このページはJavaScriptが使われています。
女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
(1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

第18回(2017)東京フィルメックス授賞式報告
11月25日 有楽町朝日ホール
最優秀作品はインドネシアの女性監督作品2作に!

受賞者と審査員一同 撮影 景山 咲子

有楽町朝日ホールやTOHOシネマズ日劇で11月18日~26日まで開催されていた第18回東京フィルメックス。11月25日に有楽町朝日ホールで行われた授賞式でコンペティションなどの受賞作が発表された。

原一男審査員長から、「例年とはちょっと違う結論を出しました。最優秀作品賞をインドネシアの女性監督『殺人者マルリナ』『見えるもの、見えざるもの』の2本にしました」と発表があり、今年は最優秀作品賞が2作に。2作が最優秀作品賞に選ばれるのは、同映画祭史上初のこと。

原一男審査員長の「観客の皆さんも今回のラインナップを審査するつもりで観てほしい」という提案から始まった今年のフィルメックスだったが、コンペティション部門の作品すべてに、審査員コメントがあるなど、例年と違う、意表をつく展開。受賞理由も詩で語られた。


原一男審査員長 撮影 宮崎暁美

授賞式の最後には原一男審査員長から


原一男審査員長 撮影 宮崎暁美
「作家を育てるのは映画祭です。そういう問題意識でフィルメックスが存在しています。でも敢えて言うなら観客が映画作家を育てます。映画の質を上げようと思うと、観客の作品を読み解く能力が低いと作家は育ちません。確信に満ちてそう言います。ドキュメンタリーの世界で言いますが、日本映画でドキュメンタリーはいっぱい作られていますが、映画館に観に行くとガックリする。あまりにレベルが低い。でもそういう映画が良いという観客の声がたくさんあるんです。もう、私はうんざりします。という危機感を、皆さん、少し私のメッセージを考えてほしい。私の世代の要求が高いんですね。でも、今の観客が求める映画のレベルがちっとも高くないんじゃないかって、危機感を持っています。映画を読み取る能力が低いということは、国民の生きる力、センス、価値観が全部劣っているということを意味します。映画だけのことじゃないんです。日本人として生きている我々自身の能力、センス、パワーが劣化しているから、映画にもそれが現れていると思うんです。理屈っぽいことを言うようですが、私は昭和20年生まれ、防空壕の中で生まれました。今、戦後民主主義の危機です。その中で自分はどう生きるかということを、映画と向き合いながら自分自身の生き方を探っていく。なんか偉そうなことを言うようですが、72歳になった私は、私より若い人たちにそういうアジテーションを皆さんにプレゼントしたいと思います」

という問題提起で締めくくられたが、会場は大きな拍手に包まれた。

授賞式後のクロージング作品は、2016年に亡くなったイランのアッバス・キアロスタミ監督の遺作『24フレーム』が上映された。



東京フィルメックス報告記事一覧を文末に掲載しています。
ぜひ一覧表から記事を選んでお読みいただければ幸いです。



第18回東京フィルメックス コンペティション 受賞結果

コンペティション審査員:原一男(審査委員長:日本/映画監督)、國實瑞惠(日本/プロデューサー)、エレン・キム(韓国/映画祭プログラマー、映画プロデューサー)、ミレーナ・グレゴール(ドイツ/アルセナール芸術監督)、クラレンス・ツィ(香港/映画評論家)


左からエレン・キム、國實瑞惠、原一男、ミレーナ・グレゴール、クラレンス・ツィ  撮影:左右とも宮崎暁美

■最優秀作品賞


最優秀作品賞を発表する原一男監督 撮影 景山咲子

『殺人者マルリナ』 Marlina the Murderer in Four Acts
モーリー・スリヤ監督

(インドネシア、フランス、マレーシア、タイ/2017年/95分)

