女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
[シネマジャーナル]
14号 (1990.04)   pp. 52--53

ちょっとSHOT

(このコーナーでは映画に関する皆さんの“何でも一言”をお待ちしています)


○ 『マンハッタンの二人の男』 はメルヴィルのニューヨークヘのラブレターだというけれど、 ロックフェラーの広場のクリスマスツリーもそのひとつなんですね。 今はもう日本のものなんて、日本人としてはなんとなーく罪深い気がします。 〈今年はUSAにいくぞ!〉

*

○ 『さすらい』を観た帰りの地下鉄で居眠ろうと目を閉じたら、 電車の動きに合わせてあの風景が頭の中を流れるので、眠れなくて困った。 〈眠り姫〉

*

○ 『美しすぎて』で、 超美人の妻を持ちながら気立てのいいだけの女を愛してしまう夫、 ベルナールを演じるジェラール・ドパルデュー。 『悪魔の陽の下に』や『カミーユ・クローデル』 などにも出演していてお目にかかる機会は多いのだけれど、 私はどうしても彼の“お尻のよう口鼻”が生理的にダメなのよね。 〈みいゆん〉

*

○ 『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の予告篇で、 あの曲のイントロが流れると、一緒に口ずさむ人が必ず一人はいる。 〈歌わない女〉

*

○ いくらシードホールの後ろの席が観づらいからって、 おしりに本とか敷いて座高を高くするようなヤツは、なぐってやリたい。 〈『膝と膝の間』で私の前に座ってた男性へ〉

*

○ 普通なら恥ずかしくてちょっと口に出すのがためらわれるような言葉でも、 映画の題名だと平気で言えてしまうのがコワイ。 『セックスと嘘とビデオテープ』とか。 〈Shy woman〉

*

○ 『島国根性』の予告篇は何度観ても面白い。〈りょう〉

*

○ 『レッツ・ゲット・ロスト』を観て、 C・ベイカーではなくE・コステロのCDを買いに走ってしまった。 〈有名な力メラマンのアートっぽい映像に眠ってしまうフトドキモノ〉

*

○ とある名画座で映画を観ている最中に、 目の隅を物スゴイ速さでチョロチョロする物体があるのを発見してから映画が終わるまで、 私の目はスクリーンと床を走る生物と二つのものを同時にとらえ続けることができる器用なものであることを知って、 そんな自分に自分で感心しちゃった。 〈マウス・ペット〉

*

○ 『スティール・マグノリア』は石井ふく子プロデュース、 橋田寿賀子脚本の日曜東芝劇場アメリ力版です。 〈オバタリアンの演技に気持ちいいくらい反応するアメリ力人についてゆけなかった黄色人種〉

*

○ ホドロフスキーの新作『サンタサングレ』 を三百人劇場ぐらいの暗さで観たいというのはゼータクだろうか。 〈私はシネマライズがキライだ!〉

*

○ Bunkamuraのル・シネマはシートがとっても座り心地良かった!〈チエック〉

*

○ 以前12チャンネルでやってた『俺はハマーだ』がビデオで出てとにかく嬉しい。 『レミントンスチール』も映画に関係してたけど、 『俺はハマーだ』は一作々々映画のパロディーだから、まじにオモシロイ。 『北北西に進路をとれ』とか『いつも心に太陽を』とか 『目撃者ジョンブック』とか…観てない人はぜひ観てくださいね。 〈ドロー刑事はほんとに美人!〉

*

○ 『俺達は天使じゃない』のロバート・デ・ニーロとショーン・ペンは、 そっくリだと思いませんか?〈こまどり姉妹〉

*

○ 『ダイ・ハード』は、ハラハラ、ドキドキで最高におもしろかった。 盆栽も、日本のインテリアもセンスよくしてくれていたし、 日本人と中国人との勘違いがなかったのはメデタシ、メデタシ。 〈大手企業の社長婦人〉

*

○ 『ニュー・シネマ・パラダイス』を観たいと思って銀座に二回もわざわざ行ったのに、 いずれも立ち見でメゲて帰ってきた。 観れないと思うとどうしても観たい。今度こそは観てやるぞ! 〈ショック〉

*

○ 『七月四日に生まれて』の、トム・クルーズ。 額の生え際の毛まで抜いて役作リをしたんだってね。 まだ映画を観ていないからその迫力はわからないけれど、そこまでやるなんて凄い…. 男って、うそででもハゲになんかなリたくないよね、きっと。 少しだけ、彼を見直した私です。 〈女だってハゲはいやよ〉

*

○ 『レス・ザン・ゼロ』のアンドリュー・マッカーシー君。 又してもおぼっちゃまのハマリ役。 でも、髪はもう短くしないでね。 セックスの時はもうちょっと女の子にタッチしてね。 〈アンドリューを愛する女〉

本誌「シネマジャーナル」及びバックナンバーの問い合わせ:
order@cinemajournal.net
このHPに関するご意見など: info@cinemajournal.net
このサイトの画像・記事等の無断転載・無断使用はご遠慮下さい。
掲載画像・元写真の使用を希望される場合はご連絡下さい。