も、遠くになりにけりです。


『飛べ、ペンギン』 (C) 2009 INDIESTORY Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

10日(水)かつての会社の友人たちで、香港映画好きの仲間と会食。1年に数回一緒に香港に行った時代もあったのですが、追っかける相手が違って、一緒に香港に行くことも少なくなりました。そも、私の場合は、追っかけていた相手が天国にいってしまったのですが・・・ 久しぶりに、のんびり香港に行きたいね~と語り合いました。
彼女たちと前々から約束していたら、同じ日に、オーストラリアから一年に一度帰国するK夫妻主催の酒宴があるとの知らせ。26年前のスペイン・モロッコのツアーでK夫人が添乗員だったという縁が今も続いているのです。K夫妻は現在ブリスベン近郊の海辺でプチホテルを経営していて、シーズンオフに1ヶ月休暇を取って日本経由世界のどこかで過ごすという、うらやましい人生をおくっています。30分だけ酒宴に参加し、いつもテンションの高いK夫妻に元気を貰いました。数年前のK夫妻主催の酒宴で知り合ったYさんは、中国・昆明に語学遊学していて一年ぶりに帰国。Yさんとは酒宴の前にお会いして、遊学生活をたっぷり聞かせていただきました。先日、ラオスの古都ルアンパバンまで旅してきたとのこと。昆明から寝台バスで24時間なのだそうです。近い!と思ったら、ベトナムの『モン族の少女 パオの物語』の舞台になったあたりは、さらに近くて、バスで8時間とか。昆明郊外には、『雲南の少女 ルオマの初恋』や『さくらんぼ 母ときた道』の舞台になった棚田もあるし、Yさんが昆明にいる間に訪ねたいなぁ~と思いました。

13日(土)シネジャ78号が出来上がり、みぞれ交じりの雨の中(白)さん宅へ行き発送作業。表紙の画像が左寄りになっていたり、写真が粗くて色が薄いなど、仕上がりがイマ二つか三つくらいで、読者の皆様に申し訳ない思いです。原稿のあちこちに間違いを見つけてしまうのは、いつものこと。どうして校正の時に気がつかなかったのかしら・・・と、老眼のせいにしたりしています。ページ数がいつもより6ページ多い94ページですので、どうか許しを! 目次をご覧になり、お買い求めいただければ嬉しいです! 

(咲)

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2010年2月第1週
2010/2/7 (Sun)

3日は節分。外出前に近所の高幡不動尊に寄ってみました。ちょうど第一回目の豆まきが終るところに到着。予定の電車まで時間があったので、境内の梅を愛でながら奥の方まで散策してみたら、次の豆まきの為に年男・年女の人たちやゲストの方たちが歩き始めるところでした。年男から直接手渡しで豆を貰ってしまいました! 隣に立っていたおじいさんは、自分の歳の数を貰うと頑張っていました。手に入りきるでしょうか?? 皆に福が来るといいですね。
このところ、映画を観ても寝てしまうことが多くなって、気が付いたら終っていることも・・・ (試写じゃ、結末教えてくれぃ~というのも恥ずかしい!) 映画がつまらないわけでもないので、疲れているのですねぇ。元気という福が欲しい今日この頃です。


      高幡不動尊           豆まき@高幡不動尊     

     年男から豆をいただく       綺麗どころからも豆をいただく

(咲)

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2010年1月第5週
2010/1/31 (Sun)

24日(日)78号の原稿も書き終わってないのに、【エジプトと写真・オーガニックの旅・「旅と空想の美術館」ツアー】に参加してきました。行き先はエジプト・・・ではなく、山梨県北杜市。清里や小淵沢がいつのまにか北杜市になっていたのですね。主目的は、「清春 旅と空想の美術館」で2月28日まで開催中の常見藤代さんの「砂漠のサイーダさん」写真展。エジプトの砂漠でただ一人、家族と離れて遊牧生活をおくる女性サイーダさん。彼女を6年間かけて追った素敵な写真を初めて観たのは、もう4年程前でしょうか。個展の会場でちょっとだけお話した常見さんと、その後、アラブ映画祭の会場で再会。それ以来のお友達です。

さて、現地に着くまで、バスの中で常見さんがエジプトで撮ったビデオを見せながらトーク。サイーダさんの遊牧生活だけでなく、カイロの市場や、家のそばの路地で夜通し賑やかに騒ぐ結婚式の様子など、エジプトの庶民の様子が興味深かったです。(ベリーダンスに鼻の下を伸ばしていた方も!) ちなみに私たちの乗ったバスのボディには大きく「天ぷらバス」と書いてあって、駐車していると子ども達が興味津々で寄ってきます。天ぷらを揚げてくれる屋形船のバス版を想像してしまいますが、天ぷら油の廃油をリサイクルした燃料で走るバス。エコを意識したツアーだったという次第で、最初に降り立ったのは、農家の廃屋を借りて田舎体験している方のところ。40人程の参加者のほとんどは中東好き。雑木林の開墾や稲作体験の話にちょっと戸惑いながらも、八ヶ岳や富士山の雄大な姿を眺めながら自然に接したひと時でした。


