女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
[シネマジャーナル]
22号 (1992.04)  p. 51

周潤發電影祭とゴッドギャンブラー

宮崎暁美

周潤發ってすごい! いやーまいってしまった。

彼ってコメディもけっこういけるのね。 周潤發電影祭でやっていた 『ゴールデン・ガイ』 『僕たちは天使じゃない』 『パラダイス・パラダイス』を見た。 『風の輝く朝に』を見て以来、 けっこう彼の出ている作品は見ていたけど、コメディは見たことがなかった。

大丈夫日記』も見逃していたので、 彼のコメディものを見るのは今回の周潤發電影祭が初めてだった。 それに同じ頃、バウスシアターで『ゴッドギャンブラー』(賭神)もやっていた。 おかげで短い間に四本もの彼の作品を見ることができた。満足、満足。

僕たちは天使じゃない』で見せたお調子者のプレイポーイ、 卵で顔をパックするシーンには思わず、ここまでやるー!と思ったし 『パラダイス・パラダイス』の女装にはまいってしまった。 『ゴールデン・ガイ』が一番好みだったけど、みんな楽しい映画だった。

シネマジャーナルでも、広島の山本さんや勝間さんがお薦めの彼だけど おかげで私もすっかりファンになってしまった。

そしてなんといっても『ゴッドギャンブラー』が良かった。 これのパロディ『賭聖』もぜひ見てみたい。

劉徳華や張学友、黄坤玄、それにBEYONDも初めて見たし、これからが楽しみ!  次は『阿飛正傳』だ!!

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