女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
スタッフ日記
2012年1月第4週
2012/1/29(Sun)

26日 早起きして、【鉄旅オブザイヤー】授賞式の取材へ。『僕達急行 A列車で行こう』(森田芳光監督)に出演している村川絵梨さんがプレゼンターとして登壇するということで案内をいただいた次第。会場は大宮の鉄道博物館。若い頃、全国津々浦々鉄道を乗り回して旅していた身。これは行かねば!と。 遠いし、ほかに物好きはいないだろうと思ったら、山好きの(暁)さんも山に行くのに夜行列車や鈍行列車を愛用していたと手をあげてくれて、道連れができました。

【鉄旅オブザイヤー】は、2011年に新青森から鹿児島まで新幹線がつながったのを記念して、旅のプロが企画する鉄道旅行商品を作品と捉えて、魅力ある作品に賞を授与しようという試み。天災からいち早く復旧した鉄路が、観光を通じて被災地の復興に果たした役割にも思いを込めての催しでした。16社90作品の中から5作品が最終審査に残り、〔人気列車でめぐる!九州一周〕〔ブライダルトレイン in ひたちなか海浜鉄道〕〔あけましておめde鈍行列車のお正月〕〔がんばろう三陸復興応援ツアー〕をおさえてグランプリに輝いたのは、〔怪奇!!トロッコ列車 京都保津川2時間サスペンス〕というJTB西日本による作品。通常昼間に運行されている京都嵯峨野のトロッコ列車を夜間に走らせ、保津川の暗闇を舞台にパフォーマンスや怪談を楽しむというコンセプト。企画した佐々木寛子さんと宮地広樹さんの二人が関西風のコント仕立てで企画内容を発表してくださって、会場が沸きました。


【鉄旅オブザイヤー】授賞者の皆さんとプレゼンター村川絵梨さん
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授賞式終了後、この日プレゼンターとして活躍した村川絵梨さんにインタビューの時間をいただきました。実は、『僕達急行 A列車で行こう』は未見。その立場でお話を伺うのは申し訳なかったのですが、急逝された森田芳光監督の思い出や、映画のみどころなどを伺ってきました。森田監督が長年あたためていた企画で、撮影現場ではとても楽しそうにされていて、「シリーズ化したい」「次は北海道に行こう!」などとおっしゃっていたそうです。村川絵梨さんは、松山ケンイチさん演じる小町を“少し好き”という役どころ。「今後の展開として、“少し好き”が、ちょっと好き、かなり好き、死ぬほど好きとエスカレートしていくのがいいねと監督と話していたのですが・・・」と残念そうでした。映画の仕上がりは、台本で読んだ時よりも何十倍何百倍も面白かったそうで、観るのが楽しみです。


村川絵梨さん
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インタビューを終えて、授賞式記念の特製駅弁をいただいたら、もう2時近く。後の予定があったので、目的だった(!!) 鉄道博物館は15分程で大急ぎで駆け巡りました。実際にいろいろな車両に乗ってみることも出来て、中でも感無量だったのは高校時代に乗っていた南武線の木の床の車両! 受験勉強をしながらの長距離通学で、毎日のように出会ったアメリカンスクールの生徒たちのことなどを懐かしく思い出したひと時でした。


授賞式記念の特製駅弁 美味しかった~!


鉄道博物館
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(咲)

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2012年1月第3週
2012/1/22(Sun)

16日(月) 1時 京橋で『フラメンコ・フラメンコ』の試写。早く観たかったのに、最終試写に駆けつけることになってしまいました。スペインに旅した時に見た観光用のフラメンコと違って、歌や踊り、ギターやピアノの演奏など、フラメンコの真髄を21幕で描き出した重厚な作品でした。ひたすら舞台を写していて、いつしか夢の世界へ・・・。あとで資料を確認したら、半分くらいの幕が記憶にない! (暁)さんとシネジャで“こんな映画で私は寝てしまった”特集をしたいねとよく話しているのですが、これも該当作品になってしまいました。

3時半からの試写があったのですが、今日は寝てしまいそうとやめて、銀座三越で<新刊刊行記念「猫のくすっ」榎木孝明とねこ・色いろ展>をゆっくり見てきました。可愛い猫のスケッチがいっぱい! 猫の気持ちになって榎木さんが書いたコメントも楽しかったです。ほかに最近の作品では、映画 『源氏物語−千年の謎−』の撮影の合間に描いたものも。(うっ 映画をまだ観ていない・・・)

