女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

『KARAOKE−人生紙一重−』
完成披露試写会 舞台挨拶

舞台挨拶:押尾学さん、吉岡美穂さん、辻裕之監督、井上大佑さん(カラオケ開発者)
特別ゲスト:星野仙一阪神・シニア・ディレクター、福原愛ちゃん

辻裕之、福原愛、押尾学、吉岡美穂、星野仙一、井上大佑

4月14日(木)、スペースFS汐留にて「KARAOKE−人生紙一重−」の完成披露試写会が行われた。 辻監督、押尾学さん、吉岡美穂さん、作品のモデルとなった、カラオケ生みの親、 井上大佑さんが登壇した。押尾さんは、 「すごく何かを感じられる映画なので、楽しんでください。関西弁を話す役柄だったのですが、 吉岡さんに教えてもらいながらわきあいあいと楽しく撮影ができました」とコメント。 吉岡さんは、「関西出身ですが、お芝居で関西弁を使うのは初めてだったので、 すごくリラックスできました。お嬢様の役でしたが、 途中からは夫を叱咤激励する気丈な女性を演じたのですが、 わたしはどちらかというと気丈なタイプです」と答えた。 監督は、「吉岡さんが山本リンダさんの格好で『こまっちゃうな』 を歌うシーンが一番良いシーンです」と笑いながら答えた。 作中でナレーションを務めた星野仙一阪神・シニア・ディレクターと、 卓球の福原愛ちゃんが特別ゲストとして登場し、星野は、 「初めての映画のナレーションでしたが、シロウトっぽさが良かったんじゃないかな」と自我自賛。 「この映画は親父の映画です。最近は親父がだらしないと言われますが、 この映画の中の親父を存分に堪能してほしい」と語った。 愛ちゃんはカラオケに行きますか?という司会者の質問に対し、 「大きな試合が終わった後や、練習の後、温泉でカラオケをしたりします」と答えた。

その後の囲み取材では、押尾さんが吉岡さんとの夫婦役について聞かれると、 「すごく仲のいい、夫婦を超えた関係で、お互い支えあっている、という感じです。 でも自分の方が甘えてるのかな?」と答えた。 最後に吉岡さんが「ぜひ観てや」と関西弁で映画をPRした。

完成披露試写会の舞台挨拶には、残念ながら取材に行けなかったのですが、 宣伝協力のフレスコ様よりニュースリリースをいただきました。  今や国際的に通用する日本語 KARAOKEの生みの親、井上大佑氏の姿を拝見したかった!  残念!  映画では、自由奔放に生き、 アイディアに溢れる井上氏の姿を押尾学さんが好演しています。

『KARAOKE—人生紙一重—』は5月14日よりロードショー公開されます。 作品紹介は こちらをご覧下さい。

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(まとめ:景山)
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