快晴の空に山が綺麗でした!(山の名は??)     東京から毎週通って田植えした水田    

べるがの森でオーガニック野菜の美味しいランチをいただき、「旅と空想の美術館」へ。サイーダさんの写真を観るのは4度目でしたが、可愛らしい室内に飾られたサイーダさんは、また違った印象。


べるがの森 ~白洲・尾白の森 名水公園~         オーガニック野菜のランチ     


     清春 旅と空想の美術館             常見藤代さんとサイーダさん  

そして、最後の目的地は「清里フォトアートミュージアム」。今井寿惠「生命の証―馬とともに40年」の最終日でした。馬の写真か・・・と、あまり期待してなかったのですが、これがもう凄い写真展でした。今井寿惠さんは、77歳で亡くなられる前日までカメラマンとして仕事をしていた方。1956年「白昼夢」展で心象風景をイメージした写真で鮮烈なデビュー。前衛的な写真に時代が追いついてない状況でした。ファッションカメラマンとして活躍していた1962年、交通事故で1年半の間視力を失います。奇跡的に回復し、その時に観た『アラビアのロレンス』の広大な砂漠の中を一頭の馬が遠くから近づいてくるシーンに魅せられ、馬を追っかけるようになったそうです。映画は、人生を決定付ける力も持っているのですね。そして、競馬場ではベストポジションを用意して貰える実力に。今井さんの撮られた馬の写真の数々に溜息でした


清里フォトアートミュージアム

素敵な旅だったので、つい報告が長くなりました。この旅に元気を貰って、78号の残りの原稿を仕上げ、29日(金)無事入稿しました。休日が入る関係で、発行は2月中旬を予定しています。2009年読者とスタッフのベストテン、東京国際映画祭や東京フィルメックスをはじめとする秋の映画祭特集など、インタビュー記事も多数! いつもより6ページ多い94ページです。是非、お読みいただければ嬉しいです!

>> 78号目次

(咲)

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2010年1月第4週
2010/1/24 (Sun)

シネジャ78号編集日目前の18日、中東ミニ博物館の館長先生が天国に旅立たれました。テヘラン、アンカラ、イスラマバードの日本人学校長を歴任し、定年退職後に自宅を改造して開館。この春に二十周年を迎えるのを楽しみにしていた矢先のことでした。12月中旬、中東ミニ博物館の定例講座でお会いした時に、私の体重が勝つ程に痩せておられ心配していたら、年末にご入院されたとのこと。16日にイランのザクロを持ってお見舞いに伺ったら、手を差し出されて、しっかりと大きなザクロを握り締めてくださいました。それからわずか二日後の訃報・・・ 涙、涙です。
毎月会報を遅れることなく発行されていた先生、次々号の巻頭文も用意されていたと伺い、筆の遅い私は深く反省。「継続は力」も先生から学んだことです。シネジャも地道に続けていきたいと思います。そして、先生がくださった大勢の人との縁も大切にしていきたいと思います。合掌


中東ミニ博物館AA同好会恒例の花より団子のお花見の会。
トルコ料理屋さんで館長先生ご夫妻を囲んで。
2009年4月

(咲)

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2010年1月第3週
2010/1/17 (Sun)

13日(水)京橋にある映画美学校の地下にある第二試写室で『ルドandクルシ』(メキシコ)の最終試写。1時間位経って、ガエル・ガルシア・ベルナル演じるバナナ園で働いていたおトボケ男がサッカー選手として成功し大邸宅に住み始めたところで、ブチっと画面が真っ暗に。全館停電で復帰の見込みがないのでと、上映中止になりました。補助灯と懐中電灯の明かりで外に出たのですが、これが東京大停電なんて事態だったら・・・と、ちょっとヒヤッとしました。夕方、お詫びのファックスが入って、隣のビル解体の影響で送電が切れてしまったとか。映画美学校の入っているビル自体、今月で閉館して解体されるそうです。漆喰のデコレーションが素敵な建物なので、なんだかもったいないです。


レトロな雰囲気の映画美学校1階ホール             美しい漆喰の装飾     
(クリックで拡大します)

その夜入ってきたハイチ大地震のニュース。2007年の第8回東京フィルメックスで上映されたハイチ映画 『食べよ、これが我が体なり』を思い出しました。冒頭、空撮で海から町を映し出した圧巻の映像、横たわる白人の老婆、食べ物をむさぼる黒人の子どもたち、カーニバルでの奇怪な仮装行列など、強烈な印象を残した作品でした。テレビから映し出される大地震の被害の凄さに、被災者の皆様が一刻も早く安全な生活ができるようになることを祈るばかりです。


熱く語る『食べよ、これが我が体なり』のミケランジュ・ケイ監督
第8回東京フィルメックスにて

そして、今日は私の故郷神戸を襲った阪神淡路大震災から15年。町は復興しても、災害を実際に経験した方たちには色々な思いがいつまでも消えないことと思います。いつ襲ってくるかもしれない天災には逆らえないとなると、毎日を精一杯楽しく過ごすしかないっか~と、相変わらず能天気な私です。