夜6時、これまた楽しみにしていた『ピラミッド 5000年の嘘』の試写へ。 久しぶりに(暁)さんと一緒。「寝てしまいそうな映画ね」と話しながら見始めたのですが、早口のナレーションについていくのに必死で思いのほか寝ませんでした。ピラミッドのあの大きな石をいかに積んだかの謎に迫る話かと勝手に思っていたら、ピラミッドに終始せず、話はイースター島やペルーの地上絵などにもおよびました。それらも含めてぺトラ(ヨルダン)、ペルセポリス(イラン)、モヘンジョダロ(パキスタン)、アンコールワット(カンボジア)など世界の名立たる遺跡が赤道と30度傾いた位置に並んでいるのは何故かと検証していくのですが、あまりに説明が早くて理解しきれませんでした。でも、中に「洪水が世界を滅ぼす」という言葉があってドキッ。もう一度、書物で解説を読みたくなる話でした。

映画が終わって、餃子好きの(暁)さんを餃子の美味しい店に案内し、ささっと食べてユナイテッド・シネマ豊洲に『アコースティック』の舞台挨拶取材へ。夜遅いのはちょっと・・・と思いつつ、ららぽーと豊洲に行ってみたいのと、K-POPの新星「2AM」のイム・スロンくんを見てみたいと欲を出した次第。2PMじゃなくて、2AMなんだ〜というくらいの知識でお恥ずかしいのですが、イム・スロンくん、すらっと背が高く好青年でした。音が武器となり音楽が消えてしまった30年後の未来に、音の研究をしている大学生を演じたイム・スロンくん、「2AMのほかのメンバー2人にどうだった?と電話したら、30秒位ずっと笑ってました」という発言から、楽しそうな映画のようです。(映画は未見なのです・・・)


『アコースティック』の舞台挨拶で初々しく笑顔をふりまくイム・スロン

(咲)

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2012年1月第2週
2012/1/15 (Sun)

1月9日(月曜)

今年二度目の東京映画ウィーク。(名古屋から青春切符で)
ほぼ一日中、六本木に居座り映画デー。

まず、大目的の『ブラックサンデー』ジョン・フランケンハイマー監督
わけありで劇場未公開のため、「午前10時の映画祭」は95%の入り。
それもTOHOシネマズ六本木ヒルズの一番大きなスクリーン2だから相当な数。
○ひと言感想:鳥肌もの! 観に来た甲斐があった!

それからシネマート六本木へ、ここで3本。いつものNさんから野菜ぎっしりのサンドウィッチいただく。

中目的の韓国版『白夜行』 ハン・ソッキュ目当て・・・だけど少し油が抜け過ぎでいた・・・ファンは絶対やめない!けどね。公平に見て日本版の方がわかりやすく迫力あり。

これも中目的。ナデリ監督作品『CUT』「映画は昔、娯楽であった!」の言葉をかみ締めた。
痛い映画と聞いていたが、この監督の映画に対する強い強い愛情を感じた。今の映画界に問いかけたい気持ちを、俳優・西島にたくしたと感じた。感動!
常盤貴子・・・もっさりした女を演じていたが、そのゆっくりもっさりが効いていた。

『テトロ過去を殺した男』 これはついでに観た映画だったが、終盤がよかった。

『今日と明日の間で』これは余力があったらと思ったが、ありそうなので銀座へ。5本目。ちょっぴり眠ったが、自分の身体を厳しく管理する首藤康之の真剣さに頭が下がった。


1月10日(火曜)

試写『昼下がり、ローマの恋』 イタリアお得意の「恋愛マニュアル」系で、3つの章にわかれている。最後の章、デ・ニーロ&モニカ・ベルッチ甘酸っぱさとトキメキがいい具合に混ざり合っていた。

