女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
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[2001/8/20][8/22 修正]

シネジャの目玉〜53号はここに注目



お待たせしました。シネマジャーナル53号ができあがりました!  スタッフが手納品しますので、取り扱い店に納品するまでに1週間前後かかると思われます。 もし、わざわざ出向いてお買い求めくださる方がいらっしゃいますなら、 入荷確認の電話を入れていただいたほうがよろしいかもしれません。



その1 香港金像獎レポート

定番、授賞式レポート、プレスルームレポートに加え、今回はいつもとちょっと違う趣向もあり。 プレゼンタートーク&受賞者コメントやちょっとSHOTがついてます。 パーティー会場でのミニインタビューは、ロイ・チョン、ウー・バイと渋系いい男にアタック。 さてさて皆様の反応はいかがでしょう?

その2 小家山晃インタビュー

小家山晃って誰?と思われた方、ヒントを差し上げます。 51号のインタビュー記事の中に 彼の名前が出てきます。 インタビューしたスタッフが言うには、 (映画の役とうってかわって)とっても素敵な人だそう。 その魅力を皆さんにお伝えする記事になっているかどうか……お楽しみに!

その3 ワヒーダー・ラフマーンインタビュー

この項は趣を変えて、インタビューをお願いした米原さんからいただきました、 素敵な文章をお読みいただきたいと思います。

「グル・ダット」「ワヒーダー・ラフマーン」この名前を聞いて、 すぐ誰だか答えられる人は日本で果たして何人いるでしょう。 グル・ダットは1951年監督デビューし、以来1964年39歳の若さで亡くなるまで、「紙の花」「渇き」等、インド映画史に残る名作を生み出したインドを代表する監督です。 ワヒーダー・ラフマーンはグル・ダット監督に「渇き」で発見され、 数々の作品で監督とタッグを組んだインドの大女優で、日本の女優で例えるならば、 「原 節子」のような存在だといえるでしょうか。彼女と監督は、恋愛関係にあったと 言われていますが、それを越える心と心の結びつき、信頼関係があったからこそ、 現代まで語り継がれる映画が作られたのだということは、作品を観ればおわかりになると思います。 現代映画には無い、映像美、重厚さ、哲学的示唆に富んだストーリーは、 インド人ばかりでなく日本人である私達にも感動を与えてくれます。

この3月、国際交流基金アジアセンターが主催するグル・ダット監督作品特集で 初来日したワヒーダーさんにインタビューすることができましたが、 グル・ダット監督との思い出はもちろんのこと、現代のインド映画界についての思いを、 身振り手振りを交えて丁寧に答えてくださり、初めは、緊張していた私もリラックスして 話を聞くことができました。特に今の映画について語る様子は女優というより、 普通の映画ファンという感じでとても親近感を持ちました。

インド映画は一時のブームが去り、日本で根付くことについては、 甚だ疑問があるところですが、グル・ダット作品のような名作を是非一般公開して 大勢の映画ファンに観てもらいたいものです。

その4 アンディ・ラウ100本記念特集

『痩身男女』も好調なアンディ・ラウに「おめでとう! これからも頑張ってね」 の気持ちをこめて、『ファイターズ・ブルース』記者会見レポート、 『痩身男女』日本ロケレポート、アンディの出演作を振り返るエッセイの小特集を設けました。 ファンの方はぜひ! そうでない方もぜひ!

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