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女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
(1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

『クジラの島の忘れもの』森崎ウィンさん インタビュー
(2018年4月4日)

森崎ウィンさん

<プロフィール>

1990年8月20日生まれ。ミャンマー、ヤンゴン出身。スターダストプロモーション所属。男性5人のダンスボーカルユニットPrizmaXのメインボーカル。作詞・作曲もする。歌手活動と平行してテレビ、ラジオ、舞台、映画と幅広く活躍中。出演作は『天国からのエール』(2010)、『シェリー』(2014)など。2018年はミャンマーと日本の合作『My Country My Home』、スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)『クジラの島の忘れもの』(5月12日公開)『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(秋公開)と出演作が続いている。詳細は公式サイトへ。

http://www.prizmax.tokyo/
https://www.facebook.com/PrizmaX.official.win.tim.daiki.yuuki.tsubasa



『クジラの島の忘れもの』

監督・編集:牧野裕二
脚本:嶋田うれ葉
主題歌:ReN「Umbrella」(Booost Music)
出演:大野いと 森崎ウィン 幸地尚子 嘉手納良智

震災で母を亡くした愛美(大野いと)は失意をかかえて、沖縄の叔母のところに身を寄せた。旅行社で働くうちに、ベトナムから来日している研修生のコア(森崎ウィン)と知り合う。いつも寂しそうな愛美にコアは心ひかれ、たびたび会って自分の夢を話すようになる。愛美は母との思い出の「くじらのブリーズ」をもう一度見たい。

(C)クジラの島の忘れもの製作委員会
公式HP:http://www.kujiranoshima.com/
★2018年5月12日(土)より渋谷シネパレス他全国公開



インタビュー

―これからどんどん忙しくなると思うので、今がチャンスかも!と思って来ました。
PrizmaXのサイトのプロフィールコーナーにQ&Aが100個ありますね。全部読んでとても参考になりました。短い質問にぱっぱっと答えている感じですけれど、こういう短いほうがいいですか?

そうですね。長々喋るのはあんまり得意ではないです。頑張って喋ろうとはするんですけど、結果自分でもどこへ向かっているのかわからなくなるときがあります(笑)。直感型ですね。

―森崎ウィンさんはお名前からハーフの方かと思っていました。そうじゃなくてご両親はミャンマーの方なんですね。

はい。僕はミャンマーで生まれ育って、小校4年のときに日本に来ました。先に母、次に父と、家族が合流して。

―ウィンさんはおばあちゃんのところに残っていて、後からだったんですよね。で、日本に来てびっくりしたのは電気が明るかったと?

そうです。いろいろ調べていただいてありがとうございます。おっしゃる通りです。
東南アジアって電気こんなに明るくないんです。飛行機で降下していくときに町並みが見えて、「電気多いな」と思ったんですよ。降りてから空港の明るさに「明るっ!」とびっくりしました(笑)。それが日本の第一印象ですね。

―森崎というお名前になったのは?

中2のときにスカウトされて、最初は本名の“ウィン(Win)”(ミャンマー語で“明るい”の意味。英語では“勝つ”)だったんです。カタカナのウィンだけだと日本語が話せないと思われて、役者の仕事ができないからと、苗字をつけることになりました。「苗字考えてきてね」と言われたんですけど、よくわからないので母親と一緒に占いに行ってそこで5個ぐらい候補があったんですが、その中になかった“森崎”に事務所が決めました(笑)。画数は見てもらったらしいです。その“森崎”がついてから仕事が決まったんです。

―占ってもらった名前じゃなかったけど、結局いい選択だったってことで良かったですね。 ウィンさんはおばあちゃん子みたいなので、これからはおばあちゃんもターゲットに加えるといいかもしれませんよ。おばあちゃん多いですから。

日本は少子高齢化で。

―そうそう。65歳以上の高齢者が4分の1越えています。30年続いているシネジャはもう“年金シスターズ”です(ウィンさん大ウケ)。

僕は毎月年金納めていますよ。まかしといてください!(大きい字で書く約束。自動引き落としも検討するそうです)

―私たちがいただくので、よろしくお願いします(笑)。
これまでの作品をいくつか観直しましたが、真面目で誠実な役柄が多いような気がします。あと不良少年じゃなくて明るく元気。高校生の役もできるっていいですね。制服も似合いますし。