銀座スバル座で『善き人』1930年代、ベルリンの大学で教鞭をとる文学教授ジョン・ハルダーは数年前に書いた不治の病に侵された妻を夫が安楽死させる内容の小説をヒトラーが気に入り、同様の「人道的な死」をテーマにした論文を書いてほしいという仕事を断りきれなかった。イギリス、ドイツ合作映画だが英語だったので少しがっかり。描かれ方は他のナチス映画と比べると地味だが、内容は深い作品。驚くことに『冷たい熱帯魚』にも使われた楽曲が出て来た。

銀座からテクテク京橋のフィルムセンターへ。
『惜春』木村恵吾監督/1952年/よみがえる日本映画

安月給とりの藤崎は、流行歌手のブギの女王の妻に頭が上がらない。
妻が一ヶ月の公演に留守をするので、手伝いばぁさんを雇うが、ばぁさんが来て「急にできなくなったので、身元の確かな人を連れてきました」と変わりにきたのが、近所に住む未亡人・たか子。
日頃、何もかまって貰っていない藤崎は「ご主人さま」と温かい扱いを受け、次第に……。
美男代表の上原謙と笠置シヅ子が夫婦という設定に違和感あり?と思わせないところが面白く、今日の中では一番の儲けもの。この作品で、ナデリ監督の言葉がよみがえった。

今日の最後は試写『フラメンコ・フラメンコ』。はじめこそ、おぉ~っと見とれていたが、フラメンコばっかしで(当然なんだけど)少し寝た。でも知らなかったフラメンコ・ピアノを観られたのでよかった!
2台のピアノの一つは普通に、もう一つは蓋を取ってやっていた。『ピアノマニア』じゃないけど、きっと音の響きの違いを出したかったんだと思った。


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1月11日(水曜)

試写『ピナ・バウシュ 夢の教室』故ピナ・バウシュ先生はチェーンスモーカー。
『トーク・トゥー・ハー』の最初の場面で踊っているのがピナ・バウシュご本人と聞いて名古屋に帰って、DVD屋に駆けつけたが貸し出し中だった。

 たまには大衆演劇もいいかなと思い(白)さんのお誘いにのって「新春・劇団花吹雪」を見に、浅草の木馬館へ行く。出し物は「残菊物語」。内容はばっちりわかっているが、どう大衆演劇で表現するのか楽しみ。
映画だと疲れないけど、長いと眠くなるかな・・・と心配したが、幕が多く、その間におしゃべりできるから楽だった。
芝居が終わったので、歌や踊りはいいから、もう帰ろうと声をかけると「もったいないわよぉ~」と言われては帰れない・・・我慢?して見ることに。
帰らんで いがっだ!! 大音響の中、カァーッと照らされた照明の元、浮かび上がる、いい男!!! この二人、この姿見ずして帰るなんて、すし屋のカウンターで、おにぎりたべてかえるようなもの(変な譬え)。 白さん、ありがとう! いただいた写真を添付しますから、皆様たっぷりごらんください。

三代目桜京之介 桜春之丞
三代目桜京之介       桜春之丞   

桜春之丞 桜愛之介 三代目桜京之介
   桜春之丞               桜愛之介               三代目桜京之介
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また、誘ってくださいね。
罰があたりそうな、私の幸せ正月東京ウィークはこの日で幕。

(美)

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かつて勤めていた会社の同期入社のお友達と下高井戸のフレンチレストランでランチ。市場などを覗いて、またお茶して散々彼女とおしゃべりして別れた後、いつもシネジャの販売をお願いしている下高井戸シネマへ。バックナンバーの売上精算を待っている間にやって来たご老人の男性二人。顔馴染みらしく、支配人さんに「今、何やってるの?」と聞いて、「次の回は、これ」とポスターを指差され、「それはもう観ちゃったなぁ。じゃぁまた」と帰って行かれました。下高井戸シネマでは、一日に何作品かを時間変わりで上映しているのですが、こんな風にふらっ~と寄れる映画館が近くにあるなんてうらやましいなぁと思いました。ちょっと前に公開された単館系の映画がかかるので、見逃してしまった作品や、もう一度観たい作品を観られるのが嬉しい映画館です。(支配人さん、素敵なラインナップをありがとうございます! そして、シネジャを販売してくださって、ありがとうございます!)

