女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

『ナイロビの蜂』

ナナムジカが歌う、日本版イメージソング「ひまわり」の生演奏付き試写会に行ってきました。

ナナムジカ
「ひまわり」を歌うナナムジカ

作品紹介

監督:フェルナンド・メイレレス(『シティ・オブ・ゴッド』)
出演:レイフ・ファインズ(『シンドラーのリスト』『イングリッシュ・ペイシェント』ほか)
レイチェル・ワイズ(『スカートの翼ひろげて』『コンスタンティン』ほか)

きっかけは、妻の死。たどり着いたのは、妻の愛。

英国外交官の夫。市民運動家の妻の突然の死にショックを受け、痛恨の思いが残る夫は、妻の死の原因を突き止めようと行動を始める。そして、妻の死に隠された陰謀があきらかになってゆく。
難民キャンプで活動を続ける妻は、難民を救うため配られている薬が、ほんとは臨床実験に使われていると知り、製薬会社と国家の機関との癒着を暴こうとした。その事実を突き止めた妻は、志半ばで何者かに殺されてしまったのだった。
妻は誰に殺されたのかを知るため、行動する夫はさまざまな妨害に会う。それにもひるまず、調査を続ける夫は、とうとう核心に近づいたが…。

製薬会社の人体実験という、社会問題を描きつつ、夫婦愛を描いた作品です。アフリカの景色の素晴らしさも堪能できる。



4/30 ヤマハホールで行われた、日本公開版イメージソング「ひまわり」を歌う、ナナムジカの生演奏付き試写会に行ってきました。ナナムジカは桐朋学園で本格的に音楽を学んだ、女性二人組のグループで、2005年「Ta-lila〜僕を見つけて〜」でデビュー。その後2006年2月、「くるりくるり」をリリース。この曲はTVドラマ「小早川伸木の恋」の主題歌になりました。
ナナムジカのボーカル西島梢さんのやわらかな歌声と、キーボード松藤由里さんの素晴らしい演奏が響き渡った試写会場でした。


ナナムジカのふたり     松藤由里さん
 
西島梢さん

5月13日(土)丸の内プラゼールほか、全国松竹、東急系にて公開。

公式HP http://www.nairobi.jp/

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(文・写真:宮崎)
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