そうですねぇ。顔が不良に見えないんですかね。育ちが、ボンボンじゃないんですけど親が厳しかったということもあって。顔も幼いんで甘えてきたのかなって・・・甘えてますね(笑)

―素直で誠実な印象ってすごくいい資質だと思います。

そうですか。ありがとうございます。見た目大事ですよね(笑)。悪い役も挑戦してみたいんですけど。

―大事ですよ。悪い役や年取った役は後からいくらでもできるじゃないですか。若い役ができるのは得ですよ。

逆に今しかない。財産の一つ。

―そうです、そうです。制服はパワーがあって、着たらすぐ高校生になれてしまいますよね。

急に身軽になるんですよね。制服着ると。

―アーマーというか、必須アイテムというか?(ウィンさんはゲーム好き)

あははは!僕のことすごいよく知ってますね。恥ずかしいっすね~。

―いろいろ探して知ったばかりですから(笑)。ええと『クジラの島の忘れもの』ことを聞かなくちゃ(笑)。
まず、この脚本を読んだときの感想を教えてください。

こんな純愛が映画として成立するのかというのが第一印象です。実は、僕はまだ映画になったのを観ていません。もうすぐ観られる予定なんですけど。脚本を思い返すと・・・この作品にはあんまり大きな波も事件もないんです。沖縄とベトナムを舞台にクジラや仕事もからめて、心の奥底で動いていく透き通った純愛がどう表現されているのか、僕自身も楽しみにしています。

―いまどき希少な進展の遅い純愛で、ウィンさんの演じる夢を持った研修生コア君は「この子ならそうだろうな」という納得いくものでした。良い人を選んだと思いました。

ありがとうございます!プロデューサーに言っておきます(笑)。


(C)クジラの島の忘れもの製作委員会

―これまで毎回違う監督さんとお仕事されていますが、今回の牧野裕二監督はどんな方でしたか?

牧野監督とはやはり初めてでしたが、「距離」が近かったんですよね。一回一回決めつけるんじゃなく、僕の意見も聞いていただけますし、自分のビジョンがしっかり見えていて、それをちゃんと伝えて下さる。人間だから合う合わないもありますが、牧野監督とは本読みのときから、歩み寄りやすかったです。

―大野いとさんはいかがですか?

いとちゃんはすごくストイックだと思いました。自分を苦しめて苦しめて愛美になっている。
スケジュールがとてもタイトだったので、その中で瞬時に集中しなくてはいけないんです。いとちゃんのすごい集中力を生で見られたことはすごい勉強になりました。

―コアはベトナムからの研修生なので、片言でなくてはいけないんですよね。逆に難しかったのでは?

そうなんです。下手に喋ると言う・・・。一歩間違えるとギャグに入って、軽々しく聞こえてしまうので、正直それが一番苦労しました。どうやったらいいかと考えて、ベトナムから日本に来た人の動画をネットで探しました。「留学生の気持ち」とか、そんなインタビューがあるんです。どういうところが訛るんだろうか探しました。たとえば「さしすせそ」がうまく言えないとか。
ただ、やりすぎると何を言ってるのか伝わらなくなってしまうんです。その加減、ニュアンスは監督と相談しながら「ここまでだったら言っていいんじゃない?」と、飛び込む度合いを現場で調整しながらやっていきました。あととにかく接続詞・助詞をあまり言わない、というのを自分の中で決めてやってみました。台本で「僕が」の「が」を消す、という作業を初めてやりました。

―それは指導してくれる方がいたんですか?

いないんです。自分なりにアプローチして、逆にその作業が楽しくて。現場で演じていると、たまに「この瞬間だ!」と掴めたときがあって、気持ちよかったです。初日が一番大事なシーンだったんですよ。愛美さんに飛行機の搭乗券を渡すという。

―え、最初がそこからですか? 気持ちが盛り上がらないうちに?