下高井戸シネマで、2月18日(土)から24日(金)の1週間、『エクレールお菓子放浪記』が上映されるのですが、支配人さんから近藤明男監督が先日いらして、期間中に4回ほどトークを行うことが決まったと伺いました。近藤明男監督インタビューを掲載したシネジャ81号や、脚本とスチールで関わった泉悦子の「見たり読んだり働いたり日誌:エクレールとフランスと大震災」を掲載した82号も下高井戸シネマで販売しています。館内で閲覧できますので、ぜひ手にとってご覧ください。


東日本大震災の前日に行われた完成披露試写会。
真ん中が近藤明男監督。
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そういえば、下高井戸シネマには、ずいぶん前に母と『ナイルの娘』(1987年/ホウ・シャオシェン監督)を観に行ったことがありました。戦前、台湾に住んでいた母に、台湾映画だからと誘って行ったのですが、予告編の間に母は寝てしまい、途中で何度か起こしてみたのですが、結局最後まで母は寝ていて、「もう終わったから帰りましょ」と起こして映画館を後にしたのでした。「まぁ~ 何しに来たのかしら」とつぶやいた母を思い出します。今日1月15日は母の誕生日。あと4ヶ月頑張ってくれれば84歳をお祝いできたのにと、涙です。

(咲)

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2012年1月第1週
2012/1/8(Sun)

皆さま、新年いかがお迎えでしょうか?
2011年は、大震災のあと世の中も落ち着かず、個人的にも悲しい別れの続いた年でした。2012年が幸多い年になることを祈るばかりです。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

2日(月)今年の初詣も恒例の府中・大國魂神社へ。随神門の改築工事も終わって、境内もすっきり綺麗になっていました。去年の1月2日には、足元のおぼつかない母を拝殿まで無理矢理歩かせてお参りしたのを思い出しました。それでも元気だったのに・・・と涙。


大國魂神社
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5日(木)『マイウェイ 12,000 キロの真実』が1月14日(土)から日本全国で公開されるのを控えて、韓国から再びカン・ジェギュ監督とチャン・ドンゴンが来日し、<公開直前ヒット祈願イベント>が開かれました。昨年12月19日にも完成披露記者会見に参加したので、まぁいいっか~と思いつつ、会場が「ザ・ペニンシュラ東京24F スカイルーム」というのに惹かれて行って来ました。24階からの眺めを期待していたのですが、記者会見のセッティングのために外は見えず・・・ お手洗いからだけ日比谷公園や汐留方面を眺めることができました!(逆光で素晴らしい眺めを披露できず残念)
3度目となる記者会見で、オダギリジョーも開口一番、「こう何度も会見をすると何の発表があるのかと。特に何もないです」と発言し、会場の笑いを誘いました。それでも30分程の質疑応答が続き、その後、書き初めのパフォーマンスが行われ、新年の気分満開の記者会見でした。(会見の模様は特別記事で!)
さて、この日、オダギリジョーのユニークな髪型と、チャン・ドンゴンの脚がすごく細いことが印象に残りましたが、何より気になったのが、美しい地模様の白いチャイナテイストの上着がよく似合うザ・ペニンシュラ東京の若いボーイさん。きびきび動く姿も美しく、思わず写真を撮ってしまいました。(彼の後姿をご披露します!) あ~今年は香港のペニンシュラでもお茶したい!


左:左から カン・ジェギュ監督、オダギリジョー、書道家・木下真理子さん、チャン・ドンゴン
右:ザ・ペニンシュラ東京のボーイさん。後姿でお届けします!               
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(咲)

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1月2日(月曜)
 元旦は寝て、食べて、ラジオを聞いて、温泉入っての繰り返し。 二日はどうしようかと迷っていたが、やはりムラムラと映画に行きたくなった。 5時半に起きて朝風呂に入り身を清めてから、徒歩15分の熱海・来宮神社に初詣。


来宮神社
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一人で意識的に行ったのは生まれて初めて。その近くの来宮駅から東京・渋谷に出る。

今年最初の映画は、これと決めていた。

★『ミッション:インポッシブル /ゴースト・プロトコル』ブラッド・バード監督/アメリカ/フッテージ試写をみせていただいたが、全部観るのは初めて。

仲間うちの評判も良いので待ち遠しかった。文句なしにスカッとした。砂嵐場面に津波?と思ってしまったし、アクションはもう<ありえない>連続だったが、うきうきしながら楽しんだ。
会場は渋谷TOHOシネマズ。入りは80%。若い男グループが多く、夫婦連れ、恋人同士の順の観客層。私は3Dじゃないところが気に入っている。

