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女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

その1 その2 その3 その4 その5

『韓国ソウル旅日記』その2

May 4, 2001

その1で書き忘れましたが、ソマウルでの食事は全部で4000円ほどでした。安ーい。食後、屋台どおりを散歩してかわいいお菓子を発見。げんこつくらいの大きさでまんまるの揚げ菓子でちょっと砂糖がかかっています。3個100円なので即買い。中は詰まっていなくて、食べるとしぼむけどモチモチしていて懐かしい味がしました。姪いわく「明日は一人で3個買おうっと」。 *100W(ウォン)=ほぼ10円なので計算しやすいです。

揚げ菓子

翌日。地理がよくわからないので、繁華街の明洞まで歩いてみることにしました。大通りに横断歩道があまりなく、横切るには地下道を通らなければいけないので、階段の上り下りが結構キツイです。朝食を食べようと「粥郷」というお粥やを目指したけど、かなり歩きました。お粥は、牡蠣と椎茸入り・えび入り・甘いかぼちゃ粥などがあって450円ぐらいです。あっさりと体に良さそうという味。ここのお茶が変わっていて、おこげのお茶(ご飯を炊いた後にお湯を入れて香ばしい風味を移している)だそう。なんとも優しい味でした。

それから開店し始めた明洞へ。ここでは化粧品が安いので早速チェック。同じ商品でも店によってかなり値段に違いがあります。リップグロスがなんと70円。1回分のパック(きゅうりとか、緑茶・フルーツなどいろいろある)は30円。ちゃんとビニールケースに入ったあぶらとり紙100枚入りが20円!と驚きの価格に姪と私は目が点に。色々買ってもなかなか1000円にならないよー。

それから南大門市場へ。昨日行ったソマウルでも使っていたふたつきのステンレスのお茶碗を探します。何軒かで値段を聞くと1個300円が相場のようなので、10個2500円に値切って購入。母は「もうちょっと値切れたわよ」だって。(なら自分で交渉してよねっ)本当に何でもありの市場で、服なんかも台にてんこもり。売り子のおにいちゃんも台にのっかってフラメンコのようなリズムで手と足を打って呼びこみをしています。屋台もいっぱいでていて、ホットクという手のひらぐらいの大きさに丸く焼いたパンケーキみたいなお菓子を買ってひとやすみ。中には砂糖とシナモンが入っていて熱でとろーり溶けていておいしいっ。1枚50円のようだったけど、小銭を出そうと手間取っていたら、3枚100円にしてくれました。東京・新大久保のドンキホーテ前にもこのホットクの屋台が出ていますが、1枚200円です。(大きいけどね)

さて、今回の旅で一番の目的のメガネをどこで買おうかなーと思いながら、市場から明洞の方へ歩いていたら、「金剛メガネ店」がありました。「あっここエイビーロードに載ってたな」と思い、一応入ってみました。日本語のできるスタッフがいていろいろ進めてきますが、5000円ぐらいで買おうと思っていたので値段交渉。最初8000円と言われたけど「5000円でないと買いません」とはっきり言ったら、「うーーーん、じゃあ」と結構あっさり5000円になりました。母も雑誌を見る用(老眼ではないそうです)をひとつ購入することに。手持ちのメガネのレンズを調べて検眼装置で目をちょこっと見て、検査(棒で指して答えるやつ)をしたら40分ぐらいで出来るとのことなので、昼食を食べる事にしました。

昼食は明洞の有名店、「明洞餃子」へ。ここはカルグクスといううどんが名物です。入るとにんにくのにおいがぷわーん。わんたんのようなものとひき肉のトッピングが入ったカルグクスと饅頭(きっちり菊の花のように包まれた肉まん)を注文。かなり量は多いです。でも500円ぐらい。付け合せのキムチが今までに食べたことのない味でした。舌がビリビリするほど辛いのに、コクがあるというかいくらでも食べれてしまうのです。うどんも饅頭もにんにくが効いていて、こってりしているけどおいしかったです。サービスでご飯もつきますが大食いの私でももうお腹いっぱい。でも姪は食べてました。若いっていいわね・・・・・・・。

カルグクス(うどん)と肉まん、キムチ

メガネをピックアップに。出来映えには少々不安感を持っていたけど、かけてみてびっくり。あんな簡単な検査だったのに、急に視界がパーッと明るくなったかのように良く見える。私は0.1ないほどの近眼でしかも乱視もちょっと入っています。なのでいつもレンズが分厚くなるので高くてもそれを薄くしてもらっていたのに・・・・・。5000円で遜色ないものができるなんて。韓国えらいっ。

すっかり気分を良くして、またまた明洞で買い物。安い化粧品や若い子向けの服やがいっぱいあります。若い子向けの服は姪にまかせて「SIUTER」というこぢんまりした雑貨やで、韓国風の布貼りの小さなノート(200円)を友人へのおみやげに購入。1個ずつ、きれいにラッピングしてくれました。

なんか書いていたら長くなってしまいましたが、ここまででまだ2日目の半分なのです。続きはその3に書きますが、その○までになるんだろーとちょっとこわくなってきました。まだまだ書いてもいいかなー?

その3へつづく〜

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(文・写真:みずま)
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