そうなんですよ~。その場所を使えるのがその一日しかなくて。そこが勝負だな、と思いました。コアの過去のことも言うので、ダナンの歴史もちょっと勉強しました。僕もミャンマーから来ている分、なんとなくこう想像はつくんですよね。そういうのを自分の引き出しから盛り込んで・・・。難しかったです。でもその初日に誉められたんです。「すごくよかったね」と助監督さんが言ってくれて、後はついていくだけと思いました。


(C)クジラの島の忘れもの製作委員会

―男女どちらでも主役の方は、座長として現場の空気を左右するのではと思います。

ダブル主演だったので、いとちゃんに頼っていた部分もたくさんありました。そのときは自分のことでけっこういっぱいで、あんまり周りを見れていなかったんです。それが反省点です。僕は日記を書いていまして、それで振り返って座長としてもうちょっと余裕を持つ、というのが足りなかったなぁと思っています。
その後にミャンマーのドラマをやりました。ミャンマー・日本合作映画『My Country My Home』のスピンオフ" My Dream My Life "で、僕が主演だったんですけど、前の反省もあって現場はかなり僕中心にまわっていました(笑)。「周りのスタッフさんも巻き込めたな」って自分で言えるくらい実感できました。もちろんスタッフさんに恵まれたのもすごく大きくて、ありがたい現場でした。

―ベトナムのロケもあって、ベトナム語を話していますね。

全部で2週間?10日間くらいの撮影(昨年2月)で、沖縄の後3日間くらいダナン、ホーチミン(旧:サイゴン)へ行きました。ベトナム語は先生がいました。僕はクランクインの前に沖縄へ前乗りしていたので、先生に1:1で教えていただきました。ミャンマー語とは全く違うので難しかったです。覚えは早いんですが忘れるのも早くて(笑)、現場のときは直前にインプットしていました。基本は上書きですね(笑)。

―歌を歌う人は音感がいいので、言葉を覚えるのは得意じゃないですか?

ベトナム語の先生に「こんなに発音がいいのは初めてです」って言われました(笑)。

―外国語の歌は音で覚えて歌いますし、喋れなくても歌の発音は良いとか、よくありますよね。

僕も歌はそうです。文法とか正直わからないけど、ただもう歌ならすらすら歌えなくもない、という。

―役作りについて、もう少し伺えますか?

歌手としての森崎ウィンというのは、もうけっこう基盤があって芯もでき始めていると思うんです。だから細かいところも自分で詰められるようになっています。芝居に関してはそれほどコンスタントにやっているわけではないので、現場に入って他の人を見ながら「ああ、こうやってやるんだ」と勉強しながらですね。あまり考えすぎても、結果さまよってしまうし、考えなさ過ぎると中身はスカスカになってしまうし、そこがすごく難しいです。なるべく自分でつめて、それを監督に提示できればいいなぁと。
自分から離れた役っていうのはこれまであまりなかったので、自分の中との接点を探しながらできるのはやりやすいですね。演技の幅を拡げるためにも努力しなきゃいけないなと思います。

―これからもっと拡がるといいですね。ただ、どんな役でのウィンさんを観たかという最初のイメージって大きいと思います。
私はこの映画でウィンさんに眼が留まったとき「この子色気があるともっといいなぁ」と思ったんです。でもこのコアくんは真面目で純朴な役なので、色気が出てはいけないんですよね(笑)。こうやって生で観るとちゃんと色っぽい人でした(ウィンさん爆笑)。

ライブ観たらムンムン過ぎて倒れますよ(笑)。

―はぁ~(まだ死にたくないです)。5人の役割がそれぞれあると思うんですけれど、ボーカルのウィンさんはみんなをのせて盛り上げて、引っ張っていく役割みたいですね。とても楽しそうです。

ああ、そうですね。たまにハイテンションで熱くなりっぱなしのこともあります(笑)。

―歌のことをもう少し聞かせてください。PrizmaXは結成して15年、ウィンさんが入ってからは10年ですか? 歌やダンスはスカウトされてから始めたんですよね。

10年を越えましたね。スカウトされてから歌とダンスのレッスンを受けました。最初事務所に呼ばれまして「歌ってみて」と言われてちょっと歌ったら、ボイトレ(ボイストレーニング)に通うことになって、それで気づいたら・・・デビューしていました。
ありがたいですよね。ありがたい環境にいます。