※最後トムと恋人はアイコンタクトだけで、つかの間の再会で終わっちゃうから切なかった…ホロリ。

渋谷の初売りの人混みを走って、1時から、シアターN。入場券を買ってから、近くのラーメン屋へ。

★『オジー降臨』マイク・フレイス、マイク・ピシテリ監督/アメリカ
ここの劇場で映画の写真とバッチを貰った。


写真とバッチ

 オジー・オズボーンの40年に渡る音楽生活や私生活、異常なまでのドラッグとアルコールを摂取にした時代を、ほとんどご本人の語りで振り返っていた。 私はこの方面には詳しくないが、いろんな意味でとっても凄い人。何回も失意を味わうが復活しているのは、ただ運が良かったではないと感じた。 60歳以上の彼は、ポール・マッカートニーもそうだったように、若いときと同じキイで歌っていること。発声練習風景が2度出てきたが、理にかなっていた。舞台の前は今でも緊張するらしく、その様子は観ていて微笑ましいとさえ感じた。

次の映画は3時前だ。渋谷ユーロスペース。一生懸命走る!

★『ブリューゲルの動く絵』レフ・マイェフスキ監督/ポーランド、スウェーデン

 16世紀のフランドルの夜が明け、農村の一日が始まる。若夫婦は仔牛を売りに出かけ、岩山の風車守りの家族は風車を回し小麦を挽く。だが、のどかな村の様子とはうらはらに、支配者は異端者を無惨に迫害していた・・・。
○あ~、アートな作品! 山の頂上にある風車の操作で、絵の中に描かれた人々が動き出す。もったいなくも、うとうとしなが観た。ブリューゲルさんに叱られるが、本当に気持ちよく寝られた・・・時々起きても同じ雰囲気なので、安心してまたうつらうつら。
ランブリング・マリア様が睨んでいたみたい。

5時前、同じビルのシネマヴェーラへ。「映画史上の名作」を上映している。2本立てで入れ替えなし1000円


映画史上の名作 チラシ

★『リリー』チャールズ・ウォルターズ監督/アメリカ/1953年
 父親が亡くなり天涯孤独になった少女リリーは、父親の友人を頼りに都会に来たが、頼りの男は死んでいて、路頭に迷っていたところ人形劇グループに拾われた。そこで繰り広げられる心優しい人々の交流が素直に描かれていた。
○レスリー・キャロンは個性的な女優さん。メル・ファーラーは上品な男優さんだった。 フィルムの状態や日本語字幕が見えにくいなどの難はあったが、それを上まる映画の良さで解消。

そこに東京映友・Nさまからメールで「いま、ロビーにいます。渡したいものあるから・・・」と私のスケジュールを知っていて来てくださった。この方には去年、金欠の時に食べ物でいろいろ助けてもらった思い出がある。 案の定、ご実家製の丸餅と豆餅をいただく・・・もういただくのが癖になってしまった。


丸餅と豆餅

その後、家で焼いて食べてびっくり。ふんわりした餅と豆の香ばしさが・・・たまらない美味しさだった。ありがとう!サンキュー、シェシェ、Nさん!

★『欲望という名の電車』エリア・カザン監督/アメリカ/1951年
 ニューオリンズの裏町。妹のところに身を寄せようと訪ねて来た気位の高い姉の(一度結婚に失敗し、孤独な女性、おまけに精神不安定)ブランチ。 妹の夫は労働者風情のため、お互いに気が合わず、すぐにいさかいが始まる。 妊娠中の妹は板挟みになり気が休まらない。そんな生活の中、ブランチは再婚相手を探して次の人生に望みをかけるが…。
○これは一度観たことがあった。でもじっくり堪能した。こんなに美しいヴィヴィアン・リーでも過去があり、若くなければ、こんなあつかいを受けるなんて・・・。今じゃ、考えられない。切ない映画だったけど、初映画デーのチョイスとしてはまずまずの1日。
「これから、一年がんばりぞぉ~」って雄叫びを、渋谷のスクランブル交差点であげたい気持ちになった。

(美)

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