                            賞状を受け取るモーリー・スリヤ監督 撮影 宮崎暁美

授賞理由:原一男審査員長コメント

マカロニウエスタンの音楽に乗ってヒロインは戦う
敵は男
そして男性社会
今こそ復讐せよ
破壊せよ
強姦などに打ちひしがれる哀れな女を演じるのはもうやめよう
女性自らが新しい女性像を作ること
肉体的にも精神的にもタフな女性像を
エンターテイメント型アクション映画に込められたメッセージ
闘うヒロイン像を作り出した、イキのいい痛快な傑作の誕生です

モーリー・スリヤ監督受賞コメント


モーリー・スリヤ監督 撮影 景山咲子 

私の作品を選んでいただきありがとうございます。大変光栄に思っております。思いおこせば7年前、タレンツトーキョーの前身のイベントに参加しました。その時は、まさかこの場に立って受賞するとは思ってもみませんでした。感謝の言葉もありません。さらに光栄なのは、今回この場に一緒にいるのがカミラだということです。大変美しい映画を製作されて、私も大好きな映画です。もうひとつ嬉しい理由はフィルメックスのコンペティションにインドネシアの映画が初めて出品されたということです。そしてインドネシア映画2本が最優秀作品賞を取ることができた。そのことを大変誇りに思っています。


*『殺人者マルリナ』は、インドネシアのガリン・ヌグロホ監督の原案を基に構築されたもの。第70回カンヌ映画祭監督週間で上映されている。インドネシアの片田舎で、強盗団を殺害したマルリナが自らの正当性を証明するため、はるか離れた町の警察署へ向かう旅路を描いた物語で、西部劇を彷彿させる。



『見えるもの、見えざるもの』The Seen and Unseen
カミラ・アンディニ監督

(インドネシア、オランダ、オーストラリア、カタール/2017年/86分)

                         受賞理由を述べる原監督 撮影 宮崎暁美

受賞理由

双子としてこの世に生を受けた姉と弟
ほとんど同時に命を受けながら弟は死へ
姉は生の方へと双子は別離を強いられる
理不尽とも言える命のありよう
最後の別れを前に、命を慈しむように姉は弟をダンスに誘う
伝統と現代
現実とファンタジー
光りと影 昼と夜
過去の記憶と一瞬の現在
それらの混在こそが地上のパラダイス
新しくて懐かしさに満ちた傑作です

カミラ・アンディニ監督受賞コメント

信じられない気持ちでいっぱいです。感謝申し上げたいのは、今回最優秀作品賞を2作品選ぶという勇敢な決断をしていただきましたことを心からお礼申し上げます。インドネシアの映画監督として大変誇りに思います。今回2本ともインドネシアの作品ということですが、映画を作るアプローチというのは全く違います。これはインドネシア映画の多様性をある意味表現することができたのではないかと思います。今回受賞したことでさらに後押しを得たという気持ちでいっぱいです。これからも押されてどんどん良い映画作品を作っていきたいと思います


カミラ・アンディニ監督 撮影 左 景山咲子  右 宮崎暁美 


*『見えるもの、見えざるもの』は双子の話で、脳障害により病院のベッドに寝たきりの弟と看病する姉。10歳の少女を軸とした幻想譚。バリ島の伝説をモチーフにして作り上げた現実と幻想が混淆した神話的な世界。監督はガリン・ヌグロホ監督の娘で『鏡は嘘をつかない』が日本公開されているカミラ・アンディニ監督。



■観客賞

『ニッポン国VS泉南石綿(いしわた)村』 Sennan Asbestos Disaster

(原一男/日本/2017/215分)