―ここに来るまでの努力もいっぱいあったと思いますが。

いや、まだまだ足りないです。足りないところがありすぎて、ときどき自分にむかついています。

―そう言えるところが偉い!自分でちゃんと日記を書いて振り返って反省もされているし。いつでもとっても大事なことですよ。

表に出るときは、ある程度こう自信を持ってというか、僕なりの言い方で「調子に乗って」ばーんと行かなきゃいけないときがあります。それ以外はなんかあんまり自信がなくて。そういう意味で“自分を振り返るように”とずっと母親に言われてきました。それを今になってやっと少しずつ理解し始めています。

―素直に育っているんですね。おばあちゃんやご両親に感謝しないと。

はい。感謝してもしても、感謝しきれないですね。

―偉い~!あれ、なんか私俳句の(夏井いつき)先生みたいになってません?(笑)ほめたりダメ出ししたり。

あははは。ありがとうございます!

―『天国からのメール』も沖縄ロケでしたね。食べ物は何でも食べられましたか?

映画の前に、修学旅行でも沖縄に行ってるんです。何でも食べられます。特にアグー豚、しゃぶしゃぶがあってすごく美味しいんです。ソーキそばも大好き。あと、コンビニで売っている「スパムと卵のおにぎり」がすごく美味しくて!ホテルにずっと泊まっていたんですけど、僕はほぼそれ食べていました。(スパムは缶詰で売られているハム。卵焼きとスパムをごはんではさんで海苔で巻いてある。見た目四角い太巻き)

―ウィンさんが「美味しい、美味しい」言うと売り上げ伸びそうです。

CMやらせていただけたら(笑)。

―スパムは売っていますし、目玉焼きが作れたら(笑)、卵焼きも自分で作ってみたらどうですか?あ、実家にいると作ることないですか。

いえ、今母親はミャンマーに帰っていて、父親は毎日仕事だし、弟と二人で作っています。

―コーラばっかり飲まないで、ぜひおにぎり再現してみてください。

ほんとによく知ってますねぇ(爆笑)。ああ汗かいてきた(笑)。

―もうすぐまた沖縄に行かれるんですよね。(沖縄国際映画祭で『クジラの島の忘れもの』が招待作品に決定。4月22日(日)に上映です)

何度も行っていますが、沖縄の映画祭に参加するのは初めてなので、いろんな意味で楽しみにしています。


―『レディ・プレイヤー1』のことも伺っていいですか? 言葉のご苦労は先にこの作品で(2016年から撮影に参加)しているんですよね。海外でのインタビュー映像をたくさん観ましたが、会話のスピードが速い!

現場では通訳さんがいたんですけど、たいへんでした。インタビューで聞かれることってわりと決まっているので、自分でこう言いたいということをまず書いて、さらに通訳さんに細かいニュアンスを聞きました。日本での英語の先生、ルーク先生は役者さんでもあって映画に出たりしているので、こういう質問が来るよ、と事前にいろいろ教わりました。

―基本的なことのほかにも質問来ますしね。生放送だとそのまんま映っちゃうし。

そうなんですよ。たまにひねって来たりしますし、「やめろよ~」とか思っていました(笑)。でも乗り切るしかなかったですね。

―よく一緒にインタビューされていたフィリップ君(ショウ役)可愛かったですね。何歳ですか?

13歳、あっ14歳になったかな。アメリカで生まれ育っている中国系アメリカ人ですね。ネイティブです。とっても頭が良くて回転の速い子です。よくフォローしてくれました。

―たくさんの俳優さんと共演して、すごく実になったんじゃないですか?

まだ1本目なので、とにかくがむしゃらだったんです。いっぱいいっぱいでした。もう何本か経験しないと吸収できるところまでいかないかな。

―自分の役を100%演じるだけでも大変そうですものね。マネージャーさんと一緒に行かれたんですか?

いえ、向こうは基本1人です。自分のことは自分でやる。現場はスタジオの中ですし、トレーラーも準備されています。現場への送り迎えもあって、ケアはしっかりあります。オフのときは車を貸してくれるのでドライブに行ったりしていました。

―長期の海外なのに1人で行くんだ~。お母さんがついていったりしないんですねぇ(いつの時代じゃ)。

そりゃ、さすがに25のときですから(笑)。さびしい、しんどいはありました。ただ、現場でマネージャーがやることってそんなにないんです。規則正しい生活でしたが、食事のせいか少し太りました。筋トレもそのとき始めました。

―ジムが1年間続いているそうですね。PrizmaXでも飛んだり跳ねたりしていますが。

身体は動かしているんですが、もうすぐ30(現在27歳と8ヶ月)ですからね~。

―30歳は気になりますか?