(咲)

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2010年1月第2週
2010/1/10 (Sun)

お正月もあっという間に過ぎ去って、もう10日ですね。シネマジャーナル本誌の発行時期が去年の半ばから変更になって、2月・6月・10月になり、今、シネジャのメンバーは2月に発行する78号に向けて追い込み中です。以前の発行が4月・8月・12月で、4月は年度末にぶつかる、8月は夏休みをちゃんと休みたい、12月は11月末の東京フィルメックスや年末で忙しい・・・と、変更したのですが、お正月休みにゆっくり原稿を書ける!などというのは夢のまた夢でした。年末に書ききれなかった年賀状や、初詣など家族との付き合いもあるしで、まだ山の麓にいる私です。でも、いつも早く書き終える方からは、続々原稿が届いています。結局、締切ぎりぎりにしか書けない性格なのだなぁ~と反省。
そんな状態で映画を観にいく時間などほんとはないのですが、7日、『パーフェクト・ゲッタウェイ』(デヴィッド・トゥーヒー監督)がマスコミ最終試写だったので観にいってきました。(千)さんも来ていて、始まるまでおしゃべり。いつもならプレス資料を読んでから映画を観るのですが(実は寝てしまうことも多くて!)、ハワイ・カウアイ島を舞台にしたサスペンスというだけの予備知識で拝見。いやもう、えええっ~と驚く展開で、クラクラ。終ってから資料をみたら、表紙に「この映画の結末は、誰にも喋らないでください」と大きく書いてありました。内容はともかく、カウアイ島が綺麗だったなぁ~と思ったら、最初の空撮などはカウアイ島ですが、トレッキングやビーチなど多くの場面はプエルトリコで撮影したと判明。思わず、プエルトリコに行ってみたくなりました! 


『パーフェクト・ゲッタウェイ』
2010年1月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
公式サイト:http://www.perfect-getaway.jp/

(咲)

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2010年1月第1週
2010/1/3 (Sun)

新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞシネジャをご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申しあげます。


コミケのシネジャ・ブース

さて、昨年最後の一大イベント、大晦日のコミケ初参加報告です。
コミケの存在は知っていたものの、そも、シネジャがコミケ??と思っていました。中東の旅本などを出している友人から、「出す資格充分ありますよ」と言われ、ホイホイ参加することにしたものの、お盆の夏コミケで下見する予定が高熱で行けず、まさしくぶっつけ本番。行く道々、発足当時から関わっていらっしゃる友人の旦那様が、「会議室一部屋で始めたコミケが、まさかビッグサイト全部使ってやるような大規模なものになるとは思わなかったですよ」と感慨深くおっしゃっていました。ビッグサイトにただただ長机が並ぶという想像を絶する会場。手慣れた友人が小道具をいろいろ持ってきてくれて、長机半分の狭いところに、効率よく10種類のシネジャと、チラシなどを並べることができました。
助っ人に駆けつけてくれた名古屋の(美)さん、「あんな超満員の電車には生まれて初めて乗りました」と腰を抜かしてました。コミケには何回か友人の手伝いで参加しているという若手新人の(千)さんも無事到着。
10時開場。どっと人が入ってきて、人気ブースに駆けていく姿が見えました。(「走らないでください!」の声が・・・) 初参加なので、どれほどの方が興味を示してくれるかドキドキ。開場してほどなく、1990年代に「電影風雲」という香港映画や台湾映画の同人誌を作っていた方が通りかかって気付いてくださいました。しばしお喋りして懐かしいひと時でした。(「電影風雲」には、ほんとにお世話になりました!)ほかにも、中華圏の映画好きの方が何人も目を留めてくださいました。台湾映画『永遠の夏』(公開タイトル『花蓮の夏』)のその後を書いてましたよね・・・と尋ねてきた方がいて、(美)さんの初インタビューがこの作品だったので話がはずみました。
「東ブロックN 19-a」 のメモを持った男性の方が、奥さまからシャールクカーンのことが載ったものがあったら買って来るように頼まれたとやってきたりもしました。残念ながら持参してなくて、せっかくいらしてくださったのに、申し訳ありませんでした。タイやベトナムの映画に興味があるという方も! どの号にも、いろんな方面の映画が掲載されているのですが、自分自身きっちり把握してなくて、すぐに対応できなくて反省! 中東映画を扱っていることに感激してくださった方もいて、こちらはばっちり対応できました。(ちなみに、web版シネジャの「資料室」のところに「タイトル索引」があって、気になる作品をシネジャで取り上げているかどうか、検索できます!)
初参加でしたが、結構、次から次へといろんな方が覗いてくださって、映画談義に花が咲き楽しい時を過ごしました。お買い上げくださった皆さま、関心を示してくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました。勢いで夏コミケの申込書を買ってしまいました。また会場でお会いできれば嬉しいです。

(咲)

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