観客賞受賞 撮影 宮崎暁美

原一男監督受賞コメント

皆さん驚いてらっしゃる? 私、審査員です。この映画は撮影に8年、編集に2年かかりましたが、この映画と並行して水俣病の映画をずっと撮っています。水俣病の方は撮影を始めて12年です。未だに形にならなっていません。水俣病は60年たっても未だに問題が解決していない。むしろもっと混迷を深めている。水俣病はかつて市民運動の頂点にあった。しかし、今、その熱量はかけらもありません。つまり映画にしにくいということです。だから泉南以上に水俣というのは難しいのだと日々思っています。『ニッポン国VS泉南石綿(いしわた)村』は、今日上映がありました。Q&Aの時に「この作品が面白いのかどうか自信が持てない」と、自分の気持ちを正直に言いました。山形でも観客賞を貰ったのですが、上映が終わった後、ニコニコ笑って私のほうへ寄ってきて「良かったです」って言ってくれる観客が何人もいました。それがすごく嬉しかった。それでも時間がたつと段々不安になります。そして、観客賞というのはこれで2度目です。だから自信持っていいんだなって、自分自身いま素直に喜べています。本当に心底嬉しくて、『水俣』も頑張ろうと、いま素直にそういう気持ちになっています。1年後に完成させるんだって、今、自分に言い聞かせています。みなさんありがとうございました。


左: 観客賞 原一男監督                 撮影 景山咲子
右: プレゼンテーターの市山尚三プログラム・ディレクター 撮影 宮崎暁美

*この作品は、東京フィルメックスでは観ていないのですが、すでに山形国際ドキュメンタリー映画祭2017で観ていて、こちらで作品紹介をしています。

・シネマジャーナルHP 特別記事
山形国際ドキュメンタリー映画祭2017  宮崎原稿
http://www.cinemajournal.net/special/2017/yamagata/index.html#p03

■学生審査員賞

学生審査員:シガヤダイスケ(日本大学芸術学部卒)、福田芽衣(東放学園映画専門学校卒)、鈴木ゆり子(国際基督教大学)


『泳ぎすぎた夜』 The Night I Swam

(ダミアン・マニヴェル、五十嵐耕平/日本、フランス/2017年/79分)

                            ダミアン・マニヴェル&五十嵐耕平監督 撮影 景山咲子

授賞理由:学生審査員 鈴木ゆり子


学生審査員鈴木ゆり子さん 撮影 景山咲子

孤独や家族を複雑に描こうとする作品が多い中、『泳ぎすぎた夜』はシンプルに見える映画だからこそ、一人の小さな子供のたった一夜から、私たちにまっすぐに届けられたように思います。それはとても希望に溢れたことで、同じ作り手として羨ましく思いました。 私たちはタカラくんを通して、忘れてはいけないのに忘れてしまった感覚を思い出しました。20年くらいしか生きていないのに勝手に大人ぶっていることを思い知らされ、恥ずかしく感じました。けれど、それは同時に私たちがここまで成長したことも確かなことなのだと、小さなタカラくんに教わりました。




ダミアン・マニヴェル監督受賞コメント

フィルメックスありがとうございます。この映画祭は素晴らしかった。ステューデントアワードは大切だと思う。あなたのコメントもとても素晴らしいと思う。私たちはすごく嬉しい(日本語で)


左 ダミアン・マニヴェル監督 右 五十嵐耕平監督  撮影 景山咲子

五十嵐耕平監督受賞コメント

学生審査員の皆さん、フィルメックスの皆さん、弘前の皆さん本当にありがとうございます。若い世代の方にこの映画を届けられたというのは、すごく誇りに思います。これは出会いについての映画だと思います。僕とダニエル、弘前とタカラ君との出会い。フィクションなのですけれども、タカラ君たち、弘前の現実と出会って、初めて映画を立ち上げていった。この映画を観た観客の皆さんも、この映画と出会い、そしてその関係を育んでいってもらえたら僕も嬉しいです。


■タレンツ・トーキョー・アワード2017

タレンツ・トーキョー2017 エキスパーツ(講師):
ペンエーグ・ラッタナルアーン(映画監督)、チェドミール・コラール(プロデューサー)、フレデリック・コルヴェズ(ワールド・セールス)、クリスティーネ・トロストロム(ベルリナーレ・タレンツ、プロジェクト・マネージャー)


『I wish I could HIBERNATE』
(ゾルジャーガル・ピュレヴダッシュ/モンゴル)