男の30は変わるってみんな言うんで。長くやっていきたいと思っていますから。

―将来のことを今から考えている?

もちろん!もちろんです。

―「30目前ウィンは考えています」ですね、じゃあどんなことか具体的に。

まず役者でいうと“10年以内にアカデミー賞とるのが目標”なので、それに向けて勉強しなきゃいけない。もう一回ちゃんと“英語の勉強”を始めました。
歌では、ボイトレの先生に相談したら「今から鍛えていかないと、人間衰えていくだけだから。長く歌いたいなら今が重要だよ」と言われました。歌い方を徐々に変えているんです。力や勢いだけじゃなく“技術的にアップさせたい”。自分で歌も作っているので。
3つ目は、人として“素敵な大人になること”です。

―目標にしている人は?

目標にしている方はですね。年下なんですけどタイ・シェリダンです(1996年生まれ)。プレイヤー1の主人公の。タイみたいな座長になりたいなと思いました。あの余裕感、紳士的で、サービス精神が旺盛で、芝居をやったら一発で決めてくる、というどこ突っ込んだらいいの?っていうくらいすごい。たとえ失敗することがあっても全部カバーできるほど人柄がすごく良いんです。

―とっても大人なんですね。

タイは子役からやっているんです(『ツリー・オブ・ライフ』2011年から)。
僕も周りから応援されるような、「ウィンのためだったらやってあげよう」と言われるような人材になりたいなと思います。1人じゃ何もできないので。

―また戻って『クジラの島の忘れもの』をこれから観る方にひとこと。

心にしみこむような2人の曇りのない純愛を感じていただけたら。コアとして、今身近にいる外国の研修生や留学生たちの辛い思いや夢を、観てくれる方に伝えられたら、と思います。

―長時間ありがとうございました。これからもご活躍を!



◆インタビューを終えて

お忙しい中、4月4日にお時間をいただけました。出演したハリウッド大作が公開される直前、「これは逃せない!」といそいそ取材に出かけました。いつもあまり若い方の取材はしないのですが“おばあちゃん子”と知って「じゃ私でも大丈夫かも?(おばあちゃん子は優しい)」と。俳優さんを前にすると、あがってほとんどミーハーおばちゃんになってしまうのです。免疫力を上げとこうとたくさん情報を集め、旧作やネットのライブ動画をたくさん観ましたが、これはすでにホリック(PrizmaXファンのこと)?
目の前のウィンさんはほんとにチャーミングで「上昇中!」のオーラがありました。この日は青年というより可愛い男の子で、笑顔や気遣いにミーハーおばちゃんもクラッと来ます。心つかむプロですもんね。
2010年の『天国からのエール』舞台挨拶取材に行っていました。主演の阿部寛さん、桜庭みなみさんたちが一列に並び、その中に高校生役だったウィンさんもいたのに、大きな阿部さんの印象ばかり残っていました。後から写真を確認したら野村周平さんと一緒にちゃんと写っていました。今の姿に「こんなに大きくなって」とつい口に出て、「近所のおばあちゃんと同じ!」と爆笑されました。
そういえばウィンさんが作ってソロで歌う「おばあちゃんの言葉」という歌もあるそうです。それが流れるスピンオフドラマが見られるようになるといいなぁ。
ウィンさんは質問への受け答えも早く、お名前のとおりよく笑う明るいキャラですが、人見知りで負けず嫌いとか。座右の銘が「有言実行」!いつも目標を高く掲げて努力し、反省も忘れない。その誠実さが今のウィンさんを作ってきたのでしょう。ウィンさんがいつかアカデミー賞のレッドカーペットを歩く日を楽しみにしています。長生きしなくちゃ。

(取材・写真 白石映子)



4月24日 完成披露試写会 舞台挨拶


4月24日 完成披露試写会 舞台挨拶

記事はこちら http://cineja-film-report.seesaa.net/article/459011211.html

5月12日 初日舞台挨拶

記事はこちら http://cineja-film-report.seesaa.net/article/459349470.html

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