このページはJavaScriptが使われています。
女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

第15回東京国際映画祭特別招待作品

『Jam Films ジャムフィルムズ』記者会見・舞台挨拶

東京国際映画祭第15回記念大会の特別招待作品である『Jam Films ジャムフィルムズ』。 豪華なキャストと、日本映画界で活躍中の7人の監督が集結して作られた作品である。 10月30日の作品上映前に記者会見が行われた。 話題の作品だけに集まったプレスの数は相当なもの。会場は大混雑で、 用意されたプレスシートが足りなくなってしまうほどだった(私ももらえませんでした)。 残念ながら、『ARITA』の岩井俊二監督はCM撮影のため、 『コールドスリープ』の飯田譲治監督、 『JUSTICE』に出演の妻夫木聡は新作の海外ロケ中のため、欠席だった。

河井信哉プロデューサー

河井信哉プロデューサー「短いけれどエンターテイメントなものをやろうということから始まった企画。 7つの作品を観ていただいて、それぞれの監督の思いを楽しんでもらえればと思います」

『the messenger−弔いは夜の果てで』

キャスト:魚谷佳苗、北村一輝

北村龍平監督
「音楽の世界ではミュージシャン同士でのコラボレーションがあるのに、 映画の世界では何故ないのだろうと思っていました。いい経験になりました」

『けん玉』

キャスト:山崎まさよし、篠原涼子

篠原哲雄監督
「今回はイキのいい瞬発力のある作品を作りたかった。 日本一けん玉の似合う山崎まさよし君と、 日本一ミンチを作るのがうまい篠原涼子さんに出演していただけて、 この作品ができました。僕の作品としては、珍しく少し笑える作品です」

『HIJIKI』

キャスト:佐々木蔵之介、秋山菜津子

堤幸彦監督
「貧乏コント担当です(笑)。 日本一困った顔のうまい佐々木蔵之介さんに出演していただいて、 この作品ができました。ここにいられるだけで光栄です」

『Pandora−Hong Kong Leg−』

キャスト:吉本多香美、麿赤兒

望月六郎監督
「エロス担当です(笑)。 若い人にもカップルにも、この7本の映画を楽しんでもらいたいです」

『JUSTICE』

キャスト:妻夫木聡、綾瀬はるか

行定勲監督
「青春担当です(笑)。自分の青春時代を描いてみました」

『ARITA』

監督:岩井俊二

キャスト:広末涼子

『コールドスリープ』

監督:飯田譲治

キャスト:大沢たかお、角田ともみ

北村監督、篠原監督、堤監督、望月監督、行定監督
左から北村監督、篠原監督、堤監督、望月監督、行定監督
角田ともみ、広末涼子、魚谷佳苗、北村一輝、山崎まさよし、篠原涼子、佐々木蔵之介、吉本多香美、綾瀬はるか
左から角田ともみ、広末涼子、魚谷佳苗、北村一輝、山崎まさよし、篠原涼子、佐々木蔵之介、吉本多香美、綾瀬はるか

続いて行われたシアターコクーンでの上映前にも、 キャスト、監督らによる舞台挨拶が行われた。

河井プロデューサー
河井プロデューサー
北村監督、魚谷佳苗
『the messenger−弔いは夜の果てで』北村監督と魚谷佳苗
山崎まさよし
『けん玉』山崎まさよし
篠原涼子
『けん玉』篠原涼子
佐々木蔵之介
『HIJIKI』佐々木蔵之介
秋山菜津子
『HIJIKI』秋山菜津子
吉本多香美
『Pandora−Hong Kong Leg−』吉本多香美
行定監督
『JUSTICE』行定監督
綾瀬はるか
『JUSTICE』綾瀬はるか
大沢たかお、角田ともみ
『コールドスリープ』大沢たかおと角田ともみ
広末涼子
『ARITA』広末涼子

★『Jam Films ジャムフィルムズ』は渋谷シネ・アミューズ他で公開中
http://jam-films.com/

return to top

(文・写真:大澤ゆみ)
本誌「シネマジャーナル」及びバックナンバーの問い合わせ:
order@cinemajournal.net
このHPに関するご意見など: info@cinemajournal.net
このサイトの画像・記事等の無断転載・無断使用はご遠慮下さい。
掲載画像・元写真の使用を希望される場合はご連絡下さい。