ゾルジャーガル・ピュレヴダッシュ監督受賞コメント

受賞して本当に嬉しい。今、ウランバートルでは大気汚染が非常に問題になっています。問題の解決には、モンゴルの人たちがお互いのことを理解することが一番必要なことだと思います。これはそのためのテーマです。ここに来て、素敵な人たちと出会い、エキスパートの人たちからも色々学んで、励みと刺激をもらいました


ゾルジャーガル・ピュレヴダッシュ監督 撮影 左 景山咲子 右 宮崎暁美

■スペシャル・メンション

※「タレンツ・トーキョー」は、映画監督やプロデューサーを目指すアジアからの参加者に、世界で活躍するためのノウハウや国際的なネットワーク構築の機会を提供する事業で、世界的に実績のある「ベルリン国際映画祭」と提携して実施しています。

『Doi Boy』 (スパッチャ・ティプセナ/タイ)




閉会宣言をする林加奈子東京フィルメックス・ディレクター 撮影 景山咲子


取材 景山咲子・宮崎暁美 記事まとめ 宮崎暁美 写真撮影 景山咲子・宮崎暁美


◆東京フィルメックスを振り返って◆

11月18日~26日まで開催されていた第18回東京フィルメックス。ほんとは毎日行きたかったけど、10月は山形国際ドキュメンタリー映画祭に8日行って、中国映画週間は7日間行き、東京国際映画祭も8日行ったので、最終試写がこのフィルメックスの期間中に3つくらい重なってしまった。それで、昼は試写に行き、フィルメックスの作品は、主に21:15からの回に行った。おかげで監督のQ&Aがある回をずいぶん聞きそこなった。ちょっと残念。それでも10作品観ることができた。

しかし、映画祭続きで、原稿をアップするのが間に合わず、先週やっと山形国際ドキュメンタリー映画祭のまとめ記事をシネマジャーナルHP特別記事に掲載する始末。東京フィルメックスの作品紹介などはスタッフ日記に、これから載せる予定ですが、観た中で一番印象に残ったのは、張艾嘉(シルヴィア・チャン)監督の『相愛相親』。主人公の母が亡くなり、以前に亡くなった父と、遺灰を一緒のお墓にしたいと思い、田舎にある父の遺灰を自分たちが暮らす都会の近くのお墓に移したいと考えるが、田舎にいる最初の妻や村の人々の反対にあい、争うというストーリー。現代の中国を舞台に3世代の女性の選択を描いている。お墓の移動について描かれた作品だったけど、私の叔母の家でも、今、そういう騒動が持ち上がっていて人事とは思えず、思わず感情移入してしまった。主人公を張艾嘉監督自身が演じ、夫役をなんと『盗馬賊 』や『青い凧』の田壮壮(ティエン・チュアンチュアン)監督が演じていて、いい味出していた。ぜひぜひ、この作品、日本で公開してほしい。

また、去年のフィルメックスで一番印象に残った作品は趙德胤(チャオ・ダーイン/ミディ・ジー)監督の『マンダレーへの道』だったけど、その趙德胤監督の作品『翡翠之城』が今年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された。これは監督の兄が翡翠を掘り当てようと翡翠鉱山で働く姿を撮ったドキュメンタリーだったけど、まさに、このような状況を撮ったことから『マンダレーへの道』は生まれたんだろうなと思うような作品だった。山形国際ドキュメンタリー映画祭のレポートは下記アドレスにあります。興味がある方はぜひ覗いてみてください。また、原一男監督の『ニッポン国VS泉南石綿(いしわた)村』の感想と映画祭レポートも山形国際ドキュメンタリー映画祭、宮崎の記事に掲載されています。(暁)

シネマジャーナルHP 特別記事 山形国際ドキュメンタリー映画祭2017
http://www.cinemajournal.net/special/2017/yamagata/index.html

