女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
[シネマジャーナル]
10号 (1989.04)  pp. 43 -- 44

読者からの手紙

雑誌有難うございました。最近は映画もテレビもほとんど見ないという生活をしている私ですが 「40代こんな映画が私を育ててくれました」は懐かしく読ませていただきました。 映画をよく見ていた頃が私にもあったのだななんて思って…

シネジャ九号届きました。先日『八月の鯨』を見ようと出かけたところ 行列がすごくて見れませんでした。

シネジャを置いてくれている古本やのH書店のおじさんが、 この本はこれからますます価値のあるものになるだろうといっていましたよ。 (ウッソー!でも嬉しい)

『私家版 今井 正』の試写会の券ありがとうございました。 会場は御年配の方が多く、たくさんの方に愛されているのだなーと思いました。

『リアンナ』のあいはらさんの文章(9号)説得力がありました。 私は女同士を扱ったものにひかれます。 女性だけのバーなんかでてきて珍しかったですよね。

こんにちわ。ふとした偶然で9号を手にしました。 私はここ2、3年映画にのめり込んでいるミーハー人間ですが、 周囲に同じ位のミーハーがいなくて退屈しています。 私は余程見たい作品でないと連れがいないと腰が重くなってしばしば見逃してしまいます。 ところで私も9号のまねをして88年のベスト10を選んでみました。 『マ力口二』『黒い瞳』『ワールド・アパート』『月の輝く夜に』『さよなら子供たち』 『背信の日々』『ウイズダム夢のかけら』『ラストエンペラー』『グッドモーニング・べトナム』 『友だちの恋人』の順です。ワーストは『太陽の帝国』です。最近は『レインマン』を観ました。 素晴らしかったです。 試写に行って、それから劇場でも観ました。

『背信の日々』の地畑さんの文を読んで題名しか知らなかった「アメリ力の狂気と悲劇」 買って読みました。

気仙沼の吾妻さんのところに切手を送りましたら早速可愛いミニコミ誌送って下さいました。 シネマジャーナルもいろんなとこに読者がいて楽しくなりますね。

今号のクイズ、最近の映画かなり見ていないハンデもあり32対26で娘に負けました。 次号で雪辱を果たします。(すみません、今号はクイズお休みです)

ビデオなんですけど『背徳の女?地獄をみた女たち』(アリダ・バリ他) ナチ収容所出身者のアフターケアの間題を含んだ映画で、気になりました。

四国の佐賀で『真昼の暗黒』の上映会をしますという知らせが届きました。 小さい町なのにがんばってますね。御成功を祈ります。

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