来年は、ぜひまた中東の作品を!
シルヴィア・チャンの『相愛相親』で華々しく始まった今年のフィルメックス。
あまり通えなかったが、『馬を放つ』『氷の下』『シャーマンの村』など、印象深い作品に出会えた。
インドネシアの女性監督の作品が2本あると気になっていたが、どちらも時間的に観られなかったら、この2作品が最優秀賞に! 監督は二人ともまだ若くて、これからの作品も楽しみだ。
今年は中東の作品が少なくて、プログラミング・ディレクターの林加奈子さんから、「イラン1本しかなくてすみません」とお言葉が。世界のどこにいても、フィルメックスには日本に帰ってくるアミール・ナデリの姿も、今年は見えなくて、ちょっと寂しかった。
中東の映画好きの友人たちの顔がそろったのも、やっとクロージングのキアロスタミ監督の遺作『24 フレーム』の時。来年はまた中東の作品がたくさん観られることを今から楽しみにしたいと思う。林さん、市山さん、どうぞよろしくお願いします! (咲)



東京フィルメックス2017 報告記事一覧

スタッフ日記

●東京フィルメックス開幕! オープニング『相愛相親』シルヴィア・チャンが華麗に登壇(咲)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/454993042.html

●3年ブリの東京フィルメックスへ!! (千) (2017-11-20 00:00)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/455011458.html

●東京フィルメックス 中国映画『氷の下』ロシアの美しい風景と複雑なストーリーにため息 (咲)
(2017-11-22 09:46)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/455050291.html

●東京フィルメックス 中国映画『シャーマンの村』 病を治すのも神頼みの寒村 (咲)
(2017-11-23 12:32)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/455075484.html

●東京フィルメックス ワン・ビン監督の最新作が観たくて朝6時起き!! (千)
(2017-11-24 00:00)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/455083826.html

●現代美術アーティスト:シュー・ビン初監督作『とんぼの眼』を東京フイルメックスで (千)
 (2017-11-25 00:00)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/455186478.html

●第18回東京フィルメックス受賞作発表(暁) (2017-11-26 15:40)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/455142815.html

●第18回(2017)東京フィルメックスを振り返って (暁)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/455763071.html


ミッキーの毎日・映画三昧

■フィルメックス映画祭 (1)『殺人者マルリナ』(2017-11-21 06:03)
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/455025615.html

■フィルメックス映画祭(2)『私はゾンビと歩いた!』 (2017-11-22 00:14)
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/455044166.html

■フィルメックス映画祭(3)『シャーマンの村』 ☆『火葬人』は今週土曜日25日
(2017-11-22 17:45)
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/455059949.html

■フィルメックス映画祭(4)『ファンさん』
☆インターネット・ニュースより 『あまくない砂糖の話』 (2017-11-23 08:51)
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/455071334.html

(順次追加します)

「第19回東京フィルメックス」の開催は2018年11月17日(土)から25日(日)の予定。

◎総合入場者数 12,113人 (前年=13,163人)
…日劇3でのレイトショーへの平均入場者数は22%増、昨年から導入したU-25割は13.6%増を記録し、観客層の入れ替わりが感じられた。ただし、メイン会場の朝日ホールは平均入場者数が3.3%減となり、総合入場者数は約1,000人減(8%減)となった。

◎劇場観客動員数(実数) 10,861人 (前年=11,977人)
     上映作品本数=25本 (前年上映作品本数=22本)

◎サイド・イベント 1,192人 (前年=1,186人)
(タレンツ・トーキョー、スクエア・イベント、フォーラムなど)

◎上映作品本数 (全25作品)
コンペティション     9作品
特別招待作品       8作品
特別招待作品 フィルメックス・クラシック 2作品
特集上映 ジャック・ターナー 2作品
映画の時間プラス     4作品

return to top

本誌「シネマジャーナル」及びバックナンバーの問い合わせ: order@cinemajournal.net
このHPに関するご意見など: info@cinemajournal.net
このサイトの画像・記事等の無断転載・無断使用はご遠慮下さい。
掲載画像・元写真の使用を希望される場合はご